みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
25.《ネタバレ》 シリーズの中では面白くない方の一本。マドンナ役の伊藤蘭が全く魅力無し。演技棒だし、艶かしさもないし…。 【はりねずみ】さん [インターネット(邦画)] 4点(2024-06-17 21:46:22) 24.《ネタバレ》 冒頭、やっと手に入れた妹夫婦のマイホームを、いつもなら粗暴な寅さんが必死に言葉を選びながら褒めるシーンはちょっと感動すらあります。 自分も辛いのに、あえて弟分に借金してまで祝い金を渡そうとする寅さん、それは受け取れないと拒むさくら夫婦双方の気持ちがわかるだけにここのシーンはなかなか辛いです。 今回のマドンナは自分の娘代わりの娘。だからこそ、父親が娘を取られた気分になって、幸せを案じるがあまり「俺がいたんじゃ何するか解らねえ」と去っていく不器用な愛情はちょっと感動しました。いつもの感じではなかったですが、それでも面白い作品でした。 【クリムゾン・キング】さん [映画館(邦画)] 7点(2024-01-10 23:22:03) 23.《ネタバレ》 シリーズ26作目。たまたま『学校』を観た直後。『黄色いハンカチ』以前から構想があったという夜間学校映画の、まさに試作品のような本作を観られたのは、なかなかなめぐり合わせ。 諏訪家がやっと手に入れたマイホーム。タタミ1畳分くらいの狭い庭、窓を開けると手が届きそうな隣の家、言葉を選んで褒める寅が素敵。そして「お兄ちゃんの部屋」は泣けるわ。いつまでも叔父叔母夫婦の家に頼ってないで、兄妹で独立したかまどを持とうとするさくらの考えと、義理の兄と妻の絆の強さに協力を惜しまない博。寅が悩んだ末に2万円も包んだ、嬉しい気持ちが伝わってくる。それに対しお釣りって…それは寅が怒っても仕方ない。 セブンイレブン。私も近所にセブンが出来たときのことを覚えてます。スプライトとかがデザインされたアメリカンヨーヨーが売ってましたね。店内に流れる長渕の順子。ついに寅さんが私の記憶にある時代に追いついたわ。 ちなみにキャンディーズは私が物心つく頃には解散してました。マドンナすみれは、寅のテキ屋仲間の娘。年齢の差もさることながら、仲間の娘ということもあって、最初から恋愛対象ではなく、親子のような構図です。うっかりお風呂を覗いてしまうところなんて、まさに娘と父親のあるあるネタ。 すみれの突然の朝帰り。「だって私、結婚するのその人と」まっすぐ寅の目を見るすみれに、それ以上怒れなくなって二階に上がってしまう寅。あぁ、娘を男に取られる父親の気分。今まで若いマドンナと青年の恋愛を応援する回はあっても、父親の立場でマドンナを見守る回は無かったと思います。 最後の入学願書もホロリと来ました。さくらと博はマイホームを持ち、満男は10歳になり、テキ屋仲間は死んで、その娘は結婚を考えている。'80年代に入り、寅なりに“俺もどこかからやり直さなきゃ”って思ったからなのかもしれません。 そうはいっても、あの2万円が源から借りただけってオチは、何歳になっても子供のままな寅をよく表現していました。 私は、前作が最終回でも良いと思ったくらいだから、本作はまさに『男はつらいよ・後編』のスタートです。 寅と同年代のマドンナばかりでは客層も固定されることを考えると、この路線変更はアリだと思いました。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-11-07 20:39:51) 22.《ネタバレ》 蘭ちゃんはキャンディーズでもしっかり者のお姉様リーダーだったわけなので、こういう純朴娘役にはやっぱり合わんよなあ。加えて、人と喋るのも苦手っぽい感じながら、初対面の警官にもいきなり食ってかかるなど、制作側の人格設定もどうしたかったのか分からない。さらに、元恋人との関係も脚本上上手く処理されておらず(朝帰りしてしまうってのも唐突だな~)、寅の旅立ちのあたりはグシャグシャな展開になっています。と、内容的には良いところが見当たらないのですが、これは蘭ちゃんの女優スタート時期の作品であり、その後の女優・伊藤蘭の誕生の礎となった功績は大きい。●再見して気づいたのですが、この作品って、いつもの「女性に惚れてフラれる寅さん」ではなく、「娘が彼氏とくっついたときにフラれたような気分になる父親」がやりたかったんですね。