みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 たまたまNetflixで見かけ、キャストの豪華さゆえに観てしまった映画。 うーん、よくある中途半端なヒューマンドラマ、中途半端な邦画の典型例。 映像と演出に特筆すべきところはなく、脚本は題材ありきのために豪華なキャストを無駄に使い倒すだけ、深いテーマ性も特になし。これはいかん。 元恋人が出てくるわ、ヒロインの女子高生が出てくるわ、両親が出てくるわ、他のがん患者の家族が出てくるわ、人物関係広げすぎ。しかも広げたわりには物語からすぐにフェードアウトさせるなど、もうちょっと登場人物を丁寧に描きなさいよと言いたくもなる。 トイレのピエタというテーマに着地したいがために急拵えで作られた脚本世界のため、人物も物語展開も物凄く浅く感じてしまう。要はあの絵を描く、という着地点に持っていくための人物設定や脚本というのがすぐにわかるような作りのため、終始醒めた目で鑑賞してしまった。 仮にこの映画が面白くなるとしたら、まず雑なオリジナルストーリーではなく、本作の基になった手塚治虫の晩年を誠実に描くところから始めたほうがよかったと思う。事実は小説よりも奇なり。本作の脚本家はそれがわかっていない。 【nakashi】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-01-08 12:44:26) 3.主人公の人柄が好きになれず、どこに共感したらいいのかさっぱりわからない。 中盤でちょっと改心して、多少はまともな人間になりそうだったけど、最後まで好きにはなれなかった。 周りを固めるキャストがやたら豪華で、作品としてのクオリティは高かったように思う。 もうちょっと好感度の高いキャラ設定だったら、感動とか悲哀を感じたのかも知れない。 終盤はちょっと頑張ったけど、好感度の低さを覆すほどでは無かったです。 あと、JKの考えは浅はかで笑えた。 飛び込んだ時点でもうパンツ見えてるのにね。 それから、好感度ゼロの糞みたいな人間だけど、薬は飲ませてやってくれ。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 5点(2017-02-23 18:31:51) 2.《ネタバレ》 病気で仕事ができなくなっても、取りあえずバイトでやっていた窓拭きしかできる事がなくて切なかったです。「ヒミズ」の茶沢さんとは少し違いますが、杉咲花ちゃんの存在が太陽や名前の如く花のようでとても良かったです。 【DAIMETAL】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-01-12 07:38:56) 1.《ネタバレ》 口跡の良さで女優を選ぶ、と語ったのは鈴木則文監督だが、 本作での杉咲花もその声の響きが何よりの特長で、 病院での出のショット、同じくラストでの登場もまずオフからの 彼女の甲高い声が画面に響く。 走り、泳ぎ、自転車を漕ぐ彼女の躍動的なフォーム、 病んだ男たちの泳ぐ視線とは対照的に真っ直ぐ覗き込むような眼にも力がある。 野田洋次郎とリリー・フランキーが語り合う、 白シーツ揺らめく病院屋上シーンの曇天は狙ったものか、たまたまか。 いずれにしてもそうした天候のメリハリも、杉咲とのプールシーンや田舎のシーンの晴天と風を際立たせるのだが、 ここでの野田のアップと涙のショットや、宮沢りえの台詞過剰は、 やはり甘いのではないかと思う。 リリー・フランキーの撮った動画映像も、主人公の死後にだけ見せる形にしたほうがすっきりして より効果的だったのではないか。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-06-25 23:58:08)
【点数情報】
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