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21エモン 宇宙へいらっしゃい!

1981年【日】 上映時間:92分
SFコメディアドベンチャーアニメファミリー漫画の映画化
[ニジュウイチエモンウチュウヘイラッシャイ]
新規登録(2016-02-14)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
公開開始日(1981-08-01)


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監督芝山努
井上和彦21エモン
杉山佳寿子モンガー
肝付兼太ゴンスケ
潘恵子ルナ
栗葉子ママ
丸山裕子オナベ
塩見竜介ギャラクシー社長
加藤治支配人
上田敏也山田先生
はせさん治カメキチ
飯塚昭三スカンレー
筈見純船長
佐藤正治航海士
川島千代子ガイド
松原雅子アナウンサー
鈴木みえバトンガール(名義「鈴木三枝」)
鈴木清信カワサキ
原作藤子不二雄
脚本辻真先
音楽菊池俊輔
作詞藤子不二雄「宇宙へいらっしゃい!」
作曲菊池俊輔「宇宙へいらっしゃい!」/「遙かなる宇宙」
編曲菊池俊輔「宇宙へいらっしゃい!」/「遙かなる宇宙」
主題歌井上和彦「宇宙へいらっしゃい!」
杉山佳寿子「宇宙へいらっしゃい!」
肝付兼太「宇宙へいらっしゃい!」
挿入曲井上和彦「遙かなる宇宙」
プロデューサー別紙壮一
制作シンエイ動画
小学館
テレビ朝日
アサツー ディ・ケイ(制作協力)
配給東宝
作画須田裕美子(原画)
大塚正実(原画)
美術川本征平(美術監督)
沼井信朗(美術補)
編集井上和夫
録音浦上靖夫(録音監督)
その他東京アニメーションフィルム(協力)
東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 「21エモン」は小学生の頃に放送されていたテレビアニメをよく見ていた。本作はその10年前に作られた初アニメ化となる劇場版で、テレビアニメ化を経ずにいきなり映画化してるのが珍しい。それをテレビアニメを見ていたころから四半世紀以上経ってから初めて見た。「ドラえもん」以外の藤子アニメ劇場版は短編か中編というのがお決まりなのだが、本作は一時間半の長編で、前半がエモンやつづれ屋の日常、後半がエモン、モンガー、ゴンスケの三人の宇宙旅行という構成でメリハリが利いているし、なかなか面白かった。エモンやモンガーのデザインものちのテレビアニメ版とは違うのだが、今になって見るとこのデザインのほうがしっくりくる気がする。(でも、テレビアニメを見ていたころに本作を見ていたらきっと違和感を感じていたはず。)宇宙飛行士を夢見ているエモンが実家のホテルつづれ屋の将来のこともちゃんと考えているというのは、だだの夢見がちな主人公というふうになっていなくていいし、その両方を両立させるようなラストのエモンの提案もいかにも藤子F不二雄作品らしい発想。つづれ屋を買収するためにエモンの宇宙飛行士という夢を後押しするというホテルギャラクシー社長のしたたかさがなんとも言えないし、その社長が自分の策略によって宇宙旅行に出たエモンに命を救われるという展開はちょっと皮肉めいて感じた。このクライマックスの伏線になっているウキキの木が朝日を見るシーンが印象に残る。このウキキの木のエピソード中にドラえもんがカメオ出演的に登場しているが、同時上映は「ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ」だったとのことで、このシーンは双方に同じカットが使われているとのこと。こういうお遊びは楽しくて好きだ。音楽を藤子アニメではおなじみの菊池俊輔が担当していて、一部で「ドラえもん」のBGMも使われていて久々にアニメでこの人の音楽を聴けたのが懐かしかった。エモンの声を演じる井上和彦が歌うエンディングテーマがあまり藤子アニメっぽくない気がするのだが、それが逆に良かった。企画当初は本作の後にすぐテレビアニメ化の話もあったようだが、今になって実際本作を見た後に考えると、それが流れてしまったのがちょっと残念に思う。 イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2018-07-14 18:46:52)

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Review人数 1人
平均点数 7.00点
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