みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.全国津々浦々を巡る物語にしては、どうも起伏がない。 そしてキャスティングにも魅力がない。 監督の新藤兼人の妻、乙羽信子は個人的に苦手な女優で、新藤兼人作品にはしょっちゅう出てくるだけに、新藤兼人作品は苦手というイメージがある。 本作でもそのマイナスイメージは払拭できず。 東北の寒々しい雰囲気はよく出ていたとは思うが。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-23 23:24:51) 2.凡作。まず竹山役に林隆三はミスキャスト。顔が似てないのは詮ないが、力んでいるだけで竹山の心の機微が出し切れていない。泥棒役で出ていた川谷拓三の方が適役に思う。あと、やたら母の乙羽信子が出すぎ。夫君たる監督の身びいきとは思いたくないが、余りにも頻出するので、ひとり旅の孤独感を薄らげてしまっている。そして、みんな芝居がオーバー気味なのに作風はドキュメンタリーチックなので、かなり不協和音を覚えた。 【丹羽飄逸】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2008-02-10 20:37:47) 1.新藤作品らしく題材は素晴らしい。東北の冬を生きることは目明きでさえ難しいことなのに、明治に生まれ、しかも盲目の竹山にとっては並大抵ではないと容易に想像できる。そんな竹山の壮絶な門付けの旅を映し出しているが、どうも俳優陣がこの過酷極まりない東北の人間には見えない。特に竹山を演じた林隆三などは垢抜けてるというか・・暗さがないというか・・どうも東北の人間、ぼさまには見えない。門付けして廻る家から出てくる爺さんや婆さんとどうしても比較してしまう。映像が素晴らしいだけに残念。日本の暗部を切り取った作品だけに、もっと思い切った配役を目指してほしかった。とはいったものの、こういった題材の作品を作るだけでも相当な苦労があり、この様な世界があると世に表した功績は大きいのはたしかである。高橋竹山や市川竹女といったぼさまたちや恐山のいたこたちの生き方にも頭が下がる思いである。 【カリプソ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-05 14:29:44)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS