みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 映画は落とし前の芸術だ。2時間の枠組みの中で落とし前をいかにつけるか。 でも、映画が終わった後もドラマは続いてるはずなのだ。 作家なら一度は取り組みたい素材だろう。一つの事件が様々な人を巻き込み、事態が収れんしていく人生模様を。 この映画は、一つの殺人事件を実に丁寧に扱っている力作だ。 復讐が済めば、話は終わりではない。果たして「悪人」に幸せは来ないのか?そして復讐の復讐。復讐する人に自分の無念さを捧げる女性もいる。 もう4時間半、画面に釘づけだった。 復讐の連鎖は何を生むか?大きなテーマだ。今をときめくドゥニヴィルヌーブの「灼熱の魂」もその辺を扱っていたと僕は思っている。 とても見応えがあった。映像も印象的で、実に作家の全力投球ぶりを感じさせられる力作だと思う。 エンディングに流れる歌の歌詞が実に説明っぽいのだが、でもこの4時間半の映画が全然説明調でなかったため、心地よかった。 【トント】さん [DVD(邦画)] 9点(2017-12-18 00:30:03) 2.サトとトモキ、ミツオとキョウコを軸にしたストーリーに絞ったほうが良かったのでは?2時間で十分おさまる内容になります。 【源八】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2013-02-02 08:24:08) 1.《ネタバレ》 愛する人を殺されたら、殺した人間を憎み、そこに復讐心が生まれる。 暴力として復讐を実行しても、そこには悲劇しか生まれない。 人は生まれ、やがて死んでいく。 それでも街と、その上に広がる青い空は変わらない。 死んでしまった人も、この世に残った人のことをどこかで見ている。 だけど、残された人は、一人でこの世を歩いていくしかない。 “生と死”そして“愛と復讐”というテーマを、深く追究した力作。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-01-06 20:18:16)
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