みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 主演女優はこれまで存じ上げなかったが、実は結構なお家柄の方だったようで、プチセレブどころかセレブそのものと思われる。劇中人物としては中等部から名門校に入っていたようだが、女優本人は幼稚舎から大学(文学部)までストレートで持ちあがりらしい。体型が非常に特徴的なため何の役でもいいわけではないだろうが(モデルが最適だが)、この映画に関してはまさに適役である。というか、本物がこういう役をやっていること自体が可笑しさを出している点でも適役である。 内容としては心地よい程度のブラックな笑いを含んだコメディになっており、当時の風潮を無遠慮に皮肉る台詞がユーモラスに聞こえる。人が死んだ場面でまで笑わせるのはやりすぎだ(笑)と思うが、しかし基本的にはウソっぽいものを全部引っぺがして地のままで出直そうという趣旨であり、最後にはそれなりの感慨を残す作りになっている。特に、ラストで題名の意味が劇的に明らかにされたのには感動した(笑った)。まるで天国にいるあのお方が、日本復興に向けてわれわれを導いてくれているようで嬉しくなる。 こういう不謹慎なものをその年のうちに制作していたというのは感心するが、自分としてもどうせならもっと早く見ておきたかった気がする。うちの地元でもこの年は春から好天の日が多かった気がするが、この時期に関する人々の記憶が薄れるほど、この映画の価値も忘れられていくかも知れないので、現時点でも自分としては素晴らしい映画に思えたということを証言しておきたい。これは見て本当によかった。 ちなみに、劇中で港区白金(植込み、地上1m)の放射線量として表示されていた0.06~0.07μSv/hは、同時期の自分の住所地における測定ポイントと同程度だが、これは日本国内で花崗岩が分布する地域での地中からの自然放射線量よりは低いようである(日本地質学会のサイトを参照)。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-10-01 23:57:38) 2.《ネタバレ》 東京とかにいて大した被害を被ったわけでもないのに「震災以降すべて変わってしまった…」と物憂げに言う人や「こんな時だから助けあわなきゃ」と必要以上にシリアスになりがちな人達への違和感ってあるよね。 そんな不穏ムードに暮れていた日本を笑い飛ばすような、気持ちの良いコメディ。 皮肉のバランスが絶妙で嫌味がほとんどない。こういう感覚で震災と向き合っている映画は他に見たことがない。素晴らしい。 【すべから】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-07-20 18:10:22)(良:1票) 1.2008年:プライド(ステファニーと満島ひかりが出演)と、 2010年:ばかもの(内田友紀と成宮寛貴が主演)と、 ここ最近の2作品がすごく良かった金子修介監督さん。 その金子修介ブランドに期待しつつ借りてきたこの一作、青いソラ白い雲。 〝セレブ女子が富を失い、棲み家を失い、白いノラ犬を連れて旅に出る〟 といったような あらすじにひかれて興味そそられたんですが。 ところが今回、残念ながら出来栄え あまりよろしくない。 脚本:金子修介 監督:金子修介。 どちらをとってもみても、中途半端であまり出来がよろしくない。 TVドラマの領域っぽくあり、かなり安っぽさが露骨に出てます。 主演の森星(もりひかり)さんとは タレント:森泉さんの妹なんだそうです。(だからなに) 脚の長さがとにかく異常です。 【3737】さん [DVD(邦画)] 3点(2013-02-09 18:01:36)
【点数情報】
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