みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 企画・製作・原案・脚本・出演・主題歌の森田健作氏が、2005年に千葉県知事選挙に落選してから2009年に当選するまでの間に制作された映画で、劇中商店街は千葉県市川市にあることになっている。ただし実際の撮影地は東京都葛飾区の京成押上線四ツ木駅周辺らしい。 森田健作演じる八百屋の見合い相手が酒井法子とはどういう年齢設定かと思うが、同じ葛飾区の寅さん・さくらからの連想でいえば本人が40代、妹が30前後といった感じか。妹役の小野真弓という人(個人的に好きだ)は当時20代前半だったろうが、この設定のせいで今回は極めて地味系女子になっている。また登場人物の言葉として、商店街が「日本の宝」とまで言っていたのも寅さんの世界が念頭にあってのことかも知れない。ちなみに市川ということでは「野菊の墓」の雰囲気もあるかとは思った。 テーマに関していえば、製作者の言いたいのは八百屋が言った「日本が大好きだ」「日本人に生まれて本当によかった」だと想像される。また題名の意味についてはアメリカ人が言ったように、国籍はともかく「日本が好き」なら日本人ということで(若干意味不明だが)日本が好き、というのが両者の共通点になっている。 うちアメリカ人が日本を好きになった理由は「和」の心を知ったことだったようで、この映画としても「和」を最大の長所と捉えていると思われる。ただし日本人の立場としては、「和」とか「大和魂」があるから日本が好きなどという理屈を言う必要はないはずで、要は生まれ育った土地(市や町や村・国・地球)や人々への素朴な愛着があれば十分である(愛に理由は必要ない)。この映画としてはそれをまず地元商店街への愛という形で語り、その拡大版としてワールドカップを引き合いに出したと思えばいいか。 ほかにも話題が盛りだくさんのようで、見る側として物申したくなるところがかなり多いが、それが文字通り“考えさせる映画”を意図しているとすれば、なかなか巧妙に作ってあるということかも知れない。 以上で終わりにするかと思ったが書かずにいられない気がしたので一つ書くと、政治に対する不満を国全体の否定に結びつける人物がいたが(劇中では国旗を嫌悪、近年では「日本死ね」)、しかし政府=日本ではないのであって、一人ひとりの日本人が日本という国の一部だという意識がない限り、日本を侮辱されて怒るという感覚もわからないことになる。そういうことをあえてわかろうとしない国民がいる日本を、自分としては丸ごと好きだとは全くいえない。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2019-09-21 23:50:20) 1.日本に渇!(ですってさ‥ )アメリカからやってきた本物の日本人(おなご)が見た〝不思議の国ニッポン〟(ですってさ! )なんか観たくなってしまいませんか。企画、脚本&製作総指揮&出演、おれは男だ!おれは県知事だ!の森田健作なんですよね。う~む興味深い。ただし、この作品って2006年なんですよね。ということは彼がまだ千葉県知事当選前に脚本を暖めてらっしゃって、製作総指揮やっちゃってた作品だったということなんですよね ふむなるほど‥ 益々興味深いですやん‥‥。 それに主演が森田健作本人ではなくて 森本クリスティーナとかいう〝誰?〟的な新人さんを使ってきてるところがまたミステリアスですやんけ~ ふむふむなるほど~の末、ご鑑賞。 で、なんですが、、まあ見れた。一見ベタベタなストーリーの上に、変なアメリカ魂を押し付けられそうになる危機はあったものの、ハーフのおなごクリスティーナの生真面目さと一生懸命さに素直に好感持てましたし、一気に押し切られてしまいましたね。 また、このクリスティーナさん、ハーフでありながら、日本語の発音がとても綺麗で発言のひとつひとつがとても心地良いんですよね それでいてたまに発言する英語がカッコイイ、それでいて、まるでリスニング講座を聞いているかのような聞きとり易い発音がナイスなもんだから それもgoo! でも、そんな高感度アップだった彼女なんだが、その後映画出演されていないみたいなんで気になったのですが、きっと本業のほうに精を出されてるってことなのでしょうね(モデル稼業?)。 というわけで、内容、ストーリーについては一切触れない。なんせあまりにベタなストーリーに少し気恥ずかしくもなってしまいましたから まあ、森田健作が嫌いでないなら見れるんじゃないでしょうか。もれなく小野真弓と尾野真千子だって付いてくるし、酒井法子だって貴重だろうし、浅香光代のオバサンだって( えっ?それ要らない? ) 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-31 15:04:29)
【点数情報】
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