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元禄忠臣蔵 後編

1942年【日】 上映時間:112分
ドラマ時代劇シリーズものモノクロ映画歴史もの戯曲(舞台劇)の映画化
[ゲンロクチュウシングラコウヘン]
新規登録(2007-02-13)【いのうえ】さん
タイトル情報更新(2021-03-18)【イニシャルK】さん


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監督溝口健二(演出)
助監督酒井辰雄
キャスト河原崎長十郎(四代目)(男優)大石内蔵助
中村翫右衛門(男優)富森助右衛門
高峰三枝子(女優)おみの
市川右太衛門(男優)徳川綱豊
河津清三郎(男優)細川越中守
荒木忍(男優)渋川五太夫
梅村蓉子(女優)戸田局
山路ふみ子(女優)お喜世
市川莚司(男優)竹林唯七
市川笑太郎(男優)堀部弥兵衛
河原崎國太郎(五代目)(男優)磯貝十郎左衛門
三浦光子(女優)瑶泉院
河野秋武(男優)大石瀬左衛門(名義「山崎進蔵」)
原作真山青果
脚本原健一郎
依田義賢
音楽深井史郎(音楽監督)
作曲深井史郎
撮影杉山公平
製作松竹(京都撮影所)
配給松竹
美術水谷浩(美術監督)
新藤兼人(建築監督)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》  何と吃驚。まさかの討ち入り場面カット!
 「忠臣蔵」におけるクライマックスが、事の仔細を書状にて読み上げる形で、台詞のみで表現されてしまうのだから、唖然とさせられました。

 後に色々と調べてみたところ
 「溝口監督としては、忠臣蔵を撮るとしても、戦意高揚のプロパガンダ映画にはしたくないと考えており、血生臭い討ち入りの場面が存在しない『元禄忠臣蔵』を原作に選んだのではないか?」
 なんて推測も浮かんできたのですが、真相や如何に。

 いずれにしても、楽しみにしていた「溝口監督の描く吉良邸討ち入りの場面」を観られなかった事は、非常に残念でしたね。
 映画としては、その代わりのようにクライマックスとして「十郎左と、おみの」のエピソードを用意しており、それに関しては、実に溝口監督らしい仕上がりとなっていた為、満足。
 作中の台詞で「女の心」なんてワードが飛び出すだけでも(あぁ、溝口映画だなぁ……)と、奇妙な安堵感を味わえましたね。
 いっその事、もっとこのエピソードを中心に据えて、オーソドックスではない、外伝的な忠臣蔵映画として纏めた方が良かったんじゃないかな、と思えたくらいです。

 この映画を楽しむ上では
「忠臣蔵のストーリーを、殆ど知らない」
「討ち入りの場面が存在しない事を、予め知っている」
 という、いずれかの状態である事が望ましいのでしょうが、自分はどちらにも当てはまらなかったようで、実に無念。

 とはいえラストシーンにて、これから切腹を行う大石内蔵助の、満足気な笑みを湛えた姿を映し出して終わる形なのは、好みであり、嬉しかったですね。
 悲劇的でありながらも、仇討ちを遣り遂げた達成感が窺えて、ハッピーエンドとも呼べそうな雰囲気。

 期待していた内容とは違っていたけれど、その格調の高さゆえに「期待外れ」と評する事は憚られる……そんな映画でありました。 ゆきさん [DVD(邦画)] 5点(2016-09-13 18:13:33)(良:1票)


5.中盤、どうにも加東大介なキャストが気になり、後編の演者一覧にもやっぱりなかったため一層気になっていたのであるが、そのオチが彼が加東大介と名乗る以前の「市川莚司」としてクレジットされていたためであったことがのちに判明。喉に刺さっていた小骨が取れる瞬間。

そしてなんといってもここ一番での高峰三枝子の登場。「戸田家の兄妹」でお見かけした際には自分の中では桑野通子に持って行かれた感が強かったものの、今回の登場のタイミングとその状況が抜群、本作でのあの役どころは彼女しかない!と思わされた次第。

さて、次はどのバージョンに挑むか!?
keiさん [映画館(邦画)] 6点(2014-05-29 12:10:06)

