みんなのシネマレビュー

遠くの空に消えた

2007年【日】 上映時間:144分
ドラマファンタジー青春もの
[トオクノソラニキエタ]
新規登録(2007-08-31)【ParaP】さん
タイトル情報更新(2021-05-10)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-08-18)


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監督行定勲
キャスト神木隆之介(男優)楠木亮介
大後寿々花(女優)柏手ヒハル
ささの友間(男優)土田公平
長塚圭史(男優)赤星
鈴木砂羽(女優)土田スミ
田中哲司(男優)トバ
伊藤歩(女優)サワコ先生
柏原崇(男優)成人後の楠木亮介
中島ひろ子(女優)ヒハルの母
キタキマユ(女優)客室乗務員(先輩)
小日向文世(男優)土田信平
守山玲愛(女優)馬酔村の子供たち
石橋蓮司(男優)天童
大竹しのぶ(女優)BAR「花園」ママ
三浦友和(男優)楠木雄一郎
森下能幸(男優)
三浦誠己(男優)
神楽坂恵(女優)
でんでん(男優)
高橋真唯(女優)
チャン・チェン(男優)スミス提督
クリスチャン・ストームズ(男優)
千うらら(女優)
山崎一(男優)
山中崇(男優)トバの子分
横山あきお(男優)
Cocco光の声(Special Thanks)
脚本行定勲
伊藤ちひろ(脚本協力)
音楽めいなCo.
主題歌Cocco「甘い香り」
撮影福本淳
製作ギャガ・コミュニケーションズ
プロデューサー古賀俊輔
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術山口修
大庭信正(装飾)
衣装伊藤佐智子
編集今井剛
録音伊藤裕規(整音)
照明市川徳充
その他東北新社(提供)
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【クチコミ・感想】

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18.一言で言うならば、とにかく節操がない。私のような映画の素人目に観ても、一体何がやりたいのかテーマが散漫であり、画的にはどこかで観たようないいとこどりばかり。家族の映画ならば是枝監督、ファンタジーならば中島監督、そして青春ノスタルジーならば大林監督を支持します。やはり我々の心に響くのは、何十年も一貫してゆるぎない監督たちの"哲学"であることを、改めて再確認した次第です。 タケノコさん [DVD(邦画)] 3点(2018-09-24 20:27:13)

17.実に大ざっぱな映画。
空港建設に反対する村を舞台に描かれるひと夏の物語だが、色々な要素を詰め込み過ぎて全体的に大味な作りになっている。おまけに上映時間が長い長い。もっとテンポよくまとまっているのなら長さを感じないだろうが、これは永遠にも思える2時間半だった。もう少し無駄なシーンを削れなかったのか。
ストーリー自体もよくあるベタな田舎の物語だし、ファンタジー要素が多いので、そこで頓挫してしまう人も居るだろう。

”奇跡は行動しなければ起こり得ない”というのがテーマなんだと思うけど、結局奇跡は起こらないというね(現実は厳しい・・・。)
まあ、意味はなかったけどミステリーサークルを作り終えて満足気な子供達の笑顔を観ていたらそんな事どうでも良く思えました。 ヴレアさん [DVD(邦画)] 4点(2016-08-23 17:11:25)

16.《ネタバレ》 評判が悪いようなので期待感なしで見たが、時間が長いのは別として一応見られる内容になっている。ただし独特のファンタジー感があり、始終突っ込みを入れたくなるのをひたすら我慢しながら見ている感覚だった。

