みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
123.《ネタバレ》 名作を知らずに死ぬのは惜しいということで、チャップリンとヒッチコックを見ています。80作品ほどあるチャップリンですが有名作品は大分網羅しつつあります。 本作「ライムライト」はとても良い。しかしこの映画は全盛期のチャップリンを知っているという前提で見るべき作品で、カルヴェロ=チャップリンの過去の栄光を深く知っていればいるほど、カルヴェロが置かれている状況に共感できるウマい作りになっています。また、年齢的にもカルヴェロの年齢に近いほど共感を呼ぶ大人向けの作風にもなっていますので、裏を返せば若者にはあまり響かないのかもしれません。 設定自体はかなりご都合主義で、自分の子供より若い女性とこのようなウハウハなシチュエーションになることなどまずあり得ないし、しかもそれがプリマを約束されるような才能豊かな美女では、、あまりにも出来過ぎた話です。まあこの映画で描きたかった部分はそこではないのでしょうから、これに関しては華麗にスルーすべき部分だとは思いますが、ちょっと気になっちゃいました。 また、カルヴェロとテリーのバックボーンが軽い回想でしか描かれませんが、彼らの今の姿や言動から過去の彼らがいかに素晴らしい人間だったのか想像で補完する必要があります。この映画で一番に描きたかったのは本来人間としてあるべき「愛」の形、いわゆる「無償の愛」です。真に誠実な二人が出会い、真に誠実に、、互いを思いやった結果の物語になるよう、見ている側の人間の想像力をも試されるレベルの高い作品です。 バレエのシーンがこれ単体で見てもとてもよくできています。モノクロであるが故、テリーの姿が余計に美しく見えます。半面前半のカルヴェロのお寒いシーンは見ていて少々痛々しく、これが計算で成り立っているとするならお見事ですが・・。 真正面からストレートに、、老い、愛、生と死に向き合った名作です。嫌味がなくて美しい作品ですので、雑念や疑念を捨ててチャップリンが作り上げたこの世界観に飛び込んでみてください。映画ファンでしたら見るべき名作の一つなのは間違いない作品。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 9点(2025-01-13 23:16:37)(良:1票) 122.《ネタバレ》 チャップリンにとってのカルヴェロはチャップリンそのもの、彼自身であってけして誰の者でもなく、そこに描かれている世界は正しくチャップリンの世界であり、この映画の中でチャップリンが残したものは永遠に残るでしょう!とにかくチャップリンにとってこの映画が本当の意味での最後のチャップリン映画であって、その後の「ニューヨークの王様」や「伯爵夫人」はチャップリンにとっては自分を追放したアメリカに対する怒りで作っただけの映画であり本来のチャップリンの持っている優しさが感じられない別の物と思う。そんなチャップリンとバスター・キートンの夢の競演など見所いっぱいのこの映画、とにかくチャップリン映画としては最後の名作だと思います。 【青観】さん [DVD(字幕)] 9点(2021-02-07 17:24:55)(良:2票) 121.チャップリンの老いと愛をテーマにしたロマンチックな喜劇だとおもいます。 年を取ると共感してくる部分もより出てくるのかな。 人間は老いには勝てません。必死に彼女を生きてもらおうと応援していく姿はできそうでできないこと。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-25 23:59:29) 120.《ネタバレ》 この映画に描かれる「愛」は、男女のどちらの側からも、通常のそれよりも少しばかり崇高で純粋なものに、ただひたすらに美しいものの様に感じられる。残酷なのは、それほどに美しい二人の愛が、必ずしも互いを幸せにしていると言えない、ということか。否、幸せにしていると言えない様に「見える」ということか、とも思う。 二人は、限りなく幸福だった筈だ。互いに与え得る全ての献身を共有し分かち合うこと以上に、人が人を幸せに出来ることなどがあるだろうか。私が観た中で、最も美しく、最も幸福な映画だ。 【Yuki2Invy】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-07-24 02:24:59)(良:1票) 119.チャップリンの晩年の名作。それに違わない出来。 作品の中の主人公の言葉はチャップリン本人の思いが詰まっていると思わざるをえない。ただし、最後の流れには多少違和感が残る。もう少しひねりがあるかと思っていたがそういうものか。 主演の女性がとてもキレイだったという印章も強い。 (もう一度観た...チャップリンの本当の死を見ている、そんな気持ちになった) 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-07 11:44:13) 118.