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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
1.《ネタバレ》 第一次世界大戦のとき、西部戦線では塹壕線がスイス国境から英仏海峡の海岸線まで繋がってしまい身動きが取れなくなってしまった。実にほぼ四年間にわたって戦線が動かなかったわけで、相手の塹壕や陣地の真下までトンネルを掘って爆薬で吹っ飛ばしてしまおうとイギリス軍は考えた。ドイツ軍もトンネルを掘ってイギリス軍を阻止しようとし、両軍の間で実に地味~な坑道戦が展開されたという史実をもとにした映画です。この戦いに参加したオーストラリア兵のトンネル中隊を取り上げているのですが、地味な戦いを丁寧に映像化しています。この中隊は将校・兵士とも本国で鉱山技師や鉱夫だったからトンネル掘りはお手の物、でも戦場の中ではそれは大変な苦労です。オーストラリア人とイギリス人の気質の違いや確執も良く描かれており、けっこうドラマとしても質が高いです。戦争映画としてのアクションはほとんどないと言ってよく、ドイツ軍の攻撃トンネルを爆破する唯一のサスペンス・シークエンスすら実にあっけなくてちょっと残念。ラストは敵陣のある“80高地”の爆破に成功するのですが、その前に主人公の将校が悲しい決断をしなければいけなかったのが涙です。史実では、このときの爆発音がロンドンでも聞こえたというから凄まじさが判ります。もっと凄いのは、これだけ苦労して作戦に成功して1万人以上の損害をドイツ軍に与えたのに、戦局にはなんの影響も与えなかったということでしょう。日本人には想像もつかない戦争です。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-05 21:38:33)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
1人 |
平均点数 |
6.00点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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