みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
3.なかなかオモムキのある作品で、期待以上にオモムキがあるもんだから(笑)、大味な作品だろうと思ってるとちょっと戸惑うかも。 刑務所に収監された一人の若者が、札付きのワルに見込まれて、彼の脱獄、さらには金塊強奪に手を貸すことになる、というワケですが、二人の関係の微妙な揺らぎが、オモムキの所以。 二人の出会いの場面における、椅子に座る座らないのくだりから、関係の揺らぎが始まっていて。劇中で描かれる一連の犯罪に加え、ヒロインの存在が、さらに物語に起伏を与えます。 主人公が泳げない、という設定は、「こんなにガタイいい癖に、マジかよ」と思わんでもないけれど(筋肉質は水に浮かない?)、これも二人の関係性を描くための重要な(そこそこに、ですが)設定となってます。 今一つツキヌけた感はなく、微妙な揺らぎのまめ終わるような印象もある作品ですが、ラストの余韻は、悪くないと思います。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-06 13:26:02) 2.《ネタバレ》 良くも悪くもハイティーンのデートムービーあたりかと。イケメンと美女が出てて、純粋な愛が勝つという。 でも現実は銃犯罪が行われているし、なにより、普通は〇漬けにされたり、絶対簡単にシャバに戻れないであろう二人・・・ということ。オーストラリアの刑務所の部屋は大学の寮より豪華だな・・・それにしても刑務所は悪人を育てる場所かも、、、 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-03-17 08:34:32) 1.《ネタバレ》 華のある役者が出ているし、テンポは良いし、見せ場は面白いし、さらっと見られる娯楽作としては仕上がっているものの、鑑賞後には何も残らない薄味映画でした。 本作の主題は信頼関係であり、主人公は親分と慕うベテラン犯罪者からは「女を信用するな。犯罪者はたいてい女で失敗する」と言われ、他方で彼女からは「あなたの親分はあなたを利用するだけして、必要なくなれば捨てられるわよ」と言われます。主人公がどちらを信じるべきなのかという葛藤を描けば面白いドラマになったと思うし、両者に対して疑心暗鬼に陥ればサスペンスとしての一山も作れたと思うのですが、そのどちらにも振り切れていないために主題がほぼ死んでいます。さらには、「愛こそ正義」という甘々なオチの付け方も犯罪映画には似つかわしくなくて、もうひと捻り欲しいところでした。 芸達者なユアン・マクレガーは今まであまりやってこなかった役を無難にこなしているものの、実年齢の割に若々しさの残るマクレガーには終身刑を食らうほどのベテラン犯罪者に必要な凄みや、内に秘めた凶暴性が不足しており、もし主人公が彼を裏切れば何をされるか分からないという怖さが表現できていません。ブレイク直前のアリシア・ヴィキャンデルはかわいくて綺麗でおっぱいまで出してくれるので最高なのですが、こちらも裏社会に生きる女特有の手強さを表現できていません。若い観客向けのライトな犯罪映画を目指していることはわかるのですが、怖い人が一人も配置されていないのでは雰囲気が出ません。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-10-27 23:10:16)(良:1票)
【点数情報】
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