みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 itunesにてレンタル視聴。 「1号2号が本来の目的通りショッカー怪人になっていたら…」というif話です。 観ていてハラハラしましたし、戦闘シーンもかっこよくて、単純に面白かったです。 いつもなら背中がかゆくなる子供がらみのエピソードも良かったです。あの不自然な少年仮面ライダー隊を上手に扱っていました。 確かに、再生怪人と同等の役割しかないオーズ・電王・1号2号以外のオールライダーは観ていてとても切ないですが、お祭り映画として割り切れます。 これだけなら8点あげようかと思える作品ですが、下記のポイントで減点です。 ①バカ丸出しの顔で映っているうざいエキストラたち なんでこんな演出にしたんでしょうか?ショッカーの悪政に耐える人々の希望の光として、ライダー達の名前を叫ぶシーンのはずなのに、エキストラがバカ面で名前を連呼しているだけなので、今までの流れを全て台無しにしてしまっています。緊迫感が全くありません。ヘラヘラ笑っていて、ただただ不愉快。アイドルに興味のない人がドルヲタを見ているような気分になりました。庵野秀明が『まごころを、君に』でアニヲタに見せつけた皮肉を、特撮ヲタに向けてやったのかなぁ?とも感じましたが。 ②だったら悪いことしちゃったであろう1号2号 「洗脳されたフリをしてたんだ」とかなんとか言ってましたが、だったらショッカーの手先として通園バスを襲ったり、東京バッタ作戦とかやったりしてたんだろうか、と思いました。仮面ライダー1号じゃなくて、ただのバッタ男として扱われてたでしょうし。 とにかく、エキストラの名前コールシーンがひどいので、本当に残念です。 観ている子供たちの「助けて、ライダー」という気持ちを昇華させてない演出にがっかりです。 6点はあげられますが、ファンサービスとはこういうことじゃないということを、製作陣はよく考えてほしいと思います。 【シン*トー】さん [インターネット(字幕)] 6点(2012-06-02 01:04:36) 2.《ネタバレ》 ディケイドのときの脚本、監督なので正直まったく期待せずに劇場へ。結果、ある程度のリベンジは果せたのではないかと。あっちよりもこっちのほうがよっぽど「オールライダー」してました。やっぱ1号2号が本物でメインを張っているのが大きいですね。過去編での、「あの」テーマソングに乗って駆けつけるシーンはリアルタイム世代ではなくとも胸熱!!話のギミックも超電王を使って自然な流れに。現代では子供の目から見ても有り得無そうな「少年仮面ライダー隊」も、ああいう使い方なら非常によく機能していたように思う。ただ、メイン3ライダーが捕まって公開処刑のシーン以降はいつもの「金田&米村ライダー」というか……ディケイドと変わりなくストーリー無視の大運動会の始まりです。なぜここまで来ていつもの出来に戻るのか……敵の技でナパーム炸裂⇒ライダー新フォーム⇒技一発で撃破。もうちょっと捻ろうぜホント。さらにサブライダー登場のシーン、後半のは絵じゃん!w 石ノ森ヒーローもまったく必然性ないし。ズバット喋らせたかっただけだろw 戦闘シーンも春の設定なのに、思いっきりジャンバー着込んだ通行人が映ってるし……さらに、最後ナオキに関わらずもう一度40年前に行って歴史を修正しないとショッカーに殺された犠牲者たちがそのままなんだが…… まだまだ言いたい事は山ほどあるが、じつは自分がエキストラで思いっきり出てるので点数甘めw 【まるにゃ~ん】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-04-14 15:24:29) 1.《ネタバレ》 予想よりかなり良かった。と言わなければならない程、昨今はやりのオールライダー映画ってのは、酷いものばかりなのが、残念だった。 今回は90分くらいあるようだけど、話がテンポよく進むためか、あるいはいつもより10分長いのが効くのか、充分楽しんだ気がする。お腹いっぱい食べた感じ。 V3以降を思い切って「その他大勢」として物語の本筋から排除したため、1号2号と電王・オーズの活躍が充分描かれた。やっぱり記念作品なんだから、誕生パーティの主役である一号二号が活躍する話じゃないとね。すっかり忘れてしまっていた「少年仮面ライダー隊」が活躍するのもいい。それと電王の世界観をうまく活かして、ライダー達を、「ライダーへの思いにより蘇る」としたのは、上手かった。 だけど、どう考えてもキカイダーとイナズマン・ズバットは余計だった。「正義の味方は仮面ライダーだけじゃない」って、あの徒党を組んでる人たちが出てきちゃったらどうしよう?なんて思ったよ。 さて、仮面ライダー40周年記念作品をどうするかについては、いろんな人が何度か試みているように、「原点回帰」的な怪奇・シリアス路線の作品を作る手もあったと思う。TheFIRSTみたいな。あるいは84年版ゴジラ。でも東映が選んだのは、子供たちが喜んで応援した、多少支離滅裂な部分を持ちながらも、素直に声援を送れる、2号が出て以降の路線のライダーだ。それが当時よりも、より熱い男になった本郷猛=藤岡弘、の演技と相まって、とても嬉しくノレるのだ。原点回帰組が、ちょっとカッコ悪いとして、否定してきた部分のアツイ気持よさ。それが、今回の記念作の意義なんだろうと思う。自分は子供いないけど、親子でこれを観て手に汗握れた人たちは、幸せなひと時だったと思う。もし自分に子どもがいたら、あの赤い仮面の段々の奴について、帰り道に訥々と講釈していたかも知れない。 【Tolbie】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-04-12 21:18:14)
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