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名探偵ポワロ エンドハウスの怪事件<TVM>

Agatha Christie's Poirot: Peril at End House
(Agatha Christie's Poirot II: Peril at End House)
1990年【英】 上映時間:103分
ドラマサスペンスTV映画シリーズもの犯罪ものミステリー小説の映画化
[メイタンテイポワロエンドハウスノカイジケン]
新規登録(2004-12-03)【A.O.D】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん


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演出山田悦司(日本語吹替版【NHK】)
キャストデヴィッド・スーシェ(男優)エルキュール・ポワロ
フィリップ・ジャクソン〔男優〕(男優)ジャップ警部
ポリー・ウォーカー(1966年生まれ)(女優)マグダラ・‘ニック’・バックリー
熊倉一雄エルキュール・ポワロ(日本語吹替版【NHK】)
富山敬ヘイスティングス(日本語吹替版【NHK】)
安原義人ヘイスティングス(日本語吹替版追加録音【NHK】)
坂口芳貞ジャップ警部(日本語吹替版【NHK】)
翠準子ミス・レモン(日本語吹替版【NHK】)
中村晃子マグダラ・‘ニック’・バックリー(日本語吹替版【NHK】)
前田昌明チャレンジャー中佐(日本語吹替版【NHK】)
原作アガサ・クリスティ「エンド・ハウスの怪事件」/「邪悪の家」
脚本クライヴ・エクストン
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 テレビシリーズ第2シーズンの第1話で、初の長編もの。これはNHKで放送される前に原作を読んでいたのですが、けっこう忠実に映像化されていたと記憶しています。それもあってかなかなかできがいい。動機が少々ややこしいというか回りくどいのですが、きちんと説明されていて、わけがわからなくことはないと思います。この作では恋文などの手がかりが、ミスリードであると同時に伏線にもなっているあたりがいいです。最後にニックが死んだことにするというのは、むしろ視聴者を引っかける策略と言え、なかなか面白い趣向です。

レギュラーメンバーではミス・レモンが後半から登場しますが、最後の“降霊術”で愉快な活躍をしてくれます。かなり笑わせてもらいました。本作のミス・レモンは衣装替えも多く、なかなか魅力的です。最後に4人揃ってアイスを食べる場面はなんとも和気藹々としていて、やはりこういうところがこのシリーズの人気の秘密なのだと思えます。ちなみにポリー・ウォーカーは映画はもとより、テレビにも初出演だったようですが、それでこのような重要な役割を与えられるとは、かなり高く評価されていたのでしょう。 アングロファイルさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-01-15 20:49:52)

3.《ネタバレ》 命を狙われたヒロインが実は犯人、というのはよくあるパターンで、「嫌いな黒のドレス」で犯人はわかってしまいましたが、犯人役の女性のキャラクターのおかげで、見事にだまされました。最初の、天真爛漫でちょっと能天気なキャラから一変、最後に信じられない汚い言葉を吐く犯人・・・そのギャップが見事でしたね。
このポワロシリーズ、コロンボとはひと味違った面白味がありますが、この作品に限らず、アガサ・クリスティ原作の話は、今では「トリックや設定に無理がある」と思えるものが多いですね。「この人は、実は犯人の変装だった」とか「扉の向こうの声は犯人のものまねだった」ひどいものになると「腹話術だった」とか、机上の空論的な内容が多いですが、でもそのあたりは割り切ってしまえば、ドラマとして、今でも充分に楽しめるレベルだと思います。 ramoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-08 16:37:09)

2.《ネタバレ》 大富豪のシートン卿が亡くなる。遺産を受け継いだ甥のマイケル・シートンが、飛行機世界一周冒険旅行中に事故に遭うというニュースが流れる。シートンはマギー・バークレーと婚約中で、財産をマギーに与えるという遺書を残していた。お金に困っていたマギーの従姉でエンドハウスの主人ニック(美女)は、二人の婚約が秘密裡に行われていることを知っており、遺産奪取を企む。マギーを亡き者とし、正式名がマギーと同じマグダラであることを利用し、シートンと婚約していたのは自分だと主張する計画。
 先ず自分の命が何度も狙われているという作り話をし、ポアロの前で銃に撃たれたように芝居。ポアロの勧めで後見人としてマギーを呼び寄せる。自分のドレスをマギーに着せ、射殺。マギーが人違いで殺害されたと見せかける。なおも芝居を続け、自作自演の毒入りチョコをで食べる。あらかじめマギーの家からシートンからの手紙を盗んで自分の部屋に置いておくという小細工もしていた。ポアロはニックを死んだことにして捜査する。
【ミスリード】①エンドハウスの園丁夫婦がニックの偽の遺言状を作成。②ニックの友人たちが麻薬常習者。一人は麻薬売買で金を儲けている。③女友達のコートの中に拳銃。
【感想】事件が起こる前からポアロが絡み、展開する。いくつかの異なった証言があり、どちらから嘘をついているのだが、それがなかなか明らかにされず、最後までサスペンスが持続する。人違い殺人と見せかけたため、殺害動機が終盤まで不明。ミステリーとしてかろうじて合格ラインには達しているレベル。そもそも婚約者の取り替えは不可能だろう。いくら秘密にしていても周囲には分る。ニックがシートンの遺言の内容を知っていたことにも疑問がある。盗んだ手紙にしても宛先が違う筈だ。マギーだが、婚約者が事故で死んだかもしらないという重要な時にのこのこやって来るだろうか。毒チョコは誰に頼んで送ったのか。帽子を貫通した弾が座席近くに落ちていたのも不自然。ニック一人の犯罪としては無理が多く、誰か協力者を作ればよかった。命を狙われている本人が犯人だというのが最大のミスリードだが、他に大したミスリードもない。事件が一つしか起こらないのも物足りない。死んだふりや霊媒会などの小芝居は鼻白んだ。美女の演技は良かった。 よしのぶさん [ビデオ(吹替)] 6点(2010-12-09 22:30:13)

1.原作はアガサ・クリスティーの小説"邪悪の家"です。で、肝心の映画ですが、面白かったデス!このポアロシリーズはかなり完成度が高い。風景、セット、俳優にいたるまで完全にハマってます。 推理モノ好きのヒトは1度は見るべきシリーズ。ちなみに俺は完全に騙されました。 A.O.Dさん 7点(2004-12-03 10:53:27)

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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.75点
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