みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
182.《ネタバレ》 “Cool Runnings”『最後まで安全な旅を』。いやいや『格好良く走ろうぜ!』的なのを想像していましたが…素人同然のメンバーが、練習に努力を重ねて、ついには表舞台で活躍する。そんな定番スポ根映画の元祖でしょうか? 実話をモトにしたスポーツ物の中でも、常夏のジャマイカ人にボブスレーをさせる意外性と、作品全体から感じられるコメディ路線の緩やかな空気が、日本でも好意的に受け入れられたんだと思います。 この時代までは少なくとも「オリンピックは参加することに意義がある」という精神が活きていたんだと思います。お金について、その選手やチームがどれだけのお金を生み出すかで、スポンサーの配分が決まるような時代ですが、当時は純粋に、たくさん掛かるのを如何にクリアして参加するかというハードルがありましたね。 メダルについても、どれだけスマートに上位のメダルを獲得するかの駆け引きが、我々にまで見透かされるようになりましたが、当時は単純に努力と成果がメダルになるように思えたし、メダルに届かないまでも心を打つドラマに魅了されたりしましたね。まぁここは今でも変わりないか。 そして資質。幼少期から専門のトレーニングを積んできたサラブレッド同士のガチ勝負である反面。国を代表して、その時出せる力を出し切って、威信を掛けて参加するのもオリンピック。勝てないから参加しないではなく、どんどんチャレンジする醍醐味も感じられました。 ジャマイカのボブスレーチーム。まさに参加するだけで拍手を送りたくなるチームですが、それが上位に食い込む成績を出してきたら、アツいものがこみ上げ、応援にも熱が入りますね。転倒で残念に感じる気持ちを打ち消してくれる、彼らのゴールシーン。本当に良くやったと、拍手を送りたくなりました。 この当時は、映画を観て笑って感動して、その後本当にジャマイカのボブスレーチームがあることを知って、実際はどうだったのか、映画と現実の違いをゆっくり調べて知っていく、二重の楽しみがあったと思います。今ではスマホで簡単に現実を知れてしまい、余韻としてフィクション部分を楽しむ機会が減ってしまっている気がします。映画もオリンピックも、時代とともに楽しみ方が変わっていくんでしょうね。 【K&K】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-09-15 17:00:02) 181.万人ウケする良作なんだろうが、予定調和でイガイ性や緊張感はないね。実話だから仕方ないが。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 6点(2022-02-15 10:49:16) 180.《ネタバレ》 作品のテンポ優先で登場人物の描き込みは説明不足に陥らないよう必要最低限に留め、楽観的で明るくて王道な作劇は良くも悪くもディズニーらしい。新たな挑戦を嘲る者たちが最後に彼らの健闘を称えるありきたりな美談も、ストレートで誠実だからこそ受け入れられる部分がある。見ている間、マイナス要素をあまり気にさせないのはジャマイカ特有の底抜けの明るさがあったからか。実話という免罪符で大幅に脚色しているため実話の映画としてはイマイチだが娯楽映画としては合格。映画をあまり見ていない層にも薦められる。 【Cinecdocke】さん [地上波(字幕)] 7点(2022-02-12 19:09:24) 179.《ネタバレ》 その国がジャマイカだったのかどうかわからないが、雪に縁のない南国のチームがボブスレーで冬季オリンピックに出場していることは、実は下町ボブスレーのニュースで知っていました。で、ジャマイカのボブスレー参加の裏にはこんなとんでもないドラマがあったのかー、知らんかったー、と、映画を観た直後は猛感動したのですが、その後みなさんのレビューを見て?と思い、いろいろ調べたら、盛り上がりの部分はほとんどが脚色だって?ウィキペディアに至ってはスポーツ・コメディ映画って紹介されてるし。感動して損しました。この手の映画は実話ベースだからこそ感動するのであって、創作ドラマということであれば使い古された陳腐なシナリオでしかないです。初めから実話ではないと知って鑑賞していたら、素直にコメディ映画として楽しめたのかも知れませんが、鑑賞直後の感動が大きかっただけにこの残念感は取り返しがつかないのでこの点数です。 【la_spagna】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-02-05 08:22:46) 178.《ネタバレ》 どこまでも陽気で前向き。本職の陸上競技でオリンピックの夢を絶たれてもなんのその。 ボブスレーという競技を知り、即決でオリンピックを目指す4人組の勢いが実に気持ちがいい。 「がんばれ!ベアーズ」のウォルター・マッソーを思い出させるようなジョン・キャンディのコーチぶりも素晴らしい。 