みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
76.推しの“アイドル”が、自身がボーカル&ベースを務めるバンド名に「PEDRO」と名付けた理由が、今作に登場する主人公の唯一の友人の名からとったと知り、鑑賞。 ああ、なるほど、彼女がその名を付けた意味がよくわかった気がする。 さえない容姿、さえない友人、さえない家族、さえない生活、人生は往々にして“クソったれ”だけれど、それでも人生は、何かささやかなきっかけで、いくらでも光り輝く。 その輝き方は人それぞれで、他人の“眩しさ”と比べてみたって意味はない。 決して劇的な存在でなくとも、自分にとってはかけがえのないモノは必ず存在する。 それは、気になる同級生かもしれないし、転入してきた友人かもしれないし、下手くそなマンガかもしれないし、荒削りな音楽かもしれない。 そう、人生に必要なのは、ささやかだけれど何にも代え難い心の“拠り所”なのだ。 この青春コメディ映画は、国籍や年齢、性別にとらわれない普遍的な人間の馬鹿馬鹿しさと、それに伴う愛らしさをオフビートなユーモアの連続の中で、ワリとストレートに伝えてくる。 スクールカーストの底辺で、日々フラストレーションを溜めつつも、自分の“在り方”をブラさない主人公は、決して格好良くはないけれど、不思議な魅力を備えていた。 そして、前述の友人“ペドロ”をはじめ、主人公の周囲を取り巻くキャラクターたちも皆独特でクセが強い。 彼らが織りなすおかしな人間模様は、アメリカの片田舎の開放感と閉塞感が入り混じったような何とも言えない空気感も手伝って、どこか哀愁めいたものも感じる特異な喜劇を構築していた。 久しぶりにこの手のアメリカンコメディを観て、何だかフレッシュな気持ちにもなり、満足度は高い。 明らかにお金がかかっていないチープな映画だけれど、ランチの皿で表現したオープニングクレジットの愛らしさからも伝わってくるように、愛着を持たずにはいられない作品だった。 「VOTE FOR PEDRO」のTシャツ欲しい。アレを着て、「PEDRO」のLIVEに行きたい。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-02-23 00:12:33) 75.《ネタバレ》 あの邦題が原題に戻されて良かった。ローカル色の強い、無名俳優による超低予算コメディで、笑えると聞かれたらそれほどではないし、アメリカの片田舎らしい、排他的な地域で奮闘するマイノリティの日常として見た方が正解な気がする。あるあるだからこそ、同じ世界に住む人々が共感して大ヒットしたのだろう。自分には退屈だし記憶が飛び飛びだけど。主人公はダサくて当初は魅力すら感じないほど、クライマックスのダンスが際立ってくる。それで大きく変わるわけではない。ただ、憧れの女の子とちょっとだけ距離が近づき、「頑張れよ」と応援したくなるラスト、好き。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 00:11:24) 74.笑いのツボが滑りやすいオフビートの映画です。 最初のうちBGMのほのぼの感とキャラのミスマッチが面白くて期待していたのですが、話はありがちなものでした。 主役の二人の会話がビーバス&バットヘッドみたいだなと思って、お下品系でクールなのがあるのかと思っていたけど、なんとも上品なおばかさ。 違和感を感じて調べたら監督も主要キャストもモルモン教だからカースワードを使わないのだそうです。 ここがビーバス&バットヘッドとは大きな違いです。 自分とは合わない映画でした。 【omut】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-08-04 03:17:18) 73.《ネタバレ》 B級映画として、それなりに楽しめました。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-03-19 15:39:29) 72.人間はみな、例外なく、グロテスクで間抜けだ。マンガやアニメでは「人間が綺麗なもの」として描かれることが多い。だが、そんな人間は「いない」。みんな鼻糞ほじってる。ははは。笑うしかない。日常には変な間(ま)がいっぱいあって、どーしよーもない。そんなことを「面白く」切り取って見せてくれた映画だと思う。旧タイトル「バス男」は、それはそれで良かった気もするが、でも腹は立つ。★10点! 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-07-18 00:51:48)(良:2票) 71.関西人にオモシロクない人がいるように、米人にもオタクはいるわけで。という事をあらためて気づかせてくれるんだが、内容的には退屈で。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2015-04-24 09:30:03) 70.《ネタバレ》 キモダサのモテない君の脱力系学園青春コメディ。 ゆる~い空気と笑いがツボに合わず退屈だった。 ダンスシーンだけは人が変わったように見えたけど、立候補者はショーに参加しなくてもいいのだろうか…。 ジョン・ヘダーは素では普通にモテそうな男なので、イケてない男になりきった演技力には感心。 邦題の評判が極めて悪いようだが、流行りものに安易に乗っかると後で振り返って恥ずかしい思いをするのはよくあることで、この邦題を付けた人も今頃赤面してるかも。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-08-23 23:30:03) 69.《ネタバレ》 邦題がバス男ってことで敬遠してたが、邦題が変わりパッケージも一新。なんか面白そうな感じ…。 えっ、面白いか?俺は全然駄目だわ。ツボなのか…。とにかく退屈な映画にしか見えない。 そして、何故にもともとバス男って邦題だったのか? 【kontiki】さん [DVD(字幕)] 3点(2014-04-06 22:52:25) 68.《ネタバレ》 登場キャラがボケボケしているのんびり見れる映画でした。邦題のバス関係ないなぁ。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-28 18:14:35) 67.《ネタバレ》 かなり変な奴だが、そこそこ行動力があって、なかなか好感を持てる男だった。今でもアイダホの田舎で、ゆるーく毎日を過ごしていそう。 【ちゃか】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-10-15 13:22:28) 66.「日本一最低な邦題」の映画がタイトル変更に・・・という記事を見なければおそらく見ることはなかったであろう作品。 たしかにこれは「バス」男ではないです。 ただ、雰囲気は「バス男」です。 興業的に足を引っ張るような邦題がたくさんありますから、それよりはマシではないでしょうか。 それはさておき、内容のほうは何と言っていいやら・・・不思議な感覚でした。 シュールネタが売りのお笑い芸人のネタに爆笑することはなく、ジワジワと何かが来るのだと思いますが、この作品もそういった感覚だと思います。 ちなみに私はシュール系芸人のネタに爆笑どころかニヤリともできないせいなのか、この作品で笑いどころはほぼありませんでした。 おぎやはぎやバナナマンのネタで笑える人には合っているかもしれません。 コメディというよりは、むしろホノボノとした青春モノ?としてのんびり楽しめたかなと思います。 それにしても最後のほうのあの長ぁ~いダンスに唖然・・・脱力とはまさにこのこと。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-08-13 12:51:53) 65.日本の脱力系はほとんど好みになるが、これはツボにまったくハマらず。この邦題を付けた人の脱力感に興味が出たね。歴史的な邦題だわ。 【monteprince】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-08-09 23:00:01) 64.《ネタバレ》 ゆるい球を何度も何度も投げて、最後に直球なげる!120キロの球が、140キロに見える!良い映画ですね。 【わんたん】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-04 15:07:46)(良:2票) 63.ゆるいキャラ、雰囲気に好みは分かれるところだけど、主人公に魅力があって面白かった。アメリカの田舎でもスールカーストが存在するのがわかる。 【noji】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-04-21 09:23:07) 62.笑いのツボが合わなくて退屈してしまいました。 【アフロ】さん [地上波(吹替)] 3点(2013-03-25 16:41:49) 61.《ネタバレ》 この作品、制作費が400万円程度の超低予算でつくられたインデーズ映画らしいのです。 (当然宣伝費があるわけもなく)当初細々と上映されていたらしいのですが、口コミでその面白さが広がり全米で40億円を稼ぐ大ヒットなった伝説的な映画とのことです。映画などでアメリカの高校生活を描く場合、田舎でも結構イケてる美男美女が登場したりしますが、「おいおいそんな訳ねーだろ」と思っていたアメリカ人も多かったのでしょうね。 映画自体は、イケてなくて冴えないナポレオンなんだけど、彼はそんなことにまったくめげておらず、最初から最後まで全然変わらないところが潔かった。それでこそナポレオン・ダイナマイト。また、ナポレオンとレックスの熱くないけど深い部分で繋がっている友情もよかったですね。多少ご都合主義といわれようとも、主要登場人物の未来が明るい感じで終わるのも見終わったあと爽やかで好印象です。 ところで、ナポレオン・ダイナマイトを演じたジョン・へダー、某動画サイトで彼がインタビューを受けているのを見たのですが、なんとその素顔はトム・クルーズばりの超イケメンではありませんか。驚くというより、もう笑ってしまいました。役者は恐るべしと。 【kainy】さん [地上波(字幕)] 6点(2013-02-28 00:49:41)(良:1票) 60.田舎の高校生を主役にして日常生活をちょっと面白く描いた普通の映画でした。しかし内容が平坦で暇でないと鑑賞できないかもしれない作品ですね。ラマを使えばもっと面白かった筈です。 【SAT】さん [地上波(字幕)] 4点(2013-02-20 08:08:24) 59.《ネタバレ》 ギャグ漫画のような映画。みんな仲良くて平和で癒される。 史上最低な邦題だとは思うがこの酷さと本作ローファイさの相性は案外いい。 【reitengo】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-10-02 13:00:49)(良:1票) 58.クライマックスは良いんだが、少し眠かった。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-05 23:39:41) 57.《ネタバレ》 この邦題はいかん。主人公の名前("Napoleon Dynamite":原題)とキャラクター設定がキーなのに。しかし、その一方でアメリカでは、高校生が小学生などに交じって黄色いスクールバスで通学することは冴えない行動であると解釈される事実があるので、それを踏まえた上で、主人公の「冴えない奴度合い」を象徴するという意味を込めて「バス男」とつけたのであれば、なかなかやるな、と思える。と、とりあえず好意的にとらえる努力をしてみる。でもやはり、日本向けのタイトルとしては、(「電車男」とシンクロさせたという)タイミング的にまず最悪。それに、高校生のバス通学にまつわるアメリカでの事実が日本で知られているとは思えないので、結論としてはこれはいただけない。 でも、映画自体はものすごくよくできてる。インディーズならではの力の抜け具合で、爆笑は誘われないが何度もクスッとさせられる。主人公のみならず、彼を取り巻く主要人物が皆そろいもそろってイカれているのに、妙にリアルなのが面白い。友人ペドロは、ぼーっとしていてテンションが異様に低く置物みたいだし、エノキタケに顔書いてメガネかぶせたみたいな兄キップは、ネット恋愛中毒の三十路ニート。どいつもこいつも、出てきてただ突っ立ってるだけで、じわっとおかしさがこみあげてくる。また、主人公たちと対極にいる、いわゆる「イケてる」部類に属する人気者グループの生徒たちが、男女問わずそろいもそろってダサいところが、アメリカの田舎の現実を忠実に表現。ドキュメンタリー映画並み。 主人公は冴えないオタク男。というより不思議系妄想男という方がしっくりくる。空想上の動物や中世の戦士などの絵を描くのが好き(でもヘタクソ)。いじめられっこだがプライドが高く、いじめられても結構めげずにやり返したりする。必殺技は「ビンタ逃げ(私が勝手に命名)」=相手にいきなり真正面からビンタを食らわした直後、前のめりになって腕を胴体から離さずに小走りで逃げる。これが、屁で相手を煙に巻いてそのすきに逃げ出すスカンクみたいで、やたらかっこ悪い。 徹底したヘナチョコぶりで見るものを唖然とさせる主人公が、少しずつ好感度を上げていき、クライマックスでその意外な一面を暴発させる。このクライマックスシーンは映画史に残ると思う、マジで。 【黒蜥蜴】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-07-15 02:43:56)(良:1票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS