みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
236.《ネタバレ》 “first blood”『最初の血=(相手が)先に仕掛けてきた』という意味だそうです。劇中トラウトマンとの無線のセリフで出てきます。 ランボー2公開直後のテレビ初放送で観ました(まだ2は観てないです)。当時のスタローンは、ムキムキ・マッチョな2の時と比べて、無駄な筋肉がなく、言い換えると線が細いんですね。映画自体も、戦場でドンパチするド派手な2と比べて、田舎町と山の中で、敵も田舎の警官で、想像より大人しめなアクション映画だなぁと、当時はそんな印象でした。 そして最悪だったのが、初見時、保安官ウィルがランボーに撃たれて以降、観るのを止めてしまったんですよ。親にチャンネル変えられたのか、他に観たいのがあったのか覚えてませんが『まぁ、良いかな』って思ってしまったんです。翌日学校で、みんな「最後が凄かったね」って。「ランボー泣き出して可愛そうだったね」って言うわけです、小学4年生の子供らが。私は『ランボーあれだけの騒ぎを起こして、最後泣き出すって、どういうこと??』って、理解できませんでした。 数年後('88年の金ロー?もう2は観ています)に観返すと、まず声が聞き慣れた低音ボイスのスタローン声(羽佐間道夫)でなく、若々しい声(渡辺謙)で驚きました。そして私が見逃した“最後”が、あまりに強烈でした。戦場で出来た友人は次々と死んでいき、帰ってきてからも仕事もなく孤独な毎日を送る。そこに来て警察での酷い扱い。怒りの奥底の悲しみが伝わってきました。警官を殺して、静かな街を恐怖に陥れたランボーの行為は社会的には“悪”と捉えられます。でもランボーの側から社会を観ることで、善悪なんてそんな単純な事情じゃないことを、観させてくれました。この映画で、どれだけのベトナム帰還兵の心が救われたことか。 そして渡辺さんの吹き替えが、まさに心を痛めた青年の叫びでした。羽佐間さんだとマッチョなオッサンのイメージなんですね。私もやっと、クラスのみんなの言っていることが解りました。エンディングの“It’s a Long Road”が染みます。 本作以降のシリーズのランボーとね、このファースト・ブラッドのジョン・ランボーは違うんですよ。別に人並みにしかアメリカを愛してないし、アメリカの愛なんてデッカイもの求めてないし、ただ戦場で心を痛めたちっぽけな自分を、いつまでも受け入れてくれないことに、驚いて、悲しんでるだけなんですよ。 ランボーを愛しているなら、至高の名作として、そっとしておいてあげるべきでした。特に3と5。そういうトコだぞ。 【K&K】さん [地上波(吹替)] 8点(2024-10-21 11:48:31)(良:1票) 235.こらこら、戦場じゃないんだから町を破壊するな。 【TERU】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-30 21:45:10) 234.どうせ、と見下していたのでが、世の中の常識・教養として見てみることにしました。 案の定単純なプロットで、無駄な行動も散見されます。後半でランボーは何がしたかったのでしょう?。逃亡?、報復?。 ラストは上官の勧めもあり、多勢に無勢で投降するという、意外性のないラストが消化不足でした。 ベトナム帰り云々というのも取って付けたようで浮いています。 でも、全体的には意外に楽しめました。悪徳警官への報復ものという要素が自分の好みなのかもしれません。ここでの評価は今一つのようですが、次作も見てみようと思います。 【傲霜】さん [地上波(字幕)] 7点(2024-07-22 12:50:36) 233.《ネタバレ》 ムキムキマッチョな戦闘の達人が、無双する話かと思っていました。 なんだかちょっとかわいそうな帰還兵の話でしたね~。 ランボーってこんな話だったんだ~。 田舎の保安官が、なぜここまでランボーを目の敵にするのか全く理解できませんでした。 この保安官たちが山狩りをして、逆にランボーに返り討ちにあっちゃうまでが、この映画のピークだったかなぁ・・・。 森での攻防は、いつの間にかランボー視点から保安官グループ視点に切り替わっているのが見事。 この自然な切り替わりが非常に巧く、追い詰められる獲物の緊張感を感じます。 その後は軍隊まで出てきて、ランボー1人じゃどうしようもないでしょっていう事態に。 坑道を脱出するまでが長くて、テンポの良かった前半に比べると若干ダレます。 後半、街に戻ってきて逆襲を始めるランボー。 ガソリンスタンドやお店や電気などのインフラを破壊しまくるランボー。 まあ、自分の命がかかっているので、致し方ないとは思いますが、街の人たちに責任はないので何とも複雑な気分に・・・。 で、そんな犠牲を払いながらも、保安官をやりこめる流れは見事。それなりに溜飲を下げることができます。 ところが、そこからラストまでの流れは、保安官たちの理不尽な仕打ちが世に出ることなくランボー1人が悪者にされたかのような後味の悪い結末。もやもやとした不快感。すっきりしないです~。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-07-07 20:38:07) 232.《ネタバレ》 "Nothing is Over!!... Nothing..." 溜まりに溜まった様々な鬱屈を最悪の形で爆発させたジョン・ランボー。 のどかな田舎町を戦場に変えてしまった彼。 事態沈静化の為に元上官が彼を諭す。 そして彼は絞り出すかの様に、ベトナムそして母国での惨状を堰を切った様に話し出す... 