南国を思わせるカラフルな普段着も防寒着も、白銀の世界に響くレゲエも作品の陽気な雰囲気を見事に作り上げている。 ボブスレーでは弱者である彼らが、困難に直面し強豪国の白人のエリート選手から馬鹿にされても、 どこまでも陽気で前向きな「プライド!パワー!」の合言葉どおりの彼らを応援せずにいられなくなる。 素晴らしきスポーツコメディです。 ゴールシーンはフィクションのようですが、観客も母国でTVの前で応援している人達も反目していた父も、 馬鹿にしていた強豪国の選手達も、コーチと敵対してた人物も、皆が4人の健闘を称えリスペクトする。 スポーツ映画のラストにふさわしい感動があります。やはりスポーツ映画にはこんなベタなラストがよく似合います。 メダリストだけがヒーローじゃない。近年は色々な問題もありますがやはりオリンピックっていいもんだなと思わされる作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2017-01-28 15:16:04) 177.もちろん映画化決定となればドラマチックにならざるを得ないでしょう。細かいことは抜きにして楽しむつもりで見たらとても楽しいです。特に誰が目立つということは無いけど、それが作用して進行するに連れ一体感が出るのがとても良いです。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 7点(2017-01-24 21:41:06) 176.とても楽しい気分にさせてくれる良質なコメディ。後味も大変宜しい。 【にしきの】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-06-30 22:43:50) 175.《ネタバレ》 公開当時見なかったのがいけないと言われればそれまでですが…当時「事実に基づいた映画」なんて言われ方をしていたわりに今調べれば95%脚色。極端に言えば「ジャマイカチームが冬季五輪に出た」という事実以外はほぼすべてオリジナルという映画だけに純粋に映画としての評価になりますが…そうなるとベタでやや駆け足気味の展開、さして面白いわけでもないギャグ要素等、要するに並の映画。それ以上でもそれ以下でもないという。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-22 22:05:15) 174.思っていた以上に良かったです。実話といってもかなり脚色されているようですが、単純で分かりやすいストーリーながらこれだけ面白く共感できるのですから、キャスト・スタッフ陣が素晴らしいのだと思います。本当に楽しい映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-09-24 17:41:04) 173.中学生の時に何度も何度も観た映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-08-16 13:56:36) 172.ソチオリンピックでこの映画を知り、鑑賞。気軽に観られる良質の作品だったと思います。実話ベースでも大分脚色している様ですが、そこは気にしないでほっこり観れば良いと思います。登場人物全員良い味でした。 【ネフェルタリ】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-03-24 13:00:45) 171.《ネタバレ》 実在の対象なんだから、もう少しディテールは突っ込まないといけないと思うのだが、こんな表層的な描写だけで済ませるんだったら、モデルに対しても失礼ではないのか?他チームや解説者が最初は露骨にバカにする→途中から改心するというのも実に安直で、それだったら、初出場のジャマイカにも選手として敬意を払う→しかしレースでは圧倒的な力を見せつける→それでも勝利を目指して必死で食い下がる、の方がよほど現実的だし、またスポーツそのものに対しても誠実。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-03-02 01:59:09) 170.《ネタバレ》 昔、家族と何度も見た映画。 ライトムービーという印象から見ることをずっと避けて来たが、 ソチオリンピックの閉会式を前にせっかくなので観ることにした。 これを逃したら観る機会はまた4年後になるだろうから。 それにしてもディズニー関連だったとは知らなんだ。 ジャマイカの陽気なテンションと明るい音楽、コメディーな展開で非常に楽しめる。 チームのバランスがとれたキャラクターと、コーチのダメっぷりが見てて癒される。 中盤から冷たい敵意がぶつかってきてちょっと戸惑う。 新しいことをすると直面するやつだ。 上層部はほんと汚いことしてるけど、こういうことってどこでもやってるんだろうと思う。 前例のないことが恥ずかしいことという見方がある一方で、 プライドを持って自分らしいことをすることがクールであるというメッセージはよかったと思う。 