みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.真実や正義に敬意が払われるということは、本当に大切なことだと思う 映画的には、後半のヨハンの心の動きについていけず、息切れした感じがする 【みんな嫌い】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-11-22 01:19:31) 4.《ネタバレ》 『アウシュビッツ裁判』までの過程を正面から描いた名作。俳優でもあるイタリア人監督ジュリオ・リッチャレッリによる初の長編作品で、計算され尽くしたカメラワークと無駄なセリフのない演出が見事でした。『すべてはプロパガンダだ』というセリフが大変印象的で驚きを隠せませんでした。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-20 20:47:21) 3.人を裁くっていうことは難しいものだな、と思いました。 戦後のドイツがどのようにして過去と向き合ってきたのか、少しわかりました。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-27 09:53:06) 2.極めて丁寧に紡がれた重厚な歴史劇。戦後20年経ち、逃げおおせようとしているナチの残党を告発する若い堅物検事の葛藤に焦点が絞られていて高い文学性を感じる。内容の重さに反するように、まめにアングルを変えた細かいカットをテンポ良く繋いでいく編集。その軽快なリズム感が心地良く退屈させない。扱うテーマから予想される下世話な残虐シーンもなく安心して観ていられる。ファッション・インテリア・クルマなど装置のセンスが良く、登場人物各々の造形は堅牢で、その感情の動きの表現も画面全体の雰囲気にしっかりマッチしている。以上の点に見られるように格調高さと分かり易さが高次元で両立した演出は「アマデウス」のミロス・フォアマンを彷彿とさせる良質なものだ。同時代が舞台の同趣向の作品群の中でも出色の出来。観て良かった。 【皮マン】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-01-31 08:20:39)(良:1票) 1.《ネタバレ》 これは迷宮だ。己を見失うな――。1958年、ナチスやアウシュビッツといった悲惨な過去が徐々に風化しつつあった西ドイツ。正義感に燃える新人検事ラドマンは、陳情に訪れたある一人のジャーナリストの言葉に衝撃を受ける。アウシュビッツで多くのユダヤ人に言語を絶する行いをした元ナチ党員が、今や平気な顔をして小学校の教員をしているというのだ。ジャーナリストと共にすぐさま調査を開始したラドマンだったが、様々な手続きの壁や社会の実力者たちのあからさまな妨害工作に邪魔され、捜査は難航する。「常に正義であれ」。尊敬する父が遺した言葉を支えにそれでも捜査を続行した彼は、やがて衝撃の事実を知ることになる。元ナチ党員とされるドイツ人のリストは全部で60万人分あり、アウシュビッツに関係した者だけで約8千人もの〝容疑者〟が存在することを…。第二次大戦後のドイツで一時期タブーとされていたナチスドイツの罪を告発したことで、戦後社会そのものと戦うことになった青年の苦悩を重厚に描いた政治ドラマ。史実を基にしたということで非常に意義深いテーマを扱った作品であることは僕も認めるところなのですが、一本の映画として見ればいかんせん演出が稚拙というほかありません。とにかく無駄なシーンやエピソードが多く、中盤からの中だるみ感が半端ではありません。主人公の恋愛要素は果たして必要であったのでしょうか。サスペンスが盛り上がりそうになるといちいち違うエピソードが挿入されるのでとてもイライラさせられます。後半で明らかにされる衝撃の事実も予想の範囲内のもので、僕にとってはそこまで心に響くものではありませんでした。おそらく素材は良かったのでしょう。ただ、監督に才能がなかった。残酷なようですが、それが本作を観ての僕の率直な感想です。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-03-21 22:32:05)
【点数情報】
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