老いの哀しみ、時間経過の残酷さのようなものは伝わってくるものがあるが、もうちょっと年取って若い子に恋でもすればより切実に理解できるのだろうか。主人公のリアルな人生を作品に投影して鑑賞すれば違った感動があるのは確かであろうが、主人公がどういう人間であろうと、どういう人生であろうとそんな事には興味はなく、また作品とも無関係であり、単なる役者としてのみ鑑賞する人もいるわけで、その是非はここでは論じないが、映画鑑賞スタイルのあり方を考えさせられる作品でもある。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-29 11:10:03) 117.《ネタバレ》 チャップリンは最後までサイレント時代の無口なコメディアンのままでいりゃあ良いものを、初期の下品な映画を量産した自己嫌悪の念にかられ、若い頃の機敏な動きは衰え、自省の域に入った説教くさいジジイになったようだ。コメディアンが自省するようになったら、もはやお終い。 【festivaljapan】さん [DVD(字幕)] 4点(2019-06-29 10:54:45) 116.チャップリンでなければ成立しない。でも、残念ながらつまらなかった。劇中と同じように、喜劇は永遠には続かない。良い映画ではなく、良い喜劇を観たかった。 【Skycrawler】さん [地上波(字幕)] 6点(2017-01-22 19:09:42) 115.《ネタバレ》 チャップリンは様々な映画で人々の心に希望を灯し、次の旅先へ向い続けてきた。 それに一つの終止符を打つ「殺人狂時代」と「ライムライト」。 「キッド」や「カルメン」と違い真正面から死を見つめたこの2本は、一見正反対のようで根底には人の死が横たわる。 「ライムライト」は今まさに死が迫ろうとする女性の姿から物語は始まる。 街に溢れる音楽、アパートのある一室でぐったりとした美しい女性。右手の小さな瓶が総てを物語る。 その現場を目撃してしまうほろ酔いの男。 いつものチャップリンならドアを開けるまでにもう一騒動待ち受けているが、運命は彼に使命でも与えたかのようにドアを開けさせた。 何故かマイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガーの「赤い靴」を思い出してしまった。 あの作品も踊りを愛し、愛するが故に舞台の上で命を燃え上がらせる作品だった。ここでは、美しいプリマドンナを救うためにチャップリンという天使が現れたとしか思えない。 放って置きそうで黙って見過ごせない情、死ぬ事のつまらなさと生きる事の喜びを彼女にありったけ注ぐチャップリン。まるで最後の力を振り絞るように。 ノミのサーカスは「教授(チャップリンの教授)」以来の“復活”。 クレア・ブルームは命の恩人に惹かれていくが、チャップリンは「過去の人間」として「未来を歩みはじめた」彼女のために見守る愛を選ぶ。 かつての「サーカス」や「失恋」といった作品がそうであったように、チャップリンは本気でその人の事を愛してくれる人を見つけたら、潔く身を引いてしまう男なのさ。 彼は彼女を愛しているからこそ頬をひっぱたき、笑顔で励まし送り出してくれた。彼の愛が彼女の脚も動かしてしまう。 チャップリンとクレアのダンスシーンが本当にキレいでさあ。 ラストのバスター・キートンとの狂騒的なグランドフィナーレですら、笑えるのに切なくなってくる。それは上映時間が迫る「もうすぐお別れ」という感覚だからだろうか。二人の息の合った演目が素晴らしいほど、不安も大きくなる。 あんなに笑えてあんなに切なくなる“退場”の仕方って有りかよ。 道化師は去り、美しい白鳥が次の舞台を踊り続ける。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-06-11 23:38:22) 114.年輪を重ねるほど、この映画の良さがわかるのでしょうね。わかる人には・・・ 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-05 19:23:02) 113.チャップリンといえば、お馴染みの出で立ちでのサイレント映画、といった印象がやはり強いですが、この映画では宝石のようなセリフの数々に圧倒されました。この映画ほど、名言に溢れた映画を私は知りません。サイレントにこだわり続けた彼が、このようなトーキーの傑作を作ってくれたことに、心から感謝したいと思います。 【川本知佳】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-07-28 00:34:44) 112.《ネタバレ》 私自身「老い」を感じる今だからこそ共感できる事が多々あり、チャップリンの優しさと崇高さに涙しました。私が一番泣いたのはラストではなく、テリーがプリマと認められるオーデションの場面。 「君は真の芸術家だ」テリーの才能に感動して座ったままのカルベロ。彼の周りからライトが消えていくせつなさ。カルベロ自身がはっきりと自分はプリマ・テリーの為にならない存在だと分かった場面ではなかろうか(この映画の舞台クオリティは非常に高い。