みんなのシネマレビュー

遥かなる山の呼び声

1980年【日】 上映時間:124分
ドラマ
[ハルカナルヤマノヨビゴエ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-10-27)【イニシャルK】さん


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督山田洋次
助監督五十嵐敬司
キャスト高倉健(男優)田島耕作
倍賞千恵子(女優)風見民子
吉岡秀隆(男優)風見武志
ハナ肇(男優)虻田太郎
武田鉄矢(男優)勝男
木ノ葉のこ(女優)佳代子
鈴木瑞穂(男優)島田駿一郎
粟津號(男優)虻田三郎
杉山とく子(女優)房子
笠井一彦(男優)刑事
園田裕久(男優)刑事
下川辰平(男優)護送員
土田桂司(男優)
佐藤京一(男優)
畑正憲(男優)獣医(特別出演)
渥美清(男優)人工授精師(特別出演)
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽佐藤勝
撮影高羽哲夫
製作島津清
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音松本隆司(調音)
中村寛
照明青木好文
その他IMAGICA(現像)
近森眞史(デジタルリマスター版監修)
あらすじ
雨の降りしきる夜。ある男(高倉健)が牧場に住む未亡人(倍賞千恵子)を訪れる。そこは、その未亡人と幼い子供(吉岡秀隆)の二人暮らし。女は最初、この男を警戒するが、「牧場で働かせて欲しい」という男の一言から様々なドラマが生まれていく・・・雄大な北海道の自然を舞台に、高倉健、倍賞千恵子主演、山田洋次監督によって描かれる一夏の美しい物語。

にじばぶ】さん(2009-09-02)
全てのをあらすじ参照する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
12345


92.全部見たわけではないですが、現在のところ寅さんを除いて最も好きな山田監督の作品です。
決して楽ではない酪農家の暮らし。山田監督は「男はつらいよ 知床慕情」でも小さな酪農家の厳しい現状に触れましたが、
女手一つで幼い息子を育てながら小さな牧場を営む化粧っけのない倍賞千恵子さんの何と美しいことか。
北海道に遅い春がやってきた頃に、母子のもとにやってきた1人の男。
やがて季節は移ろい、緑が美しい夏、そして実りの秋。そんな北海道の大地の自然の何と美しいことか。
少しずつ季節が移ろうかのように、少しずつ、少しずつ心の距離を埋めていく描写の1つ1つがいい。
そして長く厳しい北海道の冬。しかし、いつかはまた春がやって来る。それはこの2人にとっても。
それを確信させてくれるラストが感動的です。 とらやさん [DVD(字幕)] 9点(2019-11-02 10:38:18)(良:1票)

91.《ネタバレ》 これは北海道の雄大な自然が舞台だと言うのが大きいですね。
北海道が舞台じゃなかったら、このなんとも言えない清々しさはでないだろうなぁ。
耕作さんと民子の涙のラスト。良い人情映画です。 あろえりーなさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-01-07 19:28:17)

90.働く者の汗が美しい。共に懸命に働き生きることで生まれる何かは言葉では説明できない。そこに感動を覚える。
高倉健はいつものキャラだけど、今まで見た中で最高にカッコよかった。
「幸福の黄色いハンカチ」が少しチラついてしまったのが少し残念だった。ただそれでも間違いのない傑作だと思う。 さわきさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-17 17:53:25)