ちなみにソチ五輪でジャマイカは3大会ぶりにボブスレーに出場し、映画の影響もあってか大きな盛り上がりを見せ、笑顔の最下位に終わったという。 《追加》リアリティを必要とする映画と必要としない映画があるが、 パッケージを見ると内容は「陽気なコメディ」であり、どのような描写がされているかなどの想像は出来ると思う。 そして映画は観る人の目的に応じて見られるべきだと思う。 また一般的に高評価されている映画に全く別の目的を要求して減点するのはちょっと図々しいというか筋違いで、 そもそもそれは目的が合っていない、つまり映画の選び方からして間違えている気がする。 もしその人が映画を「道場破り」や「点数稼ぎ」の方法で見るのなら制作者や映画に対しての「誠実さ」がないと思う。 「誠実さのない観方」や「目的の違う見方」で点数を稼いでも私にはその本数に関心はない。目的が違っていたら0に近いからだ。 ちなみにこれは実話にフィクションを加えて作られていて「登場人名は全て架空」なんだとか。 ボブスレーを担いでゴールするのも脚色であるが、そういった作品の傾向を踏まえれば描かれるべきものは描かれている映画だと思う。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-02-23 23:23:02)(良:1票) 169.あまりにもベタ過ぎるでしょう 【もんでんどん】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2013-07-29 13:35:16) 168.ギャップが全てですね。誰もが楽しめる良質な映画だと思います。 【noji】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-04-07 23:24:48) 167.《ネタバレ》 汗臭さとは無縁の南国らしい爽やかなノリノリ・スポコン。暖国ジャマイカの陸上選手が冬季五輪のボブスレーに初出場し、前評判を覆して陽気に健闘。勝つことよりも大切なものを伝えています。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-14 00:11:57) 166.実話をベースにしているようで、そういえばニュースなどで話題になってたっけ。 映画のほうは結構脚色されているようだけど、登場人物たちのキャラが個性的で中々面白かった。 ラストもオーソドックスなパターンではあるけど、爽やかな後味があって、 これぞスポーツといった感じ。万人向けの娯楽作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-01 09:07:06) 165.なんだかんだ言って、みんな一生懸命頑張っているのがとても良い。最初は一人一人、自分の目的のためだけに頑張っていたのが、ストーリーが進むにつれて、いつの間にか全員がチームの一員として頑張っている。その心境の変化や心の成長をさりげなく描き出しているところにこの映画の良さを感じました。一生懸命になれない、でも何かに一生懸命になりたいと思っている人は、見ると元気をもらえると思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-07-07 14:28:48)(良:1票) 164.《ネタバレ》 結構おもしろいし、心温まる映画である。ただし実話に基づいてはいるが、事実とはかなりかけ離れているらしい。ひっくり返ったのはそりが古かったからでなく、技術的な問題だったし、メンバーも陸上競技の選手ではなく、軍人さんだったとのこと。 それにカルガリーに行って初めてそりに乗ったのではなく、10月頃から雪の中でそりを使って練習していたという。 【ESPERANZA】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-02-08 22:01:29) 163.とりあえずやってみよう、という好奇心、チャレンジ精神。今の日本人に欠けているものなんじゃないかなぁ。周りからどんな目で見られてもいい。カッコ悪くてもいい。実際に行動に起こすとはなかなか出来ることではないでしょうけど、こういう映画を見ると勇気付けられます。 4人のジャマイカ人と1人のコーチがボブスレーでオリンピック出場を目指すお話です。 最初はみんな面白黒人だったらどうしよう、という不安があったのですが、それぞれ個性、役割がハッキリしていたので見やすかったです。 DVDのパッケージの右端の人。一見すました風なのに意外な暴れん坊でビックリ。 静かではありますが着実にラストに繋がるエピソードを積み重ね、そして、最後には爽やかな風が。泣くことは無かったですけど、目頭が熱くなりました。この映画に涙は似合わないですもんね。 約10年かけて150を越えるレビュー数が、ジャマイカチームの地道な活動と重なります。 【ゴリラの住む丘】さん [DVD(吹替)] 9点(2010-05-25 21:18:03)
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