みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.《ネタバレ》 ロシア映画ってほとんど見る機会がありません。とゆーか、もしかしたらこれが初めてかも? ロシアのパニック映画。どんなだろうと思ってあまり期待せずに見たのですが、これがなかなか面白いんですよ。 この映画を見ると、『面白い』って思う基準は万国共通なのかもしれないと思う次第。モラルや善悪の基準も、そんなに国によって大差ない気がします。 冒頭の不倫シーンはちょっと長くて余計かな。まあ人物相関を見せたかったのでしょうけど。 退屈になりがちな序盤を、「染み出てくる水」なんかでうまいこと緊張感もたせてあります。トンネルの内壁がどんどん崩れていく様子をみるだけでハラハラしちゃう。単純だけど、うまい。 中盤以降は割とありきたりな脱出劇に終始しましたね。でもパニック映画好きな人にとっては、そのありきたりが好物だったりします。いろいろひねられるより、よほど良い。 嫁の不倫相手と一緒に力を合わせないといけないシチュエーションがちょっと面白い。 女の子のパパが主人公なんでしょうけど、主人公にしては頼りない。オープニングで、いい腕の医者っぽい感じでしたけど、それを活かすシーンはほとんどなく残念。 不倫相手も、良いやつではないが悪人ってわけでもない。 つまり、出てくる人たちが、あんまり魅力的ではないのです。その人物像がある意味リアルと言えばリアルですが。 地下鉄で知り合った若い男女が個人的には良かった。 男のほうが『自分を置いて先に逃げろ』と言ってみたり、女の子のために命がけで吸入器をとってきてあげたり。パパさんよりよほどヒーローしています。この2人が無事に生還できて、ついでに恋も成就して良かったです。 でもこの映画の見どころはやはり前半。 事故に遭った42号ではなく、その後続車の17号だったかな?事故に巻き込まれまいと来た道を引き返すシーンがあるのですが、そこが一番ハラハラしました。こーゆーシチュエーションは初めて見た気がします。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-04-09 02:34:24)(良:1票) 2.《ネタバレ》 なかなか悲惨なパニック映像を撮り上げていらっしゃいましたね ロシア産。 そして地下鉄構内という暗い場所でありながら、観てるこちら側に暗さによるストレスを全く感じさせない上手く当てられた照明。そして全然違和感無かったCGの使い方、よく出来た見易いパニック映画であったと思います。 だが、人間的な質において、我れ先にと逃げまくるロシア人の気質が日本人の気質と全く合わないですよね これ。 不倫女房にしてもそう(旦那と娘ほっぱらかしてなにしようってんだ) 自己中が皮を被ってるかのような不倫相手にしてもそう(どう見たって傲慢ちきの塊だし) 寡黙で負け犬根性拭いきれない旦那にしたってそう(せめて娘にくらい好きになってもらえるようなコミュニケーションとろうよ)、だとか、まあこれでロシア人を好きになれってのは難しいでしょうね。だからかなり良かった映像面に反して人間的ドラマな部分については大した評価は与えられない 好きではない。 評価の良さは地下鉄パニック、イコール、正統なパニック映画であるとしての評価です。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-12-30 23:50:35)(良:1票) 1.《ネタバレ》 ロシア製のパニック大作。パニック映画といえばハリウッドのお家芸の1つ。 ロシアのパニック映画ってどうなんだろうと見始めたのですが、これがなかなかよく出来ている作品でした。 朝の満員の地下鉄に水が流れ込み、地下鉄構内が大洪水になったら・・・。 1つ間違えば大惨事につながる老朽化したインフラの怖さと、その保守の重要性について考えさせてくれる作品です。 名作「ポセイドン・アドベンチャー」を思い出すようなシーンもあり、怒涛の様に迫りくる水の恐怖の描写にはなかなかの迫力があるのですが、 大半の人々が命を落とす中に生き延び、迫りくる水の恐怖と闘う数名のグループの人間ドラマもしっかりと描かれています。 地上への脱出口が目の前にあっても、救助隊に発見されても、更なる水の恐怖が彼らを襲う。最後の最後まで息をつかせません。 人間だけでなく、犬もちゃんと忘れず救出されるラストにようやくホッとさせられらたのでした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-19 20:19:33)(良:1票)
【点数情報】
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