89.嵐の夜、母子二人で暮らす倍賞千恵子と満男(じゃないけど)の元に、ずぶ濡れの健さんが現れ、一晩泊めて欲しいという。いかにもアヤシゲな男なもんで、母は承諾しつつも警戒感全開。というのは至極もっともなんですけれど、しかし満男に(じゃないけど)「包丁隠しとけ」みたいなこと言ったりするのが何だか妙な気がして。自分達に危機が訪れているかもしれない、と思うならむしろ、息子にはそれを気取られぬよう、心配させないよう、あえて平気な態度をとって見せ、その気丈さがかえって本人の不安感を高める・・・っていう場面なんじゃないのかなあ、ここは。
この場面における「未知の男」に対する不安感ってのが、妙に機械的なんです。
しかしまあ、機械的というよりは「素朴」というべきか、こういう素朴さが、よいのかも知れませぬ。
素朴で、肝っ玉の強いところも見せ、一方では初恋の少女みたいにキャピキャピしたりもするオバチャン、こんな厚かましいにも程がある役を、厚かましさを感じさせることなく演じられるのが、倍賞千恵子というヒトのスゴさ、魅力ですね。
作品における酪農業の仕事の丹念な描写も、彼女の魅力を、そしてもちろん健さんの魅力を、際立たせています。
ただ、そりゃ健さんみたいな人がいたら、皆、好感持たざるを得ないだろ、母もホレりゃ息子もなつくだろ、というあまりにも当然すぎる展開、これでいいんだろうか。ま、観てて安心感はありますけどね。満男には(じゃないけど)物語を通じてもう少し成長してほしかった。 鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-14 09:25:10)

88.《ネタバレ》 倍賞千恵子と高倉健との取り合わせだけで、もう素晴らしい作品になるとは思っていたけれど。
北海道の雄大な自然を生かした日本映画史に残る名作、と言いたいところだけど、ちょっと冗長で古めかしい。
武田鉄矢が出てくるところとかもう少し削ってもいいと思う。
主役二人の演技とセリフにリアリティがあって良かったけど、善意に満ちた人物が多いので、現代日本に生きる我々からすると古めかしく違和感があるように感じちゃうんだろな。
でもラストの芝居シーンといい、よくできた映画であることは間違いない。 mhiroさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-09 20:40:21)

87.《ネタバレ》 心が動かされる作品。高倉健はやはり寡黙でシブいが、倍賞千恵子のいじらしさにやられました。最初こんな嵐の日に?みたいな謎めいた登場で相当警戒されてしまいますが、あまりの頼り甲斐と男らしさに、男勝りのしっかりもの倍賞千恵子も最後は心を掴まれてしまいます。ラストの電車内は感動的。ただただ、クサイ芝居に引き込まれました。また、何年か後に観たい作品ですね。 SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 10点(2016-08-22 00:22:32)

86.汗まみれになって働く倍賞千恵子の可愛らしいこと。高倉健が旅に出るといった時の失望、寂しさがめちゃくちゃ伝わりました。 nojiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-03-22 23:17:03)

85.そんなにいい?
山田洋次はやっぱり肌に合わないし、
高倉健も他の役者と比べて飛び抜けた魅力があるようには見えなかった。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 5点(2015-06-28 07:37:43)

84.《ネタバレ》 「幸福の黄色いハンカチ」と並び称される本作だが、何かとやかましい武田鉄矢の出番が少ない分(笑)、こちらの方が落ち着いて観られた。登場人物に寄り添い、時間の流れを丁寧に見せる手法は共通している。「幸福の~」では健さん達と一緒に旅をしているような気持ちにさせられたが、こちらは倍賞の牧場に健さんと一緒に住んでいるような思いにさせる力がある。だからこそ、健さんと母子が少しづつ家族のようになっていく姿に自然に共感してしまうのだ。その思いは草競馬のシーンでピークを迎えるわけだが、それまでに多くの時間をかけて丁寧に描いている分、その後の「転」「結」が劇的になるという、映画のお手本のような作品。本作の肝は倍賞の健さんに対する心の動きにあることは言うまでもないが、ここの描き方に手抜きがないので、自然に受け止められる。また本作の素晴らしさは北海道の描き方に嘘がないこと。酪農作業の所作や住居や家財道具、言葉や風習など相当な取材をして各シーンを作っていることが伺える(私が道東在住なので…)。これは子役の吉岡秀隆を含め、名作ドラマ「北の国から」にも繋がっていく流れにも感じた。ただ惜しむらくはタイトルが内容を反映しておらず、損をしている。例えば『望春』のような希望を感じさせるタイトルの方が良かったのではないだろうか。 田吾作さん [DVD(邦画)] 9点(2015-04-05 16:41:51)

