みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.ヘミングウェイの小説も、それを基に製作された同タイトルの映画も、無関係の作品です。 本作の”キリマンジャロの雪”とは、作中でも歌われますが、フランスのヒット曲のようです。 共にリストラで解雇されることになる、労働組合の委員長のベテラン社員とまだ若い社員。 主人公は労組の委員長の方。この人が絵に描いたような善人であることは、 冒頭のくじ引きでリストラ要員20名を決めるイベントでよく分かる。 不況、会社の業績不振、リストラ。労働者にとって生き辛い今の世の中。 まさに貧乏クジを引かされたこの2人の男のリストラ後の生き方とは・・・。 以降も、この委員長のいい人ぶりが最後まで続きます。 残された2人の子どもの扱いなんて、さすがにこんな人いるか?という域に入ってくるけど、 こんな時代だからこそ、映画の中でくらいこんな人がいたっていいじゃない。 彼の奥さんも家族や周りにいる人も、み~んないい人ばかり。 本作のキーアイテムであるコミック誌を使ったユーモアのあるラストにもほっとさせられます。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-12-23 11:29:04) 1.《ネタバレ》 ヘミングウェイ原作の1972年制作の「キリマンジャロの雪」のリメイクと思っていたので、全く関係のない話で驚いた。 労働組合の委員長だったミシェルは、くじ引きでリストラ要員を決め、自らも当たりくじ(?)を引いてしまうわ、リストラ要員となった同僚から強盗されるわと散々な目にあいながらも、元同僚を許すという慈悲深い人で素晴らしい。ミシェルの妻マリ=クレールは、逮捕された元同僚の幼い弟達を引き取り、育てるというミシェルに輪をかけて素晴い人だと思う。とても、僕には真似のできないことですね。 また、二人の信頼関係と、二人を取り巻く人たちも善い人過ぎて、少しばかり胡散臭く見えてしまうのは、僕が歪んでるからでしょうね(笑) 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-27 20:46:47)
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