本作の日本での宣伝はシルベスター・スタローン=ロッキーの刷り込みが全世代に渡り出来上がっていた為なのか、 単純なアクション巨編としか取り扱っていなかった様に記憶している。 そんな能天気な日本の観客(もちろん当時中学生の私もその一人)に痛烈なメッセージを突き付けた本作。 「ベトナム戦争って一体どんな戦争だったんだろう...?」 小学校6年の時に観た「地獄の黙示録」で漠然と持った疑問が蘇った私は、アメリカ近代史を自己流で勉強し始めたのでした。 真に作り手が熱意を込めた映画って、観た人の人生に必ず何らかの楔を残していきますよね。 最近はそんな映画に出会う事が少なくなりました。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-06-11 18:30:37)(良:1票) 231.《ネタバレ》 久しぶりに観たけど、40年前の映画なのでアクションが古臭い、内容が単調で少々退屈。 ベトナム帰りで居場所が無いと言う社会的メッセージはラストの独白に集約される。 ランボー=乱暴というイメージが自分の中では焼き付いている。 続編は観るのは辞めておこう。 【とれびやん】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-11-15 00:24:17) 230.スタローンが孤独なベトナム帰還兵を好演しています。ランボーと保安官のどちらの心情も理解できます。最後ランボーが苦悩を一気に吐き出すシーンには圧倒されました。最初から最後までムダなシーンが一切なく、コンパクトにまとめられています。名作です。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2021-01-03 09:45:13) 229.長く続くシリーズの1作目は名作である、という好例の一つ。改めて観ると、テンポの良さが心地よい。 【クレイバード】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-06-28 11:12:31) 228.《ネタバレ》 ランボーも警察官も頭おかしいとしか思えない行動です。最後の上官への苦悩の告白シーンがなければ、とんでも映画やと思います。最後のシーンも自分だけが悲劇の主人公ぶってて心には響かないんですけどね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-05 21:00:16) 227.《ネタバレ》 初見は中学生の頃だったと思う、ドンパチイエーイ!なのを期待して色々好んで観てた頃ですね。改めて観ると帰還兵のやり場のない憤りを良く表現してるんだと思います。(頭では理解するものの、実態は知りません、だって身近には帰還兵さん居ませんでしたし)、プラトーンを観たのも同時期だったと思います。。。映画の深みに面白さがあるのだと知り、ドンパチで喜んでる自分は頭悪そうだなと気が付き始めた頃だと思います。。。。。。2以降はドンパチイエーイ重視になって行くんだけどそれはそれで、1周回って馬鹿馬鹿しいドンパチも結構好き、ドンパチイエーイ!w 【ないとれいん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2019-07-16 12:35:04)(笑:1票) 226.封切り時に鑑賞。全く印象に残っていない。つまらないとは感じていなかったが、面白くなかった。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-12-27 18:52:07) 225.映画ファンの私、なぜかロッキーもランボーも未見。 BSで特集を良いチャンスと思い、まず一作目。 男のロマン、男の憧れが詰まっていると感じました。 頭の固い女だった私は、昔観たらきっとロマンが理解出来なかった。 いい歳の今観るとランボーの意地っ張りと寂しさが良くわかる。 ランボーやトラウトマンの心情にうなづけます。 野球で例えれば剛速球のストレート。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-25 09:37:40) 224.《ネタバレ》 最高でした! ランボーの苦悩(元上官に打ち明けるシーン)は熱演で胸が熱くなりました。 カカシを作っているところ、木の枝でトラップを作るところ、松明をつくるところも大好きですが、(山じゃ俺が法律だ!) 上官に、思いを涙しながら苦しみを打ち明けるシーン。 このシーンがたまりません! ランボーのサバイバル術、アクションを楽しむもいいですが、 この映画の芯は、ランボーのベトナム戦争での苦しみを描いていることでしょう! 【へまち】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-08-20 13:39:28)(良:1票) 223.《ネタバレ》 悪徳保安官に蔑まれ、ガソリンスタンドを爆発させ村を壊滅させるランボー。 復讐が凄まじい。 【とむ】さん [地上波(吹替)] 4点(2017-07-22 21:27:48) 222.トラウトマン大佐が保安官や州警察に向かって言う台詞が大好き!「ランボーを助けに来たのではない。あなた方を助けに来たのだ。」ランボーのすごさを端的に表すいい台詞だ。安っぽいアクションものになりがちな展開をスタローンの代表作たらしめたのは、当時のアメリカが抱えるベトナムのトラウマだろう。戦争に勝てなかったという事実はもとより反戦的な風潮がベトナム帰還兵に冷たい視線を向けていた。