83.見終わった直後の感想は「スッカスカの映画だな」。とにかく本筋と関係のないムダなシーンが多い。武田鉄矢も渥美清も不要。草競馬や祭りの場面もやたらと長い。ストーリーだけを真摯に撮れば、せいぜい30分のショートフィルムで十分な気がします。ついでにいえば、ハナ肇のキャラも幼稚で紋切り型。タイトルも意味不明。もしかすると、山田洋次という監督は「日本人=バカ」という前提で映画を作っているのではないか、と半ギレしてしまいました。
が、ここでの高評価に驚き、ざっくり読んでいるうちに考えが変わりました。雄大な景色を見れただけでいいじゃないか、素朴で善意の人がたくさん登場していいじゃないか、護送する列車・車両を特定できる奇跡が当たり前のように起きたっていいじゃないか、と。というわけで、「たいへん心温まる逸品です」。もう1度見るほど暇ではありませんが。
眉山さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-03-21 15:45:50)

82.《ネタバレ》 幸せの黄色のハンカチはとっても有名なんだけど、こちらはちょいとマイナーな印象の本作品。山田洋次監督大好きな友人より勧められ鑑賞致しました。少し狙った感ありな展開だけどとてもいいですね~。雄大な北海道の風景と倍賞さんと健さんのマッチングが素晴らしい、そして武志を演じる吉岡くんのこれまた可愛いこと! 悪役で登場のハナ肇もラストで泣かせる演技力を発揮してほんと素晴らしい。強いて言うと虻田3兄弟との決闘?シーンはチトショボイのが残念。渥美清・武田鉄也ほか多くの出演者の方々の役どころの采配も見事決まった一作。こんなにいいのにイマイチ知名度が低めなのはやっぱり微妙に合ってないタイトルのせいかなぁ、なんかモッタイナイナ~。ド派手な演出等はありませんがとても素晴らしい映画です、ぜひご鑑賞下さい。 Kanameさん [DVD(邦画)] 9点(2015-03-16 10:20:34)

81.《ネタバレ》 山田洋次作品をすべて見ているわけではありませんが、その中では一番感動した映画です。突然の訝しげな訪問者に初めは警戒感丸出しの母と子が次第に心を開きながら最後にクライマックスを迎えていきます。細部まで行き届いたさりげない演出と脇役も含めたキャスト陣の自然な演技により目いっぱい感情移入させられました。ストイックな高倉健もクールでよかったですが、健気でいじらしい倍賞千恵子に泣かされました。子役の吉岡秀隆も今よりずっと上手いと思います。ピンとこないタイトルですが中味は満点でした。 ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2015-03-13 23:05:18)

80.《ネタバレ》 まさに、山田洋次ファミリー総出演というような映画であると同時に、健さん映画の中の傑作の一つといっていい作品だ。古くさいストーリーはさておき、コメディ要素とシリアス要素のバランスが素晴らしく、飽きさせない。
この辺は男はつらいよと通じる山田ワールド炸裂という感じだ。そして最後のシーンがまた泣かせる。いかにもな山田映画なんだが、このわざとらしい、分かりきっている展開が逆にいい。亡くなるまで知らない映画だったのだが、この映画は健さんを語る上では外せない映画である。 シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-01-16 18:29:17)

79.“心が洗われる”とはこういうことか。と、思った。
北海道の雄大な自然の中で、人間が人間として“生きる”ことの難しさと、厳しさ、そしてそれらがあるからこそ見いだされる素晴らしさが、決して仰々しくなく少しずつ滲み出るように映し出される。
冬の厳しさが残る春、短いからこそかけがえのない夏、実りの秋、そして再び訪れる厳冬。四季の移ろいとともに描き出された一人の男と母息子の物語に、一言「いい」としか言いようがなかった。

必要以上に故人を美化する気はないけれど、死してなお銀幕の世界に生き続け、後世に至るまで愛され続けることこそが映画スターの究極の価値だと思う。そして、高倉健という人は、その価値に相応しい人物であったことを改めて感じ入る。

今作は高倉健主演映画ではあるが、同時に倍賞千恵子の主演映画でもあったと思う。
日に焼け泥にまみれながら一人息子と共に生きていく母親役の倍長千恵子からは、内に秘めた強さと脆さが同時に伝わってきて、切なく美しかった。

