みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
29.《ネタバレ》 太宰治の世界観が好きな人には満足できるかな。 基本的に主人公はダメ男なのにやたら女にもてる(太宰自身がモデル)のでいけ好かない。 美人の細君は妻夫木君と一緒になったほうが絶対幸福になれるだろうに・・と凡人の私めは思ってしまうのでありました。 そして松たか子の儚げな美しさにずっと見とれていました。 【とれびやん】さん [インターネット(邦画)] 6点(2023-10-10 08:40:23) 28.テレビ局の匂いが売る嫌な映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-27 00:03:34) 27.《ネタバレ》 雰囲気あります。クソ亭主なのにどこか憎めない浅野忠信のキャラが良い。太宰が投影する死にたがり男子は線の細い美少年なんだろうけど、それをやってしまっていたらナルシスティックないけすかない作品になっていただろう。そして、凛とした松さんに惚れた。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-10 01:43:53) 26.何が不満なの? 【michell】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-01-26 01:21:58) 25.《ネタバレ》 ドロボーしてタダ酒呑んだくれてあげくの果てに不倫相手と心中未遂、どうしようもないダメ亭主の小説家・大谷を支えるカラ元気の気丈な妻。2人のドロドロ破滅人生が冷淡に容赦なく描かれていて、観るに耐えないほどに重苦しく痛々しいです。暑苦しいテンパの広末。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-08-21 21:59:06) 24.浅野忠信の太宰・アル中っぷりが良。映画全体の雰囲気もいい感じでした。大人の愛だね。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-25 16:29:00) 23.太宰治ファンを当てこんだ、見え透いたあざとさが鼻につきます。前半はセリフまで原作どおりだったりするのに、後半になると一転してオリジナルな展開。それも太宰本人のエピソードをデフォルメしたようなストーリーで、原作を破壊していきます。原作に堤真一(弁護士)なんて出てきません。妻夫木は出てくるが、あんな好青年じゃありません。もっと太宰作品らしい、人間くさいキャラです。それに、大谷にさくらんぼを「まずそうに」食べさせ、サチに「グッドバイ」と叫ばせ、ラストは原作どおりのセリフで幕。まるで落語の「三題噺」を見ているようでした。ただし、広末が意外によかった。あの風貌も、カゲやトゲのあるところも、よく似合ってました。こういう役をもっとやれはいいのに。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-06-03 17:06:42) 22.太宰ファンはどう評価するのか知らないけれども、太宰好きでもない私のような者には、嫌ったらしい後味しか残らなかった。それ以上に、どうも描かれる世界が浅薄だ。そもそもこの作り手の根岸吉太郎という人の作品が、これまで観て来たかぎり、どれも語り口はいいし、受けねらいもうまくはまって、評論家氏によるランキングは高いのだけれども、私個人の感想としては、どうも嫌ったらしくて、後味が悪い。ひょっとすると、そんなところは、まさに太宰的で、ぴったりなのかもしれない。 【goro】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-02-25 07:23:14) 21.松たか子、がんばっていたけどいまひとつという印象でした。観たのはつい最近なのに、ほとんど内容を忘れてしまいました。つまり、あまり面白くなかったということですね。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-12-28 11:44:19)(良:1票) 20.浅野さんと広末さんの演技があんまり好きでは無いので だったら見るなって話ですよね 美人がダメ男を好きになる作品って多いと思うんですが何でなんでしょうね? 【マーガレット81】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-06-05 22:37:27) 19. 原作既読。原作の時は気にならなかったんですが、いざ映像化されてみると、死にたがってるくせに、妻や子を持つ生き方のだらしなさがちょっと。 ただ、原作の内面的な部分はかなり上手に再現されてるとは思えますが、好きだとか、 何度も見たいと言う作品じゃないですね。 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-06-02 11:52:55) 18.《ネタバレ》 妻夫木くん演ずる青年が中途半端に消えてしまってことが非情に残念。経済的余裕もあって将来だって安泰しているということならば、あっさり退散などせずに、もうちょっと頑張ってみてもよかったんじゃないかな 自分のために。愛のために。佐知を幸せにするために。 結果、佐知は大谷の元へと戻った。その後幸せを実感できる瞬間って訪れるのだろうか 期待できるのだろうか いやあ、できないだろう。大谷さんじゃ。 ちなみに、その大谷さんって浅野忠信でしたが、この役 浅野さんでなくてもよかったように感じる。なんか さま~ずの大竹でもよかったような気がする。(なんか勝手なイメージなんですが。) でも別におちゃらけて言っているわけではない。本気でそう思ったんですが。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-04-12 22:52:04)(良:1票) 17.《ネタバレ》 男(大谷)の心情がさっっっっっぱり!!理解できなかったので、彼への感情移入も、彼に対する周囲の対応への理解も難しすぎます。窃盗・不倫・アルコール依存に心中騒ぎと人間のダメなところを掻き集めたような男に魅力を感じられずに、それが障壁となって話に入っていけませんでした。 彼がなぜそんなにダメダメなのか。そのダメさに一体全体どれほどの意味があるのかというところが全く描写されませんでした。結局彼を通じて何が言いたかったのか。彼を支える立場の佐知(=松たかこさん)も夫に不平を漏らすことは一度二度程度で、甘やかすばかり。不倫相手と心中しようとした人間に対してあの態度はあまりに不自然。不自然なら不自然なりに、そういう行動にはどんな意味があるのか示してしかるべきなのだけど、それもない。そんな時代だったってことなのか??理解するには原作を読むべきだろうか。というか、理解のために原作を読むべきと思わせてしまう段階で映画としては終わってると思います。 【TANTO】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-03-17 14:41:36) 16.丁寧に撮ってるし、俳優も豪華。 でもつまらない。そういえば文芸映画ってつまらないの多いな。 【紫電】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2011-02-10 21:52:05) 15.堕落した男についていく女。 この構図をシンプルに描いている。 浅野忠信と松たか子が初めて組んだ主演作というだけで、もう両者のファンにとってはそれだけで十分なわけだが、両者共に持ち味を発揮しているのが更に良い。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-01-13 23:14:06) 14.松たか子はこの作品でいくつも賞をとったらしいがまあそういうもんなのかなあと納得。 【長谷川アーリオ・オーリオ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-12-16 17:19:10) 13.結局何を伝えたかったのかよく分からなかった... 【映画】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-11-06 21:35:31) 12.松たか子はあんまり好きじゃなかったが、この作品で見直した。文才あれど人格劣等感の塊のような男をひたすら圧倒する、無学な女の眩しいほどの精神の健全さを好演していた。20年ぐらい歳を取ってからもう一度観たい。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-10-29 22:05:09) 11.《ネタバレ》 〈原作未読〉夫婦の再生という風に自分は観ました。「存在の耐えられない軽さ」を思い出しました。自分に尽くす奥さんがいるから、外でも浮気をする浅野は、奥さんが飲み屋で働き人気者になり、自分は寝盗られるんじゃないか、と自分のコアである奥さんが心配でしょうがない。しかし奥さんの方はそんなことより、生活を守ろうと旦那のそんな心配に少しも気づかない。それが浅野には奥さんが腹に一物あるのでは、とうつる。広末との心中もそんな、みんなからもてる彼女のまぶしさに自分が醜く見えて、不安に思えて、行ったのだろうと思います。ラストの方で堤と松との間に何が起こったかははっきり示されませんが、松はそこで浅野の広末との心中に精算がついたものと思い、最後の「あなた!」につながるのだと思いました。太宰治の本は高校の頃、一冊読んだきりですが、こういう内容の小説なら読んでみようかな、なんて思いました。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-25 11:57:25) 10.《ネタバレ》 男たちはみな自信喪失、活気がない。女は働いて金を得る喜びを知ってしまい、元気。その沈む男と浮く女の対比。椿屋に堤君が訪れたシーン、見合いしてきて松たか子への未練がつのり、料理屋にまで来てしまうってのも情けないが、メンメンと語りかけようとするといちいち客の呼び出しが邪魔に入る。しかし松さんのほうはもう社会で働く喜びでいっぱい。しょんぼり・いらいらする大のオトナの堤君、シャッキリせんかいと言いたくなる。またその状況を背中で聞いている妻夫木君のうじうじぶり。戦後の男女の対比を一筆で描いていて面白かった。男は女を大事に扱うってことでメンツ・誇りを感じていたのだが、それは女にとってはさほど嬉しいことではなかったってこと。夫がしくじった心中の薬をもてあそんではみたものの捨て去り、ヒロインはパンパンの口紅を塗っても生きようとする。戦後を描くと今まではだいたい闇市の沸騰する喧騒のエネルギーがベースになったものだが、これでは脱力している男に沿ったような静けさがベース。描かれた男女の対比はさして目新しくはなかったものの、それがこの静けさの中で展開し、浮き上がる女によりスポットが当たるようにしてあるのが新鮮だった。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-10-05 09:50:11)(良:2票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS