みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
13.全くわかんないや。解説によると監督の人生の出来事を暗喩表現しているそうなんですが、そういうテーマって他人に見聞きさせることに意味あんのかな。日記にでも書いときゃいいんじゃないのかな。 監督自ら「他者が理解できるかどうかは考えに入っていない」とのご発言ですから、私のように理解0%の客がいても不思議ではありますまい。 分かる人たちだけが鑑賞して評価を寄せるので結果高い点数になり、それに釣られたわたしのような被害者が出るのです。 ‶分かっていない”分際で点をつけるのも心苦しいけれど、つまんないものはつまんないので正直な評価をしておきます。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2021-11-13 17:02:27) 12.《ネタバレ》 ラストシーン時、ブレーキランプ5回踏んで《ア・イ・シ・テ・ル》ってやってる風なクルマが3台ほど居ましたね。他にも《ア・イ・シ・テ・ル・ル・ル》って風な余計な数踏むクルマも居ましたね。まさか車同士において愛してるも何もないだろうけどね、でももしかしら、あの車庫内がその後、リムジンたちの愛の寝室となってしまって破廉恥状態になってしまって、とても上映出来ぬ状態に突入するから撮影継続出来ずにあそこでフェイドアウトしてあげたのかもしれないですね。そして数ヶ月に、あそこで真っ白で寸胴なお子さんたちがたくさん生まれてくるから ずっとドラマが続いてゆくわけですね。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-17 19:53:41) 11.《ネタバレ》 面白かった。映像としては飽きないけど、それぞれのシーンが同じテンションで続いていくので、もう少しBGMにメリハリがあっても良かったかも。結局のところactingの素晴らしさを描きたかったということで良いのか?解説サイトを見たところヴェンダースの『ことの次第』とゴダールの『パッション』も観た方が良さそうなので時間を見つけてトライしたい。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-27 14:26:03) 10.映画を作るとき観客のことをまったく考えていない、観客より自分自身のことを考える。そう言った監督の言葉通りの印象。 シュールで前衛的かつ哲学的、最も苦手なタイプの映画。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 2点(2016-11-03 06:40:55) 9.《ネタバレ》 人生は演じることだ!ありのままの自分など存在せず、我々は誰かに見られることを常に意識しながら生活を送っているのだ。オスカーは常に完璧なメイクと衣装で他人を演じ続ける。彼の本当の姿は?メイク中の、運転手と会話を交わすオスカーさえ素の姿ではないのかもしれない、なんてことを考えてしまいました。この映画はレオス・カラックスのフィルモグラフィと人生を再現した映画だそうで、難解なのは当然。彼の映画を全部見ていても理解できないよこんなの。引用の多さでヌーヴェルヴァーグの映画群を思い出した。 【カニばさみ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-07-05 01:57:56) 8.《ネタバレ》 監督は「全ては虚構だ」と言いたかったのか、それとも「それでも人生は素晴らしい」と言いたかったのか、私には判らない。 面白い作品か?と言われると、決してそうとは言い切れない。 だが、これからどうなるのか? 監督は何を伝えたいのか? 何処かで何か決定的なヒントが見つかるのでは無いか? と感覚を研ぎ澄ませながら映像に集中するのは中々スリリングな体験だった。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-20 12:50:00) 7.わからない。 まったく世界観に入っていけなかった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-29 01:46:57) 6.《ネタバレ》 同じリムジンものでも「コズモポリス」より良かった。同じようなテーマなのだが、生きてる実感を欲望で満たす「コズモ」よりも、アレックスは強く、女性に対してキチンとしているので観てて安心感がある。謎の仕事でいろんな「人間」を行っていく話なのだが、最後の仕事が家に帰ることであり、そこには「家族」が待っている。しかしどの仕事もエピソードがふるってて、生きてる実感がすごい話ばかりである。「コズモ」と比較するのも何だが、「ポンヌフ」で生きてる実感大爆発だったカラックスの本作品は、どのエピソードも人間を描いててふるってる。しかし彼の中に虚構の世界の空しさが押し寄せてるのは間違いない気がする。これは俳優論なのかもしれないとも思った。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-05 07:52:58) 5.《ネタバレ》 見た目よりは素直な映画で、カラックス自身の映画体験を描きながらある種の古き良き時代への郷愁をユーモアとサイケデリックな映像で表現している。冒頭、カラックス自身が扉を開け、映画館の中へ入っていく。ここから彼の頭の中に入り込むようなイメージ。したがって単なるオマージュではなく、彼の頭の中に残っているままのかつての映画が、デフォルメされて、背景化されてちりばめられることになる。