ただ、監督が手応えを感じなかったのか、以後の作品ではこの路線は影を潜めることになります。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-05 03:03:19)(良:1票) 21.いつものマドンナに恋する寅のと違って親代わりに徹する寅さんもなかなか良い。定時制高校の先生も味があるし、学校の雰囲気も心地よい。こういった作品はすがすがしく好きだなあ。、 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-01-30 19:28:50) 20.寅さんの年齢がこの時点で40歳ということが分かった。思ったよりも若いかも。 最初の喧嘩のシーンはネタ切れか..と思うような展開だったが、やはり同じ枠組みだった。伊藤蘭はマドンナという雰囲気も無かったので恋愛色はちょっと弱い回だった。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-12 15:37:15) 19.《ネタバレ》 ランちゃん可愛いね~よくわかんないけど北海道?訛りがとてもいい感じ。今作ではとらやの面々の優しさがいい!でも祝儀のお釣りってよく考えたもんだわ~、博さん、素直に受け取ればいいのにさ、とか思ったけどそうしちゃうとこの騒ぎもないしね(苦笑)。最初は保護者的立場でいわば子ども扱いしてたけど、朝帰りした瞬間の「大人」を感じさせる演出のもって行き方がにくい。脇を固める俳優さんたちの若き姿もとても良い、、、あき竹城さんって雰囲気そのまんまなんですね!とてもいい味だしていたとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-15 21:57:45) 18.《ネタバレ》 劇中で言ったように、このシリーズももう10年。寅さんもとうとう父親スタンスだ。……と思ったけれど、今回のマドンナはやはり伊藤蘭なんだな。前々回のように寅に似合う年頃のマドンナは今回はいない。 そんなわけで私には、今回寅が最後に旅立つという展開にちょっと無理な感じがするのだ。寅が女としてのすみれに惹かれている、という感じがしないせいだと思う。桃井かおりの時のように、その後の二人を見守るのが自然なような気がするのだ。 或いはもっとあからさまに、守護者としての寅よりも、(母と同じ轍を踏むかもしれないのを押して)青年を選んだというくらいの、すみれの描写があっても良かったのではなかろうか? まあ、それはそれとしてさすがランちゃんは可愛いわ。豊かが惚れるわけだ。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-29 12:17:50) 17.《ネタバレ》 ○どうも合わなかったかな。寅さんもだいぶお節介だし。○今回はマドンナという感じもしなかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-05-24 19:30:59) 16.《ネタバレ》 【仲間を偲んで 足を運んだ 奥尻篇。今回のマドンナ:伊藤蘭さん。】 まずは引越し祝いに包んであげた二万円の件について触れなくてはなりません。 彼は言っていました 直前まで一万円にするか二万円にするか迷っていましたと (分かる すごく分かるんですよね その状況とかその気持ち・・ ) 結果、彼は痛いコトは承知で二万円を包みました→ ところがどうして 受け取れないですと 五千円でいいです お釣りを渡しますからと・・ あまりにもヒドイじゃないすかこれ、とてもコメディとしては受け流せない部分だ (けども、そこが面白いんだからから十分受け入れるんですが ) 実は天才的脚本だと思ってしまう このセンス。大人になったものにしか判らないこの事情とそれを喜劇に取り入れサラッと笑える場面へと変えてしまったこのセンス。すごい。ホントこのシーンは身にしみるしずっと記憶に残ってゆくだろうすごい発想の脚本であったと思います。 しかし、やっとマイホームを手に入れた諏訪家なんですが、それは満男にとってもすごく嬉しい事だと思えるんですが、二階の勉強部屋とあの机は次回作から吉岡秀隆君のものとなってしまうのですよね 中村はやと君、10年近くに渡る満男役、どうもご苦労様でした。