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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 ご存じPUFFYの大ヒット曲と同タイトルを有する映画。さて、一体アジアの“何が”純真だというのでしょうか。そう、それは“子供”です。トイレと言わずおしっこと言う少女。「世界を変える」なんて恥ずかしい台詞を臆面もなく吐く少年。本作の主人公は紛れもなく“子供”でありました。純真。それは汚れなく清らかであること。裏を返せば何も知らないということ。壁を作り内に籠る、あるいは情動を理性で抑える術を知らない。確かに俗世に染まっていません。しかし其処に成長もありません。少年と少女の身に降りかかった大きな痛みは、おそらくそれまでの人生で最大級のものでしょう。そこで立ち向かうか、逃げ出すかで、その者の人生の価値が決まるのだと思います。本作の主人公の選択は残念ながら後者でした。生き抜くための武器(=知恵)を持たざる者は、逃げる事しかできません。純真は美しい。ですが人は純真であり続けてはいけないのだと思います。多様な見方、価値観を知らぬ者にとっての世界はきっとモノクローム。子供に美しい色、そして汚い色を教えなかった親の罪は重いと考えます。大切な人を2度も失った少年。絶望した者にとっての唯一の希望は、世界の終焉です。色の無い薔薇ほど虚しいものはありません……。ファンタジーに傾倒していく終盤戦。東京タワー、球体の爆弾。明らかにメタファーが盛り込まれています。ここにきて、曖昧模糊とした結末を用意した監督の意図は測りかねますが、本作が有する猛毒を中和する効果は確かにありました。実に狡猾。大人のテクニックです。ただし“子供の愚かさ”を描いた本作の結末としては、いささか利口過ぎた気がしないでもありません。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-05-06 20:57:15)
1.《ネタバレ》 はっきり言って、内容的には荒削りだし、とても傑作とはいえない映画です(無差別テロはどんな理由があろうとも絶対に許されるものではないですし)。ただ、この作品からは若松孝二や足立正生や長谷川和彦といった監督たちが築き上げてきた「闘う日本映画」の魂がギチギチに詰まっていますので評価はできませんが嫌いではありません。 「こんなクソみたいな世の中どうやって変えればいいんだよ!」という少女の叫びこそが、この映画の根幹をなしており、その他の要素はこの叫びを観客に効果的に伝えるための手段に過ぎないように感じましたね。 個人的には、話の展開は日本国内だけに限定すべきだとは思いますが、若松孝二監督の弟子ですからやむを得ない部分もあるのかもしれませんね(唐突にワファ・イドリスの名前が出てきたときは「らしいな・・・」と思いました)。 映像の美しさ、特に鹿行地域の風景が印象的でした。 【TM】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-02-02 10:06:25)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
6.00点 |
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