バレエのシーンなど、本当のバレエ演目としても通用するレベルである) 最後にお酒の力を借りて舞台を成功させるカルベロ。しかし、その代償は「死」である。 酒の力を借りれば笑わせる事が出来る、と証明したかったのかもしれない。 最後まで彼は舞台芸人だったのだ。 私はカルベロとチャンプリンの命がけで芸術を貫いたところが重なってみえた。 チャンプリンの様々な思いが詰まっているこの作品は、私にとって「愛しい作品」です。 【果月】さん [地上波(字幕)] 9点(2014-04-14 00:02:57) 111.初見は2003年、今は2014年、 時は十年経過し、二度目の観賞。 『クララが立った』とか『笑える場面が見い出せなかった』だとか、以前に書いてた愚かなレビューは怒りの削除。 なんでこんなに素晴らしい悲哀に満ちた愛の物語を軽く受け流していたのか、改めて見直してみて気付くこと出来ました。ライムライトの良さを 無償の真実愛を チャップの人生に重ね合わせて思えてしまうこの切ないメロディーを。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-03-16 17:38:37)(良:1票) 110.一見すると、非常にベーシックな感動系映画に思えるこの作品。実はこの手の映画としては異端児的な作品なんです。何が異端児か? 世の大半の感動系映画を思い浮かべてください。ほとんどの映画には「悪人」が出てきます。でもこの映画には出てきません。この違いは何か。実はハリウッド映画の大半は「悪とは自分の外に存在するものだ。君が不幸でいる時、それは社会の責任なんだ。ほら、目の前に悪い奴がいるだろう。そうそう、こいつの責任なんだ。うんうん、君は悪くないんだよ。被害者なんだよ」とする点では概ね一致するからです。それがライムライトという名のこの異端児は「悪とは自分の内に存在するものだ。君が不幸でいる時、それは君自身の弱さが問題なんだ。悪いのは君だ」と、ハリウッド映画界に喧嘩を売る様なとんでもない主張をします。この映画をおとなしい優等生映画だなんて思ったらとんでもない、これは天下の大ハリウッド様を著しく不機嫌にさせる不届き千万な映画なんです。「甘えるな!自分の運命は自分で切り開け!」このテーマをより効果的に伝える為にこそチャップリンは悪人を出さなかったんです。例えば、テリーを「パッシーーン!」と引っ叩くあのシーン。普通のハリウッド映画ならば大の大人が(まして主人公が)イタイケな少女を引っ叩くなどありえない。なぜありえないか?そういう作りになってるからです。通常の映画ならばあそこにいくまでの展開で「少女には借金取りだの関係を迫るオーナーだのといった悪い奴が日々付き纏い、同情の余地が十分にある」という話にしているからです。それでは引っ叩けない。もし引っ叩いたら「ちょ、ちょっとチャップリンさん、あーた何もそこまでせんでもええやねん…」という空気になってしまうでしょう。でも異端児ライムライトは違います。天才チャップリンの巧みな構成術によって「少女には一応同情の余地はあるんだが、なんとかがんばって欲しい」という絶妙の展開で進んできたからこそ、あそこでの「パッシーーン!」が生きてくる、とこういうわけなんです。この作品がいかにも世の左翼系の映画評論家が好きそうな話でありながら、チャップリン映画全体の中では今ひとつパッとしない(一応は褒めるんですが)評価でいるのは「いつもみたいに「悪いのは社会の責任だ」と言ってほしい」という彼らの願望を完全に満足させてくれないからではないでしょうか。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 9点(2013-11-25 16:36:57) 109.《ネタバレ》 全編を流れるのは老いがもたらす悲哀である。かつてどんなに勢力を誇っても、老いからくる衰えはどうしようもない。必死で過去の栄光を取り戻そうとする主人公の芸人がチャップリン本人と重なって見えるのも自然なことだと思う。 が、考えてみると不思議だ。普通の老人ならともかく、チャップリンは世界の喜劇王ではないか。確かにアメリカを追放されるなど困難な時もあったが、それで没落して死んだわけではなし、金銭的にも名声も人からうらやましがられることはあっても、他人をうらやむ必要はない。悲嘆にくれる必要はないのだ。それにカルベロは年の若いヒロインとの結婚を最後まで拒絶して死んでいくが、チャップリン本人は何度も結婚・離婚を繰り返し、最後の妻は30歳ほども年下であった。だから同じ芸人でもカルベロはチャップリンとは似ても似つかないとすら言えるのである。 これはひょっとすると「仮定」なのかもしれない。現実のチャップリンは大成功をおさめ、世界の喜劇王となった。だがもし芸人として名前がそこそこ売れても、それだけだったとしたら……? 成功した途端周囲を見下し馬鹿にする人間がいる一方で、どんなに出世しても苦しく貧しかったときのことを忘れないという人もいる。現実のチャップリンと劇中のカルベロは正反対の境遇にあるが、チャップリンが重なって見えるのはチャップリンがもちろん後者に属していたからだろう。 本作でもっとも感動的な場面はヒロインが歩けるようになる場面である。もうとっくに怪我自体は治っているが、ヒロインには歩くだけの勇気がない。カルベロがいかに励まそうと心を閉ざしてしまっている。だが、あるときカルベロが珍しく失意のどん底に落ち、ヒロインは彼を何とか励まそうとする。いつもの役割が逆になるわけだ。そして心から相手を励まそうとしたときに、自分でも思いもしない力がわき出て、ふと気がつかないうちに歩けるようになる。もっとも力強い勇気は他人を思いやることによって生まれるものなのだと教えているのである。「I'm walking!!!!」の絶叫とともにこの場面は忘れられない。 【空耳】さん [地上波(字幕)] 10点(2013-11-24 06:25:01)(良:1票) 108.《ネタバレ》 チャップリン晩年の代表作だけにハードルが高くなりすぎたのか、少し期待はずれ。 監督として峠を越えたチャップリンと、主人公のカルベロがだぶってみえる。 途中、カバレロのステージパフォーマンスで長くてダレてしまう。 ウケなくなっていた芸が再起の舞台で、シーンとしたアンコールからいきなり大喝采となったことに大きな違和感があった。 テリーの雇ったサクラではなく本物の歓声に変わったという表現だろうけど、それほどのパフォーマンスとは伝わらずちょっと無理があるように思えた。 ラストはもっとハッとするような展開を期待したが、カルベロの死も少し強引な印象もあって感動できない。 音楽は切なく美しいメロディで耳に残る。 かつてはスターコメディアンだったカルベロの凋落ぶりが切ない。 テリーとの純愛、若いネビルへの複雑な思い、舞台人としてのプライドが傷つけられていく様子がリアルで胸に迫る。 年の差を越えて支え合った二人の結ばれなかった悲恋をコメディ要素なしで描いたことが、チャップリンのイメージを覆されて意外だった。 チャップリンの喜劇人としての本音や人生哲学が主人公を通してうかがえ、明らかに自己投影したものであることがわかる。 チャップリンの集大成ともされているが、才気ほとばしる全盛期の勢いを失った悲哀も少し感じてしまう作品。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-20 22:33:03) 107.名作なのだろうが、チャップリンの他の作品以上のものとは思わない。私自身が中盤の帰ったお客と同じレベルだからなのだろうか。だけど、「テリーのテーマ」は名曲だと思う。あのもの悲しい哀愁に満ちた美しい曲は忘れることができない。ところで、チャップリンが左利きだということは以前から気づいていたけど、ヴァイオリンも左手で弾いているのにびっくり。あのヴァイオリンが左利き用に作られていたとしたら、質に入れるのにはもったいないほどの高価なものだと思うけど・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-16 22:49:37) 106.《ネタバレ》 胸に沁み入る珠玉の言葉の数々。名優チャップリンが人生をなぞったような、渾身の、でもふわりと柔らかい美しい映画です。女の子がどんどん輝きを増していって、ああこれは若いピアニストと一緒になるだろうな、鉄板だよなと思っていたらなんと彼女最期までチャップリンに寄り添うのだった。このへん、チャップリンたら自分の願望でしょそれ、とちょっと可笑しかったな。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-09-04 19:02:48) 105.《ネタバレ》 喜劇王晩年の力作。さびれた喜劇家と娘ほどの年頃のバレリーナとの淡い恋。自信を失い萎縮するバレリーナにお見舞いしたチャップリンの強烈なフック、唖然。自身を投影させる最期、感慨深いです。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-14 21:29:14) 104.《ネタバレ》 チャップリンが自身を投影して描いた人間賛歌であり人生賛歌。この映画がチャップリンのフィルモグラフィの集大成と思えるほど、様々な要素が凝縮されていると強く感じます。人生の辛さ・楽しさの両面を描き、男女のすれ違ってゆく愛を描き、忘れ去られる人間の悲哀を描き、バレエダンサーと喜劇俳優を通して芸術の素晴らしさを描く。こんな離れ業ができるフィルムメイカーはチャップリンを置いて他に思いつきません。映画というものに優劣は付けられませんが、この作品を観るとチャップリンが唯一無二の映画監督であると思えてなりません。劇中のカルヴェロの台詞に「時は偉大な作家だ。常に予想のつかない結末を書く」とあります。だからこそ人生は面白い。人生に戸惑い・疲れを感じたとき、この映画は特効薬になり得る1本であると思います。ビバ、人生! 【民朗】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-04-22 09:36:02)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS