みんなのシネマレビュー

リアル鬼ごっこ3

2012年【日】 上映時間:96分
アクションホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化
[リアルオニゴッコスリー]
新規登録(2012-08-12)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2020-11-17)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-05-12)


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監督安里麻里
キャスト山﨑賢人(男優)スグル
山谷花純(女優)リノ
森田直幸(男優)コダマ
遠藤雄弥(男優)
戸田昌宏(男優)
荒井敦史(男優)マサハル
町田佳代(女優)
秋月三佳(女優)
門脇麦(女優)
近藤真彩(女優)
原作山田悠介〔原作〕「リアル鬼ごっこ」
脚本安里麻里
企画柴田一成
プロデューサー柴田一成
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 [2018-08-02再視聴後] シリーズ中で1、2は見ないで3だけ見たが、これは案外まともな映画を作ろうとしたのではという気がした。劇中の国家体制はとても真面目な考察の対象になるものではないが、これはこういうものとしてそのまま受け取ることが要請されている。また殺戮の場面もそれなりに悲惨だがスプラッターにはしておらず、余計なものを削ぎ落してシチュエーションを純化した印象がある。
自分であれば殺される前にせめて1人くらいは相手をぶち殺してやろうと思うだろうが、劇中の高校生はなかなかそんな気にもならないようで、いつまでも鈍器で防戦する程度なのが情けない。しかしそのように反抗的でありながら、体制的に抑えつけられているため決定的な行動をとれないでいるのは現実の学校生活を反映していると思えなくはない。

物語としては、常識外れの状況で多数の人が死んでいく中で、残された者が次第に自分を変えながら生き延びようとする話になっている。親がかりだった主人公に対して、自分自身の力で生きろ、と言うのは親の立場としては当然のことだが、別に孤立して生きろと言っていたわけでもなく、実際はその後の展開の中で、他者と互いに影響し合ったり支え合ったりする関係がありうることを知らされていく。主人公以外にも、例えばライバルが主人公を非難した言葉が、そのまま自分に返ってきていたことに気づかされる場面があったりもした。終盤、ノイジーなメインテーマが鳴り始めてライバルだった男がスタートの合図を出し、そこで主人公が我に返って走り出したのは少し感動的だった。
またこの映画で強い印象を残したのが主人公と一緒にいた女子生徒である(演・山谷花純)。当初は心を閉ざした状態だったようだが、校内社会の枠組みが壊れたことで殻を破ったように主体性を発揮するようになり、土壇場で見せた顔などはけっこうな迫力を出していた。容貌としては目が大きいのと眉がくっきりしているのが野性的な印象で、普通の美少女タレントのようにも見えないので、こういう人を女優の卵というのかと当時思っていた。ちなみにこのとき中三とのことで2歳上の役をやっており、出演者インタビューを見てもしっかりと自分の考えを話す人だった。
そのほか、冒頭で疾走していた女子生徒(演・町田佳代)は必死の形相が可哀想だったが、身が軽そうで若い人は元気があっていいなと思わせるものもあった。この場面は終盤に入ったところで本編ともリンクしている(飛ぶように走っている)。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2014-07-07 21:46:48)

2.まず展開が少ない。ずっと起承転結の承を見せられてる感じ。オチもつまらない。登場人物に魅力がない。それでもレンタルしてしまう魅力的な設定。今までそれを充分に生かした作品が無いのは残念 たんたかたんさん [DVD(邦画)] 3点(2013-01-27 00:51:36)

1.《ネタバレ》 まあ、前二作も安っぽい作品では
ありましたが、本作はそれに輪をかけてチープな作り。
今回は、学校が舞台。実にこじんまりとしてます。
そして、鬼が捕まえたときも、
頭に「キィ~ン」ていうのをあてて殺すという
映像的にものすごく地味。
後でネットを見て解ったのですが、頭にボルトを
打ち込んでいるっていうことらしいですね。
全然そんな風に見えなかった。映像で見て、
そういうのが伝わってこないというのが致命的。

さらにいえば、男子諸君はもっとこう体はって
女子を守ろうとしないのかよ!って思っちゃう。
あまりに不甲斐ない男子たち。
そして、王様がもはやただの芸人みたいになっちゃった。
いろいろと残念な作品である。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 4点(2012-08-13 14:32:52)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.67点
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