4.これは原作の真山青果のせいなんだろうけど、まったく大石中心の話なわけね。群像ものではないし、吉良のほうもほとんど描かれない。第一討ち入りシーンがないんだもん。原作がそうなんだけど、これって当時の国策映画が兵隊さんの苦労話だけ描いて、敵が出てこない、ってことと似ている。大石のやったことがいかに善か、ということより、彼の内心の苦衷に共感しようとするほうが大事なんだ。だからあえて悪玉を描く必要がない。あえて中国侵略を正当化するアジテーションを必要としなかったこととパラレル。そういう意味では間違いなく本作もあの時代の国策映画であったわけだ。美しいとこと言ったら、まず冒頭、能舞台の裏手からクレーンで下降してきて大セットを収めていき、そのまま殿様のほうに寄っていく大移動。屋敷の中で吉良を見かけた翫右衛門が、すがりつく妹を引きずりながら奥へ向っていくシーン。長回しで廊下を回り歩いた果てにこれがくるのでいっそう効果があった。ただラストの高峰三枝子のエピソードは退屈だったな。もう疲れてたし。 なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-09 10:22:56)

3.《ネタバレ》 前篇は、かたぐるしい公の場での出来事が中心であったが、後篇はうって代わって人情劇に。

これが功を奏したのだ。

比較的、分かり易いセリフが増えたせいか、物語に入っていくことができた。

特に討ち入り後の切腹前のシーンは素晴らしかった。


一同は切腹を前にして落ち込むどころか宴会を始める。

死を前にしていくら覚悟を決めたお侍とはいえ、心中穏やかではないはず。

それとも、あだ討ちをしてあとは切腹という制裁を待つだけだから、立派なお侍として気は晴れやかなのか?


どちらかは分からないが、とにかくこの宴会シーンの表面的な騒がしさとその裏に潜む哀しさの対比がとても良い。

死を覚悟した男達の、鬼気迫る宴会シーン。

これは見応えアリの必見シーンだ。


大石内蔵助を演じた河原崎長十郎と、富森助右衛門を演じた中村翫右衛門の二人。
これが何とも素晴らしかった。

『人情紙風船』(山中貞雄)でも共演したこの二人。

本作でも、あの時と負けず劣らずの素晴らしい演技。

特に河原崎長十郎の理屈くさいセリフの数々が、妙に説得力を発揮していて、十二分に引き込まれた。


ところで、本作は最近いっせい発売された溝口健二のDVDをレンタルして観たもの。

それらのDVDには、付録として新藤兼人のインタビューが収録されている。

新藤兼人は本作『元禄忠臣蔵』で“建築監督”を担当していたせいか、他作品に比べ、本作へのインタビューの受け応えはかなりの熱の入れよう。

そして、その話の内容も非常に興味ひかれるものであった。

本編もそうだが、この新藤兼人のインタビューも必見である。


特に驚いたのは、本作の予算。

なんと、当時の映画5本分の予算が本作の江戸城松の廊下のみに使われたというのだから驚き。

国家予算から出ていたとのこと。

これは膨大な数字だが、本作であのセットを見れば間違いなく納得するはず。

はっきりいってズッコケます。
あれを映画のためだけに作ったとは・・・

いくら国家予算とはいえ、溝口健二やりすぎです。 にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-02 23:24:30)(良:1票)

2.《ネタバレ》 「前篇」で見せた松の廊下シーンと切腹へと向かうシーンを合わせた様な、横へ上へと自在に移動するカメラワークに圧倒されるという最適なオープニングがまず目に飛び込んでくる。衣装から建築物まで本物に拘ったリアリズムはそのままに、史実に忠実であっただろう「前篇」に対し、この「後篇」では大きく3つのエピソードを差し込むことでドラマチックさを出している。はやる義士の一人を将軍自ら涙ながらに嗜めるというちょいと説明調な人情劇、亡き浅野の妻、瑶泉院にけして本心を告げない大石の細心さを見て取れるエピソード、そして義士の一人の許婚との死を目前とした恋愛劇の3つ。「忠臣蔵」という溝口には不似合いな題材において、この3つのエピソードが溝口らしさを出したとは思わないが、誰もが知る「忠臣蔵」を新鮮な気持ちで楽しむには面白いエピソードだと思いました。公の場の会話が多かった「前篇」に比べ「後篇」は感情のこもった会話が多く、物語に入り込みやすくて好きです。 R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2007-04-19 12:04:49)

1.《ネタバレ》 全編に引き続き鑑賞。これもすばらしい。有名な、討ち入り場面のない忠臣蔵、そのドラマの描き方に見事に説得力がある。いや、もちろん、原作の真山青果がそうしたのですが、それを後編でも溝口は見事に「映画」にしている。歌舞伎が映画になって成功した、非常にいいサンプルです。 いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-02-13 23:29:39)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
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200.00% line
300.00% line
400.00% line
5116.67% line
6116.67% line
7350.00% line
8116.67% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人

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