みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.《ネタバレ》 超豪華な役者を揃えて、超つまんない作品を撮っちゃったね。 忽那汐里が可愛かったことだけが唯一の救いです。 幼い子供を2人殺したとかいう設定はコメディとの相性が悪い。 しかも、マグロ解体包丁でバラバラにしたとか、フィクションの設定としても悪趣味過ぎる。 飛び降りた犯人が死ななかったり、コメディとしての体裁には配慮してたようだけど、連続バラバラ殺人という設定はOKという感覚がちょっと理解できない。 単なる変質者という程度の犯人像に留めておいて、ストーカー竹山とどう違うのか対比させるという構成でも良かったんじゃないかと思う。 あと、殺されるよりはマシとは言え、波瑠の設定もかなり重い。 そんな重たい設定を背負わされた割にフェードアウトするように出番が無くなっちゃって可哀想でした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-01-06 15:16:04) 5.《ネタバレ》 寺島しのぶ、佐々木蔵之介、柄本佑は出色の出来ばえ。文句なしの見事な人物造形でした。俳優が本職でない日村や主演の竹山も持ち味を発揮してくれました。本作に見応えを感じられるのは、役者の頑張りがあったればこそ。これで脚本がスマートだったら傑作に化けたのではないかと。作品の体裁は、ラブサスペンスコメディ。ハラハラ、ゲラゲラ、最後にキュンがお約束。ところが、どうにもお話の波に乗れません。最初のつまづきは、竹山の恋に説得力が無いことです。“たまたま電車で見かけた気になる女子高生が、自分にも親切にしてくれた”だけでは、動機としては物足りない。現実逃避の恋愛だとしても、観客が彼を応援したくなる仕掛けが欲しい。サスペンス要素もイマイチです。連続女子バラバラ殺人なんて、コメディには荷が重い。汐里ちゃんが暴漢に拉致されてから居所を発見するまでの時間は長過ぎました。結果的に無事ならOKという話ではありません。手をこまねいていた時間は、自らの無力さを知らされる時間。辛いです。新聞配達員を捜索に使うアイデアは良いのですから、繋ぎの努力を主人公にさせて欲しかった。クライマックスは竹山がヒーローだと判明する場面。胸のケイタイはカラータイマー、被ったポリ袋はウルトラマンのボディの見立てでしょう。でも、ちょっと判り辛い。やはり芸人の正装は素っ裸。白ブリーフ一丁で勝負して欲しかった。そもそも何故竹山はウルトラマンが好きなのか説明が欲しい。自分の採点基準では4~5点相当が妥当。でも最後の最後で、うっちゃられました。「あの人は私の初恋の人です」。嫁の告白に涙しました。現実にはこんなクサイ台詞を吐く人などいない。でも物語的には、この台詞以外考えられない。難病の子供の守護者は汐里ちゃんで、汐里ちゃんの守護者は竹山で、そして竹山の守護者は嫁さんだった。みんな誰かに、護り護られ、恋し恋され、生きている。グッときました。終わり良ければ全てよしってことで。まあ結局は、寺島しのぶがオイシイところを全部持っていっちゃったワケなんですが。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-09 21:21:38) 4.《ネタバレ》 ワタシ、「キサラギ」的な二転三転を期待して見たモノです。でも、そうではありませんでしたね。まぎれもないストーカー男による直球純愛ストーリー。しかし、みっともないのが、カッコイイんだというメッセージも分かりますけど、一度くらい、主人公が自分の身の丈以上のことをやってのけるシーンがあっても良かったんじゃないでしょうか。キレてめちゃくちゃ罵倒し続けるとか。おっ、素の芸人、カンニング竹山がでた、なんてねぇ。うーん。あるいは、この話が、竹山さんと鬼嫁・寺島さんの間で生まれた、そこそこ普通の「自分の娘」を「ウザい」とか言われつつも守る話だったら、もう少し感情移入できたかもしれません。竹山さんは、配置する場所を選べば、いいバイプレーヤーになるかもしれん、と思いました。…いやいや、なんかこの映画見ると、竹山さんのことが気になるんですよね。「竹山さん」とか言ってるし。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-02-20 09:11:24) 3.《ネタバレ》 横浜で、鑑賞しました。 カンニング竹山が演じる、冴えない中年男の"純愛"ライトコメディです。地元横浜が、ロケーションに使われているので、多少気持ちもはいりますね。都橋の飲食店街は、いまだに終戦直後の雰囲気をかもし出しております。横浜黄金町の売○横丁が、浄化作戦で、壊滅したいま、残り少ない昭和テイストの街並みは、保存しておいてほしいものです。忽那汐里ちゃんも、ステロタイプの清純派女子高生を熱演しています。一服の清涼剤でした。ウィークリーマンションが、犯罪のアジトに使われるのは、リアリティがありそうでした。私も、日本の文化に誇りがもてるように努力をします。 【クゥイック】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-07-20 19:29:43) 2.イタタタタ…主演なのに、全然おいしくない竹山さんに同情します。どうしてもテレビでのイメージが強いので、よっぽど撮る方が気を使ってあげないと、ただの芸人殺しですよ、これじゃ。だから本当はちょっこと出て、笑いを取る方が、芸人としては主演するよりもおいしいんです。共演の佐々木蔵之介さんの演技がのればのる程、竹山さんの存在が薄くなっていった気がします。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 3点(2009-06-28 03:32:20)(良:1票) 1.綿密な脚本とたたみかける展開で好評を博した「キサラギ」を撮った佐藤祐市監督の最新作にも関わらず、この話題にならなさっぷりはどうしたことか。オタクアニメっぽいタイトルでまず敬遠する人が多数だと思うが、それをくぐりぬけてもカンニング竹山主演というハードルの高さが厳しいか。 内容は、冴えないリーマンが女子高生に恋をし、事件に巻き込まれていくというサスペンス・コメディ・ラブストーリー。 脇を固める佐々木蔵之介、寺島しのぶの迫力はやはり凄いし、柄本祐も気持ち悪くて良かった。主演の竹山は無難にこなしてる印象ですが、アップが多くて汚かったなー。不細工なのにかっこよく見えるってほどの領域を求めるのは酷でしょうけど。 最終的な後味は良かったのですが、ストーリーに期待してしまうと余りに平凡でヌルい展開に肩透かし。映画的な要素は皆無に等しく、売りがない。そこそこ面白いテレビドラマといった感じです。 中途半端な暴力シーンも浮いていたし、どうせならバイオレンス映画にしちゃえば面白かったのに。と、いい加減な考えが浮かんでしまいました。 これはこのままあまり話題にもならなそう。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-06-25 12:25:20)
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