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バベルの本

1996年【日】
アニメ
[バベルノホン]
新規登録(2004-10-17)【ひのと】さん

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監督山村浩二
演出山村浩二
作画山村浩二
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 俺が初めて山本浩二の世界観を味わった作品。
幼いころ、NHKでこれが流れた時はトラウマになった。が、不思議と何度も見てしまう魅力があった。

夕暮れの空を飛び交うカラス、電車を追う二人の子供。

椅子に置いて行かれた本からは風が吹きすさび、塔がそびえ立つ。その塔の中では人が本を読んでいる。文字が飛び出し様々な動物の形に変化する。
その小さい本にはクジラが泳いでいた。子供たちはその本の中を船に乗って冒険する。

子供たちが背負う魚よりも巨大な魚?クジラ?の化物が息をひそめる、赤い眼がギョロッと、子供たちは投げ出され、海水とともに飲まれるような迫力。
 
「忘れ物」を取りに来た男がギロりと睨み、再び置いていかれるものとページの中を跳ねる“主”。 すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 8点(2016-08-29 21:35:02)

2.《ネタバレ》 観ました観ました話題の『バベル』! いやあ日本パートでは役所広司と菊地凛子の息がピッタリ合って、彼らに襲いかかるブラピのクワッと開いた口がまたデカいこと…って、やめよう。時節柄やっておかねばらなぬお約束、虚しいボケだ。

えー、まずバスのオッサンの顔はホルヘ・ルイス・ボルヘスでおます。でもって彼の忘れた本を開くと、ページからバベルの塔がニョキ! …記号的な意味合いは明白というかまんまボルヘスが編纂した『バベルの図書館』、そして彼が古今の物語から怪獣の断片をかき集めた『幻獣辞典』ですな。内容的にも《京》だったか《翁》だったか、巨魚の項にこんな話があってね、個人的にはオドラデクとかミルメコレオとか、絵にしづらい奴をやって欲しかったんだけどまあいいか。このアニメは幻獣を描いた作品ではなく、『幻獣辞典』を「体験」してしまった者の脳内映像というのが正しいでしょう。
それ以上のモンでもないですが。とってもピュアな、とってもストレートなインスパイアです。

切り出した断片を紹介する事で、オリジナルよりも鮮やかな印象を読者へ投げ与えるのはボルヘスの得意技。この手法を使った最も有名な本『幻獣辞典』は、解説本としては極めて罪作りな内容でして、何しろコレ読んで期待して原典に当たったら全然面白くなかったヨーという経験多数(カフカの楽しみを教えてくれたのは感謝するけどさ)。本当にただ抜き出しただけなのに、原典より面白くなる魔法がかかってるとしか思えない(名付けて「幻獣ウルトラファイト」!…イマイチだ…)。そんなんだから憎まれてショーン・コネリーにやっつけられちゃうんだぞー…は、別の映画ですが…。
このあたりの「断片感」、そして「断片の方が全体よりも面白い」という感覚は、このアニメでも存分に描かれている。推察するに、山村浩二もオイラと同じに原典探しをしてガッカリした経験を持っているに相違ない。

余談だが、本作に登場する幻獣の登頂部は、後の『頭山』への布石になったと見た。まあボルヘスも落語『頭山』を知っていたら(奥さんは日系人だから可能性はある)『幻獣辞典』に入れていたかもしれないが…。 エスねこさん [DVD(邦画)] 5点(2007-05-01 04:11:06)

1.子供たちが偶然拾った本の中にあったのは、封印された古文書が並ぶ、秘密と禁忌の匂いのする隠匿された図書館。バベルの塔。彼らが垣間見てしまうのは、そこに圧縮された膨大な量のログのほんの欠片。それでもそれは、幻獣が闊歩する人智の及ばない世界の命がけの冒険譚。デジタル映像だけれど、なかなか味のある雰囲気が出ている。監督がインスパイアされたというJ.L.ボルヘスの「幻獣辞典」もその内読んでみたいと思いました。 ひのとさん 6点(2004-10-23 13:36:44)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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