中身に関してとりあえず見たことを書いておくと、まず冒頭の言葉がいわゆるお花畑的発想のようで呆れたが、実際は意外に現実的というか、夢想と現実の橋渡しのような映画になっている。
当然ながら少年少女は大人になるにつれて夢想の世界を失っていく。大人になってからも、例えば結婚の時点で残っていた夢想を振り捨てなければならない場面はありうるが、しかし少年少女の感性を持ったまま年齢を重ねることもできなくはない。夢想のままで消えてしまえば初めからなかったも同然だが、消えたと思っていたら帰って来た、というなら結果的に現実だったと確認できることになる。村を去った(消えた)側の少年にしてみれば、逆にこの村の記憶を夢のように思っていたかも知れないが、今回帰ってきたことで現実だったと再確認できたのだろう。
奇跡を起こすなどと大げさに言っておきながら、結局少年らが実現させたのは麦畑アートだけだったようである。これでUFOが来たなどとは誰も信じていなかったにせよ、彼らの心意気に少女が感動してくれたのは現実的な成果ともいえる。一方でこれが空港建設推進の立場にも一定の打撃を与えたような話になっていたが、しかし結局空港が完成していたからには大した影響もなかったらしい。これは公団の所長がこの場を去るための言い訳にしただけで、彼の立場なりの現実的な判断で旧友の要請に応えたということかも知れない。
空港ができたことで、遠くの空というのは去るだけのものではなく、帰って来るためにもあることが明らかになったようでもある。最後に出迎えが来たことで、全てが現実だったと証明された場面は正直感動的だった(2時間も遅れて来たことには突っ込まない)。

ちなみにこれを見たのは単に伊藤歩嬢が出ているからというだけの理由だが、今回は夢見る乙女の姿が清らかで美しい(牛糞まみれにならなかったのは幸い)。また少女役(大後寿々花)も表情がすごくいいのが印象的だった。そのほか、別のところで有名になった笹野鈴々音という人がどこに出るのか見ていたが、この映画では動くお人形さんのようなイメージだったのか、可愛らしくてなかなか面白い役なのだった。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-26 00:17:07)

15.《ネタバレ》 前情報なしで鑑賞、意味不明に感じる部分はあるけど、ノスタルジックな感じで楽しめました。思いのほかこちらの平均点数が低くて驚きでした、素直に観すぎかな?、まあ、前向きに楽しめているので良いでしょう^^; ないとれいんさん [地上波(邦画)] 6点(2014-03-27 09:10:07)

14.空港建設の是非を巡って揺れる村が舞台。
リアルさはなくファンタジーっぽい描き方。
子供たちの姿を通してノスタルジーに浸れる映画なのかと思えば、そうでもない。
中途半端であまり印象に残らず。 飛鳥さん [映画館(邦画)] 3点(2012-12-29 00:02:27)

13.よくぞここまで器用に「ヒット作っぽい失敗作」を創ったなぁ、という印象。

行定勲というヒットメーカーが、ヒットしそうな感じで時間たっぷりに創ってみたけど、実際は観客からすると、ただ時間を浪費するだけの薄っぺらい作品になっていた、というオチ。

それ以前に、主要キャストの面々が、個人的にあまり好きでないメンツで固められていたのが致命傷だった。

数少ない本作のプラスポイントは、ほんの少しだがノスタルジックな気分に浸れたのと、Coccoのエンディングソング「甘い香り」が良かったところかな。

器用な監督の失敗作って、こんな感じなのかな、と妙に納得してしまった次第。 にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2011-02-24 00:57:41)

12.ここのレビューの点数ってあてになるなーと思いました。パッケージとか予告とかで絶対楽しめると思ったのに…。もしかすると小学4年生ぐらいのときにこの映画を見ていたら面白いと感じたのかもしれません。 下品なんですよね。 なこちんさん [DVD(邦画)] 2点(2010-12-18 02:02:55)

11.《ネタバレ》  「信じたら奇跡が起こる」というのが唯一のルールのファンタジー世界の話。
だからミステリーサークルを作ったら、それで工事は中止になるし、(そもそも空港ができないと信じた方が早いんでは?というのは無用の突っ込みですねw)、泥の中に靴を残したら、それが造成工事のときに見過ごされそのまま滑走路の中に埋め込められる。(説明が無かったけど、誰かがそう願ったんでしょ)
 行定さんがファンタジーとはそういうものだと考えるなら、別に無理に否定するつもりもありませんが、今後二度と彼の「ファンタジー」には付き合うつもりは無いだけで。
 ただ、下ネタをだせば笑いを取れるというギャグセンスだけは何とかした方がいいと思われ
2013年1月2日 最近行定さんの他の映画を観て感じたんだけれど、絶対この人はファンタジーを撮っちゃ駄目な人。現代の恋愛ものや時代物を撮っても、リアリティ無視のファンタジーにしちゃう人が、最低限のしばりすらない(多分本人的には何をやってもいい)ファンタジー映画を作ったら…… 結果はご覧のとおりですw rhforeverさん [DVD(邦画)] 2点(2010-07-22 13:15:04)

10.《ネタバレ》 予告にヤラレターーーー。
なんか妙にハードル上げてしまい。。。

ふつーやね。
時代設定や、キャラクター、衣装などは新しいものに挑戦していると思う。
作品自体の完成度も高い。

ただ、単純にそんなに面白くない。
少し長く感じたし。

行定監督は何を伝えたいのか?監督の創造力に映像が追いついていないのでは? uraraさん [DVD(邦画)] 4点(2009-07-21 03:58:27)

9.子役はこの子が一番上手いですね。ただ、ちょっと長いですね。「少年時代」と何かを合わせた様な作品ですね。まぁ長いけど丁寧に作られているし観て損はしないと思います。

たかちゃんさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-04-24 16:25:12)

8.子供たちのやりとりには清々しいものを感じたけど、ストーリーが散漫でテーマが良く見えない。ひと言で言うなら中途半端です。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-11-01 22:25:50)

7.《ネタバレ》 大後寿々花と神木隆之介に期待して見たが、話がつまらなかった。なんといっても時間が長すぎる。伊藤歩の話は、なんだったのかよくわからないし、子供が鳥の格好をして走るのはCM用の映像を撮ったのでしょう。靴の跡がどうして滑走路にあるのかも説明できていないし、中途半端な監督自己満足映画としか思えなかった。残念。 たこげるげさん [DVD(邦画)] 4点(2008-07-05 16:47:44)

6.実時間以上に長い映画を見た気がしました。ひさびさにお尻が痛くなるのが気になった映画でした。行定監督はフェリーニを意識したのかなと思うようなシーンがいくつかあり、映像的には面白い所もありましたが、物語自体が退屈なので面白い映像も空回りしているだけでした。試写会で見たのですが「1度じゃなく2度、3度と見て欲しい映画です。出口で鑑賞券を販売していますので、ぜひお買い求めください」と、いうアナウンスがあり、販売コーナーで年配の女性が鑑賞券を買っていました。そばを歩いていた女性2人組が、それを見て「チケットを買っているわよ」「ほんとだ」と話したあとに沈黙していたのが印象的でした。
omutさん [試写会(邦画)] 1点(2007-09-24 04:48:23)

5.《ネタバレ》 ファンタジー映画だからリアリティは関係ないのだ、と、頭で納得させようとしたのですが、それだけでは済みませんでした。なぜならストーリー自体が無茶苦茶で、テキトーな描写が多すぎるからです。結局ヒロインは何者だったんだろう?大竹しのぶの啖呵は見え見えの見せ場。靴が嵌って抜けないのは何故?勝手に牛乳を飲む性格か?鳥男はどう宿泊し帰った?ミステリーサークルで工事中止になるのか?ショボい特撮etc・・・まだまだありますが、限がないのでこれまで。観終わって思ったのは、2時間半は長すぎだし5時間に感じるぞ。そして、監督はさぞや自己満足に浸っているのだろうな、ということでした。 じふぶきさん [映画館(邦画)] 1点(2007-09-21 09:49:36)(良:1票)

4.《ネタバレ》 期待値が高かったせいか、裏切られた感が否めない。いつの時代の話なのか知らないが、下品なネタで笑いをとろうとするのはやめてほしい。ファンタジー映画というのは細部の作り込みが大事だと思うのだが、どうせあり得ない話なんだから、とリアリティの欠片もない描写が続くのはどうか。そもそもオープニングからしておかしい。空港の滑走路で2時間以上も客の昔話に付き合う乗務員がどこにいる?そんなに暇なわけないだろ!(たとえば『フォレスト・ガンプ』では、バス停のベンチで隣り合わせた人に長い話をするのだが、それならシチュエーションとして有り得るし、途中で聞き手が何度か変わっているのもリアリティがある)台詞もひどく、これがオリジナル脚本というのだから、最近の邦画が原作付きのものばかりなのも頷ける。この監督には正直失望した。点数は、美少年に成長した神木クンに。 フライボーイさん [映画館(邦画)] 3点(2007-09-11 07:54:53)

3.《ネタバレ》 のっけからキャラクター祭りみたいな人物造形ばかりで、うんざり。しかも、場面場面でトーンが変わり、笑うに笑えないし、しみじみ見るわけにもいかない中途半端さに、イライラする。けど、さすがに2時間半の長尺だけあって一応伝えたいことは伝わった。ラストシーンは、大人になったからこそ分かる、恥ずかしくも懐かしく、甘酸っぱい感傷にあふれていて、そこはいい。あのシーンを見るために、2時間半我慢する映画。 ぽん太さん [映画館(邦画)] 4点(2007-09-08 20:48:05)

2.近年ヒットした映画はコミックや小説の映画化が多く、完全否定するわけでは無いけれど個人的にはオリジナル脚本によるヒット作を期待している。しかし、本作を観て原作の重要性を再認識することになってしまった。監督自身が脚本を書き起こした2時間半にも及ぶ本作、一言で言えばひどかった。登場する人物や世界観の設定がどうにもこうにもチグハグでコメディなのかファンタジーなのかシリアスなドラマなのかを何も考えずに、単に撮って並べてつないだままの映画になっている。彼には「きょうのできごと」のようにある種の即興とノリで面白く見せるような映画のほうが向いているのではないだろうか?「天然コケッコー」に「スワロウテイル」を足して中島哲也を意識したような作品ではあるが、それはあくまでティストだけで、それぞれの作品でそれぞれの監督が見せたセンスというものが全く感じられない。本来力のあるはずの役者たちまでも見事に溶け合わず、学芸会のように個々バラバラな「お芝居をしています」的な印象を受けてしまった。辛口になってしまったが、注目の監督だからこそ、ちゃんとした作品にしなければ製作委員会の出資社も浮かばれないのではないだろか。 ParaPさん [映画館(邦画)] 1点(2007-09-03 01:56:08)

1.《ネタバレ》 『蜂は本来空を飛べる構造ではない。では、何故飛べるのか。それは飛べると信じたから』確かこんな言葉から始まる物語です。見終わった後直後の感想としては、事前に内容をあまり知らなかったので、あっこれファンタジーなんだってな感じでした。大人たちもいい味だしてたけど、なによりメインの子役3人が素晴らしかった。特に田舎の子がお気に入り(笑)時間を忘れて楽しめました。ただし、ラスト周辺の展開は、あっこれファンタジーなんだと思わせる内容でした。ただ、見終わった後しばらく考えたんですが、これは奇跡を信じた物語。蜂の話をこの話に置き換えると、信じた者に奇跡は訪れるということ。奇跡が訪れた人達は皆奇跡を信じた。だから奇跡が起きた。この映画を見てすぐに、あっこれファンタジー~(略)と思った僕は奇跡を信じておらず、奇跡を奇跡とは素直に受け取らず、ファンタジーなんだと自分の頭で理解出来る範疇に置こうとした。そう考えると少し切ない。奇跡をそのまま奇跡だと感じれる人は、彼らと同じように奇跡が待っているのかもしれません。僕は劇中の大人達と同じように奇跡の最中は眠りにつくのでしょう。そこまで考えるとやはり少し切ないです。なんか夏の終りに見て欲しい作品。 黒スプレーさん [映画館(邦画)] 6点(2007-09-02 02:29:35)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 18人
平均点数 3.28点
000.00% line
1316.67% line
2316.67% line
3422.22% line
4527.78% line
500.00% line
6316.67% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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