とても悲しいですけど さようなら。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-04-27 23:53:21)(良:2票) 15.寅さんは結局すみれに恋してたんやな。と思う。 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-04-20 21:08:46) 14.マドンナというかゲストはランちゃん。今回の寅さんは指南役のパターン。やっぱり恋愛が絡まないとちと物足りないけれど、ラストの寅さんの履歴書にはホロリとさせられそうに。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-10-08 21:59:33) 13.《ネタバレ》 マドンナは伊藤蘭。 キャンディーズ解散から2年後の作品である。彼女は、田舎の無教養で少しはすっぱだけど、純朴で熱意ある少女をうまく演じている。とにかく可愛らしい。今回の寅さんは、マドンナの父親役といったところ。いつもの恋騒動はないのだけど、伊藤蘭のことが可愛くて心配で仕方がないという父親のような寅さんの思いが泣かせる。そんな若いマドンナとの交流は『奮闘編』を思い出させる。 そして、伊藤蘭の通う定時制高校の教室でも人気者となる寅さん。最後に寅さんが勉強を志し学校に受験願書を出していたことをさくらが知らされるシーンには泣けた。その願書の寅さんの写真がすごくいいのだ。願書によれば、寅さんが生まれたのは昭和15年11月29日、御年40歳とのこと。(演じる渥美清が昭和3年生まれ) と騙されてしまうところだが、確か寅さんは15歳で家を飛び出し、20数年ぶりに葛飾柴又に帰郷したのが第1作。とすれば、その時37-8歳。(2作目でも38年前に産み落とされたと言っていた) 本作はそれから10年後なので、47-8歳のはず。寅さんは永遠の40歳という話もあるけど、その設定はあまりにも無理があるよ。(サザエさんじゃあるまいし。。。ん? 似たようなものか?) 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-04-29 23:18:33) 12.まずは寅さんが柴又に帰ってきてすぐ、さくらの新築した家を兄妹揃って見に行くシーンが素敵でした。「この空いている部屋は何だ?」「それはね、お兄ちゃんの部屋!」寅さんがさくらに説教される場面も多いですが、やはりこんな仲のいい二人の方がいいですねえ。それだけに、その後の新築祝いがちょっと切なかった・・・。マドンナは伊藤蘭演じるすみれ。マドンナに恋をする寅さんではなく、その関係は完全に保護者的なものでしたね。しかし、すみれが無事定時制高校に入学できるよう皆で一生懸命応援するとらやの人々のやさしさ、無事入学した定時制高校の受験競争とは無縁ですがあたたかみのある授業風景に心が和む作品でした。そして寅さんの履歴書。寅さんは中学中退で高校への入学資格が無かったことが判明。緊張した表情で写っている寅さんの写真が貼られた履歴書が何だか悲しかったです。 【とらや】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-09-28 21:08:49)(良:2票) 11.今回は寅さんの恋は置いておかれて、同じテキヤの娘を世話するというのが大まかなストーリーなんですが、何とも人情味あふれるエピソード満載で、こういうのも嫌いじゃないです。定時制高校でのトイレ掃除のエピソードも意表をつかれたけど、のちの「学校」シリーズにつながる原点を見ました。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2010-02-08 16:09:35) 10.《ネタバレ》 何というか、後の「学校」シリーズの原点とも言える作品ですね。その分、ギャグは控えめで「男はつらいよ」シリーズとしては正直物足りませんでした。 ストーリーも身勝手な寅さんが身勝手な若い娘に振り回される展開でイマイチでしたし・・・・。 【TM】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2010-01-04 12:23:45) 9.人に親切にするというのは本当に気持ちよくて良いことですね。寅屋のみんながとっても親切で、感動しました。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-04-03 20:19:31) 8.米倉斉加年は静かながら、見事な味わいを醸しだしていました。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:07:21) 7.《ネタバレ》 この映画のポイントは何と言ってもセブンイレブンじゃないでしょうか?ちょうど80年頃、家の近所にもセブンイレブンが出来て、小学生ながら便利な世の中になったもんだなあと思ったものです。コンビニの登場・隆盛により日本人の生活は一変します。奥尻のイカ工場から都会のコンビニで働くというギャップ。これからバブル経済がスタートしようとする時代の変化と、日本の古き良きモノを愛する寅さん(コンビニでは買い物しなさそう・・・)が段々住みにくくなる時代がやってくる事を暗示しているようにも感じます。 <追記>14年ぶりに再見。詩の朗読で学生たちが感動しているのに居眠りしている寅さん。ある意味労働の美化をあざ笑っているとも言えるこの対比的シーンは非常に印象的。今回は父親代わりとして恋愛要素はなかったようにも思えるが、「朝帰り」に怒って出て行ってしまうのはやはり「フラれた」と解釈可能であり、惚れていたと言えるのではないだろうか。願書を出したのも学びなおしというよりは、マドンナと一緒に居たいという気持ちの表れと考えるのが自然であるような気がする。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-14 18:39:41)(良:1票) 6.《ネタバレ》 今回の作品は、うーむ、何だか良かったなあ。というか感動した。今回の寅さんは、男女の仲としてマドンナに惚れるんじゃなくて、いわば父親的立場からの惚れ方、なんですね。ミリオンダラー・ベイビーみたいなもんですね、本作をハリウッドでリメイクするなら寅さん役はイーストウッドで決まり、ですね(何でやねん)。やはり父親にとっての娘ってのは限りなく恋愛対象に近い、あるいはそれを超える存在ですからね(←あくまで想像。何しろウチの娘はまだ0歳でちゅからね~。笑)。だから、いわば恒例である寅さんの失恋は、今回は、「娘」が他の男のもとにはしっていくという形になるわけで、何ともタマランものがあります(想像ですが。笑。←笑ってられるのも今のうち?)。ちなみにラストのお寺は、四国八十八箇所霊場の一番札所「霊山寺」ですね。一瞬、寅さんも今回ばかりはコタえて歩き遍路に挑戦するのかと思いましたが。そんなわけでともかく、父性愛がテーマのひとつにはなっているのですけども、その一方でしっかりと寅さんが稚気を発揮してくれているのが、嬉しくもあり、また切なくもあるところ。それが定時制高校のシーン。窓の外は夜、教室の明かりのもとに様々な年齢、様々な立場の人たちが集い授業を受ける独特の雰囲気のシーンだけれども、伊藤蘭を送り迎えするうちに、ついつい学校に入り浸る寅さん、やはりここにもしっかりと馴染んじゃう、このいつものノリに、ついつい苦笑。ここで、先生役の松村達雄が実にハマってる(おいちゃん役よりもピッタリ)。詩を朗読するシーンのうまさ、私も授業を受けてる気分になっちゃう。で、寅さんも仲間になりたいと思ったか、こっそり入学願書を出していたことが最後に発覚するけど、中学を卒業してない寅さんには入学資格が無いという残酷な事実(寅さんはそうとも知らず、中学中退の件を教室で楽しそうに語っていた!)、そして願書に貼られた写真の寅さんの、何とも言えないシカメッ面。本当に切ない気持ちになるシーンであります。とまあ、結構ホロリときちゃった作品なんですけども、バラエティに富んだ脇役陣、伏線を張り巡らした脚本の上手さなど、色々な面で楽しませてくれて、非常に魅力を感じた作品であります。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-08-14 00:09:34)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS