みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 写真家のドキュメント映画はほとんどがジャーナリストがメインで、なかなかファッション系の写真家が取り上げられる事はない。 それでも一本の作品とし公開されたのは、彼女の作品以上に生き方や感性、多分、存在自体までが「映画という媒体」で語られるに相応しいのだと、見ていて理解できました。 「死ぬまで写真を撮り続けたい」 カメラマンならだれもが思う事だけれど、彼女の語る言葉はその並べられた一語一句の意味より深い気がした。 1枚1枚撮る事の大切さ、強さ、何よりも写真の持つ圧倒的なパワー。 彼女に惹き付けられた世界そのものがよく分かりました。 全てのカメラマンが見るべき映画。素晴らしいの一言。 【sirou92】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-03-27 22:16:30) 3.アニー・リーボヴィッツの名は知らなくとも(この国での知名度が低いのは作風があまりこの国向きではないのではないかと思う)オノ・ヨーコにしがみつく裸のジョン・レノン(80・彼の暗殺数時間前に撮られたことで価値が付加されている)や妊娠中のデミ・ムーア(93)のヌード写真は眼にしたことがあると思う。ローリングストーンやヴァニティ・フェアなどの米国有名誌を飾った写真は彼女自身の人生と同じく自由奔放で枠にとらわれない(50才で子供を持とうと思い立ち、実践してしまうところがユニーク)感性をほとばしらせる一方で、どこか落ち着かない気分にさせる。これはもう好みの問題になるのだけれど、原初的なパワーや剥き出しになった内面に圧倒されることはあっても、かならずしも惹かれるわけではないから。アメリカのセレブリティが口をそろえて絶賛するのも普段高い壁で守られている彼らが生(き)の状態の自分をさらけ出したい願望が感じられ、米国風土にあった表現者ではないかという気がする。カルチャー周辺にいても彼女ほどスキャンダラスでない作風の女性フォトグラファーが好きだ。彼女らの人生が映画になることはけっしてない。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-01-09 06:59:37) 2.もともと彼女の作品は、過去に新宿伊勢丹美術館で個展を開催した時に足を運んだくらい好きだったのですが、だからこそこの映画はちょっと物足りなかったです。なんだかよくテレビでやってる、単なる著名人のエピソード集みたい。 【HAMEO】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-09-03 14:51:10) 1.とても良質なドキュメンタリー映画に仕上がっており、アニーについての知識が全く無くても、充分に感情移入出来ると思う。 脚色はしていないが、彼女の人生がまさに「駆け抜けた」人生だったため、ただのドキュメンタリーを観た感覚とは違い、映画として感動出来る作品に仕上がっている。 素晴らしい作品が多数紹介されるので、写真集としてみるだけでも充分に価値がある。 良い映画でした。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-14 19:49:15)
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