みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 ポール・ジラー監督作の中では、本作が一番好きです。 脚本にツッコミどころが多いとか、低予算な作りなのを全く隠しきれていないとか、欠点と呼べそうな部分は色々あるけど、長所も同じくらい備わっていると思います。 主人公一家のキャラ造形も非常に自分好みであり、それだけでも大分ハードルが下がっちゃいましたね。 父親と母親は、演者さんのルックスも中身も典型的な「主人公」と「ヒロイン」って感じで、安心して観ていられたし、子供達二人も可愛らしい。 この子達が「まだ幼く、無邪気にパパに懐いている息子」と「思春期を迎え、少し反抗的なお年頃の娘」っていう王道な組み合わせの時点で、もう自分としては白旗を上げちゃうというか、全面的に主人公のパパさんに感情移入しちゃうんですよね。 飼い犬も含め、一家から死者が出る事無くハッピーエンドを迎える辺りも「そうこなくっちゃ!」という感じ。 クリスマス用のツリーという小道具を活用して「無事に助かった」という安堵感だけでなく「当初の目的であるツリーもゲット出来た」という達成感を与えて終わる辺りも、中々上手かったんじゃないかと。 ビジュアル的にも「超低温ガスが地割れから噴き出し、それを浴びた男が凍死してしまう」なんていうシュールな映像があったりして、忘れ難い味がありましたね。 こういったTVMならではの「潤沢な予算のある映画では拝めないような、独特の映像」が見つかるのは、立派な長所だと思います。 プラスティックの瓶に雪を詰めてから、それを懐に仕舞いこみ、体温で溶かして水を作る場面なんかも印象深い。 主人公は冷たいのを我慢して水を作り、それを子供達に飲ませる訳ですが、そんな「自己犠牲」を「子供達の為なら当然の行いだ」とばかりに、サラッと描いちゃうのが良いんですよね。 そんな優しいパパさんだからこそ、ハッピーエンドを迎えても嫌味じゃないし、むしろ祝福したくなる訳なのだから「主人公の優しさ、良い奴っぷり」を示す場面として、非常に価値があったと思います。 欠点も多い為、手放しで絶賛する事は出来ませんが……自分としては「好きな映画」と言える一本でした。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2018-04-18 02:34:24)(良:1票) 2.あれよあれよのうちに地球が救われてしまい、後始末もまあ!楽そう! 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 3点(2015-08-24 14:23:33)(笑:1票) 1.《ネタバレ》 最近ポール・ジラーは地球を滅亡させようとするのにハマってるようで今回はメタンガスが登場。メタンガスに対する知識がほとんどないので雪山の下に大量に埋蔵されててそれが地上に噴出したらどうなるかーと言われてもいまいちピーンとこないのはちょっと残念ですけど今までの彼の映画と比べたらかなり普通でした。いつもながらセリフで地球滅亡というフレーズは出てくるけど実際起こるのはその場所周辺の小規模災害なんでその辺はまぁいいけど雪山遭難した家族の動きだったり軍隊の動きだったり都合よくいきすぎなとこもあるけどやけに上手く描けててジラーにしちゃ意外。巨大雪崩から普通に逃げれたり雪山を歩きまくっても全然疲れてなかったりたまに出てくるCGの手抜きさを除けばそんなに悪くないんじゃないかなぁ。 【M・R・サイケデリコン】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-02-15 00:30:27)(良:1票)
【点数情報】
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