愛する人の死を経て、母子二人文字通り寄り添うように必死に生きていく姿は、映画の題材としてはあまりにありふれている筈だけれど、時代を越えて愛されるに相応しいドラマ性に満ちていた。
何気ない食事シーンや会話の中から、この母子が抱える悲しみと慈愛がじんわりと伝わってくる。
色々な国の映画を観てきているが、やはりこういった「表現」は日本映画ならではのものだと思うし、その一つの頂点に立つのが山田洋次という映画監督だと思う。

そして、この映画においてもう一つ特筆せずにはいられないのは、ハナ肇の最高の脇役ぶりだ。
ハナ肇が演じる「虻田太郎」というキャラクターは完全なる脇役であるけれど、序盤は「悪役」として登場し、「コメディリリーフ」となり、最後には「最も愛すべき存在」となってこの映画において無くてはならない存在感を見せてくれる。この人もまた日本映画史に残り続ける名脇役なのだと思い知った。

高倉健演じる主人公は、ついに最後まで母子の家で寝ることはなかった。
それでも一夏の共生によってこの3人の間に生まれた絆に、自分でも驚くくらい素直に涙が溢れた。
「幸福の黄色いハンカチ」と同様に、この先自分自身が歳を重ねつつ繰り返し観るほどに“深まる”映画だろう。 鉄腕麗人さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-14 01:37:37)

78.《ネタバレ》 良くも悪くも、無難にまとまった作品という印象です。「男はつらいよ」や「幸福の黄色いハンカチ」のような勢いが感じられなかったのが、そういう印象に繋がっているような気がします。ただ、ハナ肇が良い味を出していて、最後の演技はグッときました。 川本知佳さん [DVD(邦画)] 6点(2014-12-13 09:02:45)

77.《ネタバレ》 賠償さん演じる民子が主人公を待ち続けるという、何とも暗い話なんですが、日本人が大切にする心がわかって、ジーんと来ちゃうんです。
高倉健さんの傑作の一つです。 クロエさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-12-08 04:55:43)

76.素直にいい映画、と思える。しかも「日本的(って曖昧だけど)」な雰囲気が凄くする。北海道の風景がそうさせるところもあるかも。
何かを詰めて考えるようなものではないけど、どこかでこういった物語が展開されていてもいいな、と思う。 simpleさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-12-08 00:22:41)

75.かなり不自然な設定も多いが、全体としては爽やかに泣ける人情映画。
特にラストのやりとりには落涙を禁じ得ない。
中盤、高倉健のイメージビデオと化すのはご愛嬌(乗馬のシーン)。
個人的には『幸せの黄色いハンカチ』よりこっちの方が好きかな。 ポン酢太郎さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-01 00:31:42)

74.《ネタバレ》 健さんと倍賞美津子は相性ぴったり。安心して見ていられる。
ラストのハナ肇と倍賞千恵子の小芝居は、あくまで健さんと他人のフリを通したほうがオシャレだったかも。
『幸福の黄色いハンカチ』と幾つも類似点があり、『幸福~』が好みならこちらもきっと合うだろう。
吉岡秀隆は「北の国から」が始まるより以前だが、幼いながらも存在感がちゃんとあって純君の片鱗がうかがえる。
武田鉄矢は物語の展開に大きく絡んでくるのかと思ったら、顔見せ的な役であまり必要でなかった。 飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2014-11-01 21:55:02)

73.非常に良い映画だと思います。倍賞さんのすばらしい演じる姿。吉岡さんの子役もすばらしい。健さんは、そのもので良いって感じです。ハナ肇さんのベタさも途中からご愛嬌として観れました。 cogitoさん [DVD(邦画)] 8点(2014-07-27 17:52:17)

別のページへ
12345


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 92人
平均点数 8.08点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
422.17% line
533.26% line
677.61% line
71920.65% line
82527.17% line
91516.30% line
102122.83% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 8.50点 Review10人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review12人
4 音楽評価 8.20点 Review5人
5 感泣評価 8.55点 Review9人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS