みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 海外では「The World of Geisha」のタイトルでそれなりに有名なようです。(本作の日本語版wikipediaはありませんが、英語版wikipediaはあります。)「初会の客に気をやるな」という掟があるにもかかわらず、客にイカされてしまう芸者が、あな恥ずかしとよがるシーンを中心に、熟年の芸者、まだ若く客を取る前で鍛錬中の芸者、恋人が兵役でなかなか逢えずに肉感的な芸者 などなどが織りなす情景を描いていきます。全体的に、そこそこリアルな感じなので、芸者の世界というのはこういうものなのかと興味はそそられますが、琴線に触れるもの、心踊るものがありませんでした。主役の宮下順子は可憐なものの、寝床のシーンが一本調子なので、もういいよと思ってしまいます。そこを他の芸者のエピソードで上手く補っているというか、何とか持たせてるというか。持たせ切れていないというか。相手の男にこれと言った魅力が見いだせないのも何だかなという感じで、逆にそれだけすごいテクなのかと勘ぐれなくもないわけですが何だかな。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-05-19 18:03:24) 2.《ネタバレ》 私はこの作品で神代監督の魅力に惹かれた。一つには宮下順子の美しさというのがあるんですけど、もう一つは、四畳半という密室という舞台を逆手にとって戦時前の昭和の色を出している事。全然、ロマンポルノじゃない。覗き見る視点であり、男が女を追いかけるが憲兵に呼び止められたり、突然終わるエンディングであり、一線を引いている感覚が常時付きまとう。並みではない、異端という感じがする。ポルノを超えようとしているのは同年の「女地獄 森は濡れた」を観れば納得します。 【NFC?】 【サーファローザ】さん [映画館(邦画)] 9点(2009-11-06 01:36:25) 1.《ネタバレ》 セックス・シーンがほとんどで、いかにも日活ロマンポルノといった感じの作品。 内容は非常に乏しく、当時の日活の低落ぶりを実感できる。 出てくる女優も魅力に欠ける。 そんな中、唯一楽しめたのが、部分に挿入される文字の数々。 なかなか含蓄のある面白い言葉が多かった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 3点(2008-08-08 01:21:41)
【点数情報】
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