みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.とぼけた映画も嫌いじゃないですが、マカロニウエスタン黄金期を倣って無理にそれっぽく味付けしているように感じられます。確かに中味もマカロニみたいに空虚ですが。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-11 22:55:05) 5.《ネタバレ》 武器商人のヨドラフと、靴磨きから革命軍の幹部に大抜擢されたバスコ。政府軍と革命軍の戦いの中で、それぞれの思惑が交錯する。 キーマンとなるサントス教授は、あくまでも無血での革命にこだわる。モンゴ将軍にはサントス教授のような崇高な理念はなく、ただ金が欲しくて革命を起こしたいだけ。 個性豊かな登場人物の中でも、敵役で執拗にヨドラフを追うジャンが面白い。鷹匠のようにハヤブサを飼い慣らし、いかにも悪人にふさわしい不敵な面構え。ヨドラフに裏切られて磔にされ、逃れるためにハヤブサに右手を食いちぎらせた壮絶な過去を持つ。そのハヤブサを焼き鳥にされたあたりはちょっと笑ってしまうが、本人にとっては憎しみも倍増だろう。 ポケットの銀貨で助かるくだりは「荒野の1ドル銀貨」と同じ。機関銃をぶっ放すのは「続・荒野の用心棒」を彷彿させる。パクリというかパロディというかオマージュというか…。 ヨドラフがラストで政府軍の姿を見て急に変わったのが謎。この邦題もよくわからない。 マカロニウエスタンにモリコーネの音楽は、チャーハンに餃子並みの相性の良さ。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-10-13 22:48:56) 4.イタリア、西ドイツ、スペイン合作によるメキシコを舞台にしたスウェーデン人が主人公のマカロニウエスタンという なんだかよくわからないことになってますが、これがね、見事なまでに一体となって素晴らしい西部劇世界を作り上げているわけですよ。 ヨドラフとバスコのキャラがすごくいいし、展開にもユーモアがあって飽きさせず、女も美人! そして何と言っても、エンリオ・モリコーネによる主題歌が最高です。 もうずっと耳にこびりついて離れない。延々と頭の中をループしているんです。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-20 21:23:38) 3.《ネタバレ》 オープニング、教会から女性が走り出てくる(花嫁ベールっぽい白布付き)。必死の表情で走る、走る、走る。たどり着いた先には2人の男が拳銃を手に決闘の雰囲気。ここまで引っ張ったからには、この影に何か壮絶なドラマがあって、この勝負がクライマックスなんだろう、と思うわけですが、終わってみればそのシーンの意味のあまりの下らなさにずっこけます。と同時に、そのセンスに感動します。大体、この作品の登場人物は、この3人以外にもいろいろ出てきますが、揃いも揃ってことごとく好き勝手です。カオス状態です。その中でも、教授の奪還、パートナーの救出、国境突破など、ポイントではなかなか上質なスリルを見せつけてくれるので油断なりません。さらには、教授がもっともらしく最後の教示として残した言葉は結局全員無視しているし、ラストで押し寄せてくる政府軍はどう見ても圧倒的なんだけどそれをどうするのかさっぱり分からないし、むしろそんなことを気にする方がアホらしくなってくるのです。そしてその作用をもたらしているのが、この最高なテーマソングであることは言うまでもありません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-17 02:19:42) 2.《ネタバレ》 オープニングの”ぶっ殺そうぜ~同志たちよ~♪”と歌う主題歌といい、この邦題といい、 どんなガンマン大連合の面々が登場するのかと思っていたら、思いの外登場人物は限られている作品です。 しかしマカロニウエスタンのスター、フランコ・ネロとトーマス・ミリアンのコンビがとにかくいいんです。 この2人の掛け合いが可笑しく、作品全体に漂うユーモアのある空気がたまらない。 そしてそこに絡むこれぞ悪役!ジャック・パランスの面構え、どこまでも執拗に絡んでくるそのしつこさに、 この2人と、非暴力を訴える革命の指導者の教授。それぞれが最終盤に見せる男気もいい。 ユーモアとアクションと、主要登場人物の男たちのドラマをきっちり盛り上げる巨匠モリコーネの主題歌がまたいい。 オープニングの歌詞と全く同じく、「ぶっ殺そうぜ!同志たちよ!」と叫ぶフランコ・ネロの姿。 ラストは何とも言えない清々しさがありました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-13 22:21:19) 1.一体どこが大連合なのやら、というのはさておいて、これは出色のマカロニウェスタン、シビれます。フランコ・ネロ演じる主人公ヨドは武器商人、彼がメキシコ革命軍のモンゴ将軍から受けた依頼は、トーマス・ミリアン演じるヴァスコとともに、サントス教授なる人物を連れ帰ってくること。このサントス教授という人、非暴力主義を唱えつつも、メキシコ革命において勢力の一角をなす人物で、シンパがいたりする。という訳で、ヨドとヴァスコのつかず離れずの関係に、さらに教授シンパのオネーチャンが絡み、そしてさらには、彼らを付け狙うジャック・パランスの、これでもかというくらいワルそうな顔。さまざまな人物が見事に個性と存在感を発揮し、いろいろなエピソードで映画を盛りあげてくれます。いやホント、みんな、いい顔してるんです。だから盛り上がる。なぜヨドがコインを自分にくれたのかヴァスコがこだわるのも、いくつかの伏線にもなってて(あるいは、大した意味は無いともいえる)、面白いところです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-23 22:39:18)
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