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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 これまでの劇場作品では、様々な問題やトラウマを抱えたゲストキャラがアンパンマンと出逢い、目を背けてきた自らの弱さや過去と正面から向き合い、成長するという筋書きが定着している。だけど本作品では、アンパンマン以上にばいきんまんがゲストキャラの成長に大きく貢献している。誰よりも敗北の痛みや屈辱を知り、辛酸を舐めさせられてきたばいきんまんだからこそ、似た境遇を持つバンナの気持ちに寄り添い、叱咤激励できたのだ。バンナに騙されようとも、我が身の危険も顧みずコオリオニから身を挺して彼女を庇ったばいきんまんの姿は、捨て身と献身の心なくして本当の正義は行えないという原作者の言葉を、アンパンマンに代わって表現しているように思える。その姿がバンナの心を強く突き動かし、バナナ島を救った。終盤で、だだんだんが転んだ場所から生えたジャイアントバナナは、バンナを成長させ、バナナ島を救った大きな立役者であるばいきんまんの活躍を称えているのかもしれない(^^)。 【哀しみの王】さん [DVD(邦画)] 10点(2014-09-06 20:59:58)
1.《ネタバレ》 舞台となるバナナ島は、太陽の光降り注ぐ南の楽園。バナナ栽培が盛んなバナナ天国。ところが、ふとしたキッカケで良好なバナナ育成環境に変化が起こってしまいます。枯れる木々。朽ち落ちるバナナ。それでもパーナ姫に危機感はありません。ここはバナナ島。バナナが採れて当然だわ。彼女の姿は、まるで苦労知らずの三代目社長、あるいは努力せずとも結果が付いてくる天才アスリートのようでした。資産は守り育てなければいずれ底を尽きますし、折角の才能も磨かなければ錆ついてしまいます。今回バナナ島を襲った悪夢は、パーナ姫に“労力を払わずして手に入るものなどない”という貴重な教訓となったようです。未熟なゲスト(主人公)がアンパンマンとの出会い、困難を乗り越え成長を果たすのは、近年の劇場版定番のテーマ。ただし、今回はアンパンマン以上に、ばいきんまんの優しさがパーナを救った気がします。負ける痛みを誰よりも知るばいきんまんだから、彼女の弱った心に寄り添えたのかもしれません。ちょっとグッと来てしまいました。何故コオリオニが現れたの?どうしてコオリオニを倒せたの?整合性や論理性を求めると物語の主旨を見失うのが、アンパンマンワールドの落とし穴。“分からない”から駄目なのではなく、“分からないことを楽しむ”心の余裕が、アンパンマン観賞では必要と思われます。完熟バナナのように甘めの採点ですがご容赦を。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-24 17:57:15)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
8.50点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 0 | 0.00% |
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7 | 1 | 50.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 50.00% |
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【その他点数情報】
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