その悲しみがこの映画のストーリーに深みと悲しみを与えている。好み50/50、演出12/15、脚本10/15、演技8/10、技術7/10、合計87/100→9/10点 【chachabone】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-03-15 23:10:09)(良:1票) 221.20年ぶりくらいに観ました。理不尽な官僚とのいざこざから、ランボーの戦いが始まる。強い強いランボーだが、時折見せる心の悲痛な叫びに訴えかけられるものがある。誰もが認めるアクション超大作であり、感動作でもある。次作も良いがまずはこれを観てからです。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-01-28 08:59:48) 220.《ネタバレ》 ウチの息子が幼稚園の時に初めて観て、大喜びしておりました。その後は、ロッキーを見てもランボーだ、クリフハンガーを見てもランボーだ、阿部寛を見てもランボーだと(まあ、似てなくはないですが・・・)。2作目や3作目はここまで関心示さなかったんですが、確かに、1作目ではスタローンもずっと線が細くって、ハングリーな感じがして、怒りを内に秘めた危うい印象がある。2作目以降は邦題に「怒りの~」がついているけど、肥大化したスタローンにはもはや怒りもヘッタクレも感じられず、息子が1作目のみにハマったのも、もっともかな、と(4作目はどうしようか)。 スタローン、本当に体張ってます。それも魅力。廃坑のシーンで、松明の火は相当熱かったと思うんですけど(絶対ヤケドしたと思う)全くそれを表情に出すことなく、ランボーになりきってますね。 で、いよいよ反撃に出る。奪ったトラックで走っていく山道は、前半、バイクでの逃走を描いた道でもある訳で、ああ、今、町に迫ってきているんだな、と。映画最初の方で、所払いをくらったランボーがブライアン・デネヒーに連れてこられる場所が「橋」。これが町の境を象徴している。そんでもって、ランボーの乗ったトラックが、ついに「橋」の検問を突破する場面で、ああとうとう町に侵入したんだな、と(でも何で前半と後半で、同じ橋でロケ撮影しなかったんでしょうね?)。 もはや絶対絶命のブライアン・デネヒー、それでも起死回生の逆転を狙い、絶望的な闘いに臨む彼の姿にもまた、シビれてしまいます。警察署の遠くで炎上するガソリンスタンド、アメリカの田舎町にはおよそ場違いなM60を抱え、闇にうごめくランボーの影。柱上トランスが破壊されて電気が消え、近所の銃砲店が爆破される。この警察署を中心に町が戦場と化していく様子が秀逸で、ますますブライアン・デネヒーの男も光ろうというもの。 ラスト、絶妙なタイミングでイイ感じに登場するトラウトマン。え、アンタもしかして、保安官が半殺しになるのを陰でこっそり見てたんじゃないのかよ。という訳で、トラウトマンってのはぜったい悪人だと思います、はい。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-10-06 17:15:07)(良:1票) (笑:2票) 219.ベトナム戦争帰還兵の心の傷を描く。序盤の静かな山水風景と、ラストのランボー告白による戦争批判のシーンは心に残る。 戦争でトラウマを抱えたランボーが過剰防衛で逃走、♪盗んだバイクを乗り回し♪てどうすんのよ。騒動きっかけの、よそ者に冷たい「おらが町さ」意識はどこでもある話。ランボーの非協力に対する保安官の仕打ちも度を越しており、両者はどっちもどっち。ランボー、保安官双方戦う必然性が弱い。お互い過剰な反応で事態悪化、これは、ささいなことから争い事になり、次第にエスカレートする姿を戦争に見立てれば優れた展開と思う。それ故、派手な超人的アクションは違和感があり、中盤のバトルはハリウッド的誇張が過ぎる。アクションを取るかテーマ(内省)を取るかで作風は大きく変わるだろうが、本作はどちらも追い求め、消化不良気味。 ランボーをロケット砲で倒したと思った軍人が記念撮影するシーンは、その後のイラク戦争における米軍の仕打ちを予見したかのようだ。このような体質は昔からあるのかもしれないが・・・。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-07 17:23:00) 218.シリーズで一番好き。ランボーの心情を丁寧に描いてる。ハリウッドあるあるで続編でヘンテコな路線に行っちゃうシリーズになってしまう。マッドマックス同様、ランボーは2からは超強くてラッキーな善人になってしまうのであった。でも是非1から見て欲しい。ランボーの立場を理解してやって欲しい。←何様 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-07 04:03:13) 217.《ネタバレ》 とにかくラストまでいまいちランボーのやってることが分からないところが良いですね。 スタローンの映画はしゃべらなければ、しゃべらないほどいい。 そして最後にトラウトマン大佐に訴えるシーンで大爆発。 シリーズ中唯一心と体の痛みが伝わる作品でもあります。 あと昔はランボー目線のみで観てたけど、今は州警察の気持ちもよくわかる。 【CBパークビュー】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-12-30 09:12:39)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS