みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 信じていた宗教に、「親がユダヤ人ではない」というだけで突き放される。 信仰心より状態を重視する宗教とは、何なのだろう。 母は現実をすぐ受け入れる(受け入れようと努力する)のに対し、父親は初めて事実を知った時に途中で退室したり その後もなかなか受け入れなかったりと、男って生き物は弱いんだなぁ…と。哀れだな、と。 「歌」というものは、どんな境遇にあろうと人々を結びつける力があるのではないか、そんなことを感じさせられた。 イスラエルとパレスチナ、どちらにも肩入れしていない描写が良かった。 【Sugarbetter】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-15 02:17:04) 1.《ネタバレ》 これは是枝監督の「そして父になる」と見比べると、興味深い。「そして」は福山雅治演じる父親の成長譚だった。一方、こちらは、子どもたちが二つの家族の間を交流し、そして人間的にまた大きくなるという内容だった。しかも子どもを間違えた二つの家族には、パレスチナなどの民族問題が混じり、とても政治的に表現が難しいだろう内容なのに、この映画では、子どもたちがそんな問題お構いなしに、二つの家族の中で、ドンドン自分から交流し、この家族が結びつくという話だった。これを見て、自分は日本の若者だったら、どうだったろう?などと考えた。もっと悩み、暴れて、ひどいときは犯罪まで犯しそうなほど、弱い。日本の映画だったら、間違いなくそういう内容になるだろう。現実はともかく。中東はアイデンティティが骨太だ。日本は組織では強いが、個となると、弱いのかなぁ?などと感じた。 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-01-18 14:34:12)
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