みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 面白くなる可能性はあったと思うけど、残念な作品でした。 実話モノだけに難しい面はあったかと思いますが、 せっかくアンソニー・ホプキンスを起用しているのに勿体ない使い方に終わっている。 犯行グループとの心理戦などがもう少し挿入されていると見応えも増したかと思いますが、 別にホプキンスのような名優を起用する必要も無かったですね。 この手の映画の見どころの1つでもある犯行グループと捜査当局の攻防戦もほとんど無し。 有名な犯罪を取り上げるTV番組でよくある、犯行グループの動きを追う実録再現映像に近い感覚です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-01-06 15:19:15) 3.《ネタバレ》 詐欺的な広報戦略に引っかかりました。客寄せアンソニー・ホプキンスにガックリ。被害者側&捜査当局側の描写皆無での展開結末に「ああ、そうですか」としか思えません。ハイネケン・グリーンボトルはさっぱりとした美味しさなのですが、本作はサッパリでした。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 3点(2021-04-05 09:37:17) 2.《ネタバレ》 見慣れないぶん、一般人のようにも見えちゃう俳優さんたち。そのぶんドラマがリアルに感じられます。犯罪の代償として、仲間らが疑心の末バラバラになっちゃうくだりとかは特に。 だけど良いのはそこらへんだけかな。ハイネケン会長が老獪さを発揮して、もっと連中に影響を与える筋書きかと思っていました。中華料理に細かく注文をつける、会社に手紙を書かせる、・・で、そこ止まりなんですよね。 結局どこかからタレコミがあって、警察による事件解決という事実ならではのつまらないオチ。出来事を並べただけでは映画にならないのだなあ、とつくづく思うよ。創作でもいいから、犯人側の切羽詰った人生等もっとつっこんでもらいたい。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-10-29 00:16:22) 1.『ドラゴン/怒りの鉄拳』みたいなタイトルですが、ハイネケンは個人名。しかも犯罪被害者の名前であり、なんだかハイネケンさんが中心になって悪いことをしたかのような邦題はどうかと思いました。また、作品紹介を見ると誘拐されたアンソニー・ホプキンスが未熟な誘拐犯達へ心理攻撃を仕掛け、徐々に形成を逆転させるような内容を連想させられたのですが、こちらも映画の内容とは全然違いました。日本の配給会社によるおかしな売り方は、ちょっと問題だと思います。 本作は金がなくてバカをやってしまった若者達のドラマであり、犯罪サスペンスという要素はかなり薄くなっています。誘拐計画は驚くほどうまくいっているものの、何がきっかけとなって捕まるか分からないというプレッシャーと、素人集団ゆえに「自分以外の誰かがミスを犯しているのではないか」という不安から全員が徐々に精神をやられていき、人間関係が崩壊する様がなかなかリアルでした。主犯を除く全員が「金なんて要らないから元の生活に戻してくれよ」と思っているものの、一度しでかした過ちから逃れることはできないのです。捜査当局や被害者側のドラマはすべて捨て去り、加害者の視点のみで構成されていることからドラマは非常に分かりやすく、また、捜査当局にどの程度追い込まれているのかが分からないという点がスリルを高めていました。この構成は正解だったと思います。 ただし、会社をクビにされたにも関わらずハイネケンを慕い続けている父親や、妊娠した奥さん絡みのエピソードまでが落とされているという点はいただけませんでした。これらは、主人公の背景を理解するためには必要なパートだったと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-01-09 19:22:50)(良:1票)
【点数情報】
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