前作TOKYO!で出てきたメルドだけをとってみても、その前作とのつながりと同時にノートルダムのせむし男やキングコング、美女と野獣、そしてゴジラと様々な映画のイメージの凝集であることがわかる(おそらくもっとあるのだろう。マンホールに潜る所もいろいろ挙げられそうだ)。そうした彼の一種の夢の相方はやはりドニ・ラヴァン以外に考えられないのであって、そして「行為action」の美しさを徹底的に追及していることもわかるのである。車もmotorを持ち、動きで魅了するはずのものであったが、ラストの車庫はそれが失われることへの寂寥が感じられるシーンであった(「カーズ」を思い出す)。傑作。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-10 10:42:57) 4.《ネタバレ》 まさにレオス・カラックス版の「Takeshi's」。「Takeshi's」も好きだけど、完成度で言えば「ホーリー・モーターズ」のほうに軍配が上がる・・・かなあ。行く先々で色々な人間を演じて行く摩訶不思議な物語。印象に残っている場面は、CGのモーションキャプチャースタジオ。光のセンサーを全身に付けた状態で、ぬめぬめタコ女と交わるシーンが強烈。次第に人物のシルエットが見えなくなって、光センサーだけが蠢いている様子が異様でした。CGクリエーターだったら絶対にやらないような発想であり映像です。これも「演じる」という行為なんだな。そしてラスト。その日の「アポ」をすべて終えて停車場に戻ると、なんとそこには他のリムジンの行列が!ちょっとこの場面で鼻水が出そうになりました。主人公以外にも、毎日を「演じる」ことで暮らしている人がこんなにいるとは・・・。とどめに、そのリムジンたちまで会話し始めます。リムジンでさえ、リムジンであることを演じていたのか・・・。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-06 01:22:40) 3.《ネタバレ》 面白かった。 しかし、パンフレットを読まないとわからないことがあったのは歓迎できないところがあります。 多くの方が思ったであろうことが、映画のはじめのほうに出てくる窓から外を見ている女の子と、エンドロールに登場する女性は誰なのかということでしょう。 実は女の子は監督の娘で、エンドロールの女性は2011年に亡くなった監督の妻だそうです。 そして冒頭のシーンでは、レオス・カラックス監督自身が「扉を開けて劇場へ行く」男を演じていました。 つまりこの映画は監督自身が人生を顧みる映画でもあるのです。 よくわからない映画ですが、わからないなりに人生観や、生と死を見つめれるのはなんとなく漫画の「火の鳥」を思わせて魅力的でした。 「火の鳥」っぽいことがもうひとつあります。 それは主人公・オスカーの不死身っぷりです。どんなことがあっても、オスカーは死なない(死ねない)のです。 このことは一番初めに演じた老人とシンクロしています。 いくつのも人生を生きたオスカーは、自分の存在を確かめられない男です。 さらに死ぬことができない彼が、少し哀れに思えました。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-06-03 22:35:47) 2.言葉でうまく感想が書けない。ひと通りのストーリーを語ることはできるけど、解説なんかできない。言葉で語れないっていうのはいい映画の証拠だ。だってその映画を知るにはそれを見るしかないのだから。こんなに呆気にとられた映画は久々だった。映画ばんざーい! 【とと】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-06-03 14:02:36) 1.《ネタバレ》 最高に笑えるのだし、最高に泣ける。 終幕間際、リムジンが倉庫に続々と集まってくる。 そしてエディット・スコブは車を降りる前に仮面を被るのだ。 『顔のない眼』だ。なんというまさかのオマージュ。 そして彼女すらもスクリーンから消え去った後、彼らが遂に話始める。 「もう誰もモーターを望んでいない、行為を望んでいない」 自らをもうじき廃車になるのだと嘆いている。 そう、聖なる機械が、嘆いているのだ。 HOLY MOTORSとは、そういうことだったのではないかと思う。 日本では、舞台などでもそうだが、上手・下手と言うわけだが、 フィルムカメラは下手側にファインダー上手側にモーターがあって、 海外はファインダーとかモーターなどと言って方向の統一をするわけで、 モーターが駆動するように、この映画も駆動して人物の身体的躍動を撮らえるわけで・・ まぁ、そういうことは、本当にどうでもいいのだけども、 そういうことだと思えて仕方なく、ただ泣けてくるのだ。 冒頭の映画を観ている観客たちは果たして本当に映画を観ているのだろうか。 ただ眺めている、あるいは眠っている。 ミシェル・ピコリが言うだろう「観るひとがいなくなったら?」・・ ・・などと、そんな面倒くさいことなど考えることすらも放棄したい。 人物が動き、人物が喋り、カメラが動き、音が響き、 スクリーンに今まで見たこともない事実が投影され続ける。 そう、ゴジラの旋律に笑って、カイリー・ミノーグの歌声に涙する、 もうそれで充分過ぎるほどの映画だ。 【すぺるま】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-04-29 00:48:42)(良:1票)
【点数情報】
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