みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
14.《ネタバレ》 所謂パワハラと言う奴は、いじめと一緒でした方は「大した事ない」と一生思い続け、された方はそれが嫌な思い出となり自分の言動に一生影響する。 本作の主人公は相当腕の立つシェフらしいが感情の起伏が激しくかなり強引な行動が目立つ奴。 こいつが序盤に仕事が上手く進まないイライラを思い切り他の調理人にぶつけるシーンがあるのだが、19年前に自分自身が受けたパワハラを思い出して気分が悪くなり、正直な所観るのを止めよいうかと思った位。 だが、私はブラッドリー・クーパーの演技を観るのは好きなので頑張って踏みとどまった。 ストーリーの流れは絵に描いた様な主人公の再起~挫折~再出発を主軸としたもので、途中から殆ど想像した通りに話が進んでいく。 元ライバルシェフや元カノ等、周りの人たちがいい人過ぎるのがかなり気にかかるが、様々な出来事を経て主人公が「改心」するラストはそれなりに爽快な気分にはなった。 蛇足1 ノーヘルでバイクに乗るのは止めましょう。 蛇足2 LGBTに関するエピソードが盛り込まれているが、押しつけがましい感じ少々あり。 蛇足3 シエンナ・ミラーが物凄く綺麗に・魅力的に撮られている。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-07-18 11:55:37) 13.《ネタバレ》 人間関係。主人公が置かれている状況。そういったものが全く分からない状況でスタート。 まあ見ているうちにわかってくるでしょ。と見ていましたが、いつまでたってもなんとなくしか教えてくれません。 主人公のアダムはかつてパリのレストランで働いていた二ツ星の料理人。でもなんかトラブルを起こして店を潰してしまったらしい。そのときの料理人仲間からは恨まれている。アル中で薬中だったらしい。わかるのはこれくらいでしょうか。説明してくれる人が誰もいないので、会話の中から何となく察していくしかないやや不親切路線。 腕は一流らしい主人公。理想が7人の侍というのが面白いです。次々と仲間をゲットしていく前半は盛り上がります。まあそこも元々の人間関係がつかめているとより盛り上がるとは思うのですが。 さあ、遂に店がオープン。全然思ったようにうまくいかない。イライラするアダムは料理人たちに罵声を浴びせ、イライラをぶつけ、料理と皿を投げ捨てる。いやね、仕事ですから厳しくするのは良いと思いますが、主人公のそれは違うでしょ。それに限度があります。女性シェフに対する対応なんか本当にひどい。裏から手をまわして強制的に勤め先をやめさせて自分の店で働くように仕向けた上に、うまくいかないからと『お前は害毒だから出ていけ』という始末。パワハラ、モラハラ、セクハラを一度に行うトンデモ野郎。料理に対してストイックであれば何をしても許されるのでしょうか。とても共感できない主人公です。 もちろん終盤になるにつれ、アダムは少しずつ人として成長していくわけですが、『いや、あんたいい歳したおっさんですから。』とつっこまずにはいられません。そもそも過去に大失敗をしているわけですから、そこで人として成長して戻ってきてほしいです。 ミシェルの裏切りがそのまま放置っていうのも後味が悪いです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2021-09-28 01:52:30)(良:1票) 12.まさにこれって、あれですよね。 キムタクのあのドラマってこの映画のパクリ? 面白かったです。コック映画にハズレなし。 という感じです。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-07-19 22:58:55) 11.《ネタバレ》 好きです、こういう破天荒なアウトローの料理人。 夢に燃えすぎて妥協は許さない、借金をもち、不器用で厨房仲間と激突も日常茶飯事で代償を負うが、腕は超一流。 出てくる料理が美しい。料理の盛り付け、彩り、飾りに神経をつかったのでしょう。 ミシュラン星を取るのがどれだけ凄いか良く伝わるが、夢に向かって仕事に打ち込めるって見てて爽快だね。 【mighty guard】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-29 12:52:51) 10.《ネタバレ》 コメディなのか人間ドラマなのか軸足がはっきりしないために、なんだかすっきりしませんでした。 B・クーパーの誇張した横暴さ、ヒステリックぶりは喜劇みたいですが、周囲の人間がまともに傷ついているので笑えたものではありません。かといってドラマとして見ようにも、アダムその人の人間性の描写が暴れん坊の部分が強調されるばかりで浅いのです。友人の台詞で「アイツは家族がいなくて一人で苦労してきた」と言い捨て、だから彼の過去については忖度しろよと客に想像させるのは映画のやり方ではありません。人物像がぐっとこちらに迫り、その人に興味を持てなければドラマは成立しないのです。 最終的には「仲間を信じよう」といった青春モノみたいなオチで締めるのも凡庸な脚本に感じました。 B・クーパーは頑張ってますけど不必要についてる筋肉のせいもあって料理人には見えないし、何に苦悩してんのか私にはついに不明でした。やたらとキレて皿や食材を破壊するヤバイ奴、という印象だけが残る作品でありました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-04-17 19:39:30)(良:1票) 9.そもそも、こんな始終ピリピリイライラしている料理人が作った食事って、あえてわざわざ食べたいと思わないのですが。また、ミシュランなんぞはまったく当てにならない(ほかにもっとウマい店はいくらでもある)ことを知っている日本人に、そんなミシュランごときを相手に頑張っている姿をいくら見せても、説得力はありません(したがって、ラストも着地になっていません)。加えて、エマ・トンプソンやユマ・サーマンやアリシア・ヴィキャンデルにあんな露骨な客寄せパンダの使い方をしているのも気に入らない。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 3点(2019-01-04 02:05:56)(良:1票) 8.料理映画っていつも厨房が戦場みたいだけど本当にこんななら働きたくないな~って思った映画… この手の映画は何より食事の匂いが伝わってくるような映像が好ましいがそれが少し足りないかな。 【happy_pink】さん [インターネット(吹替)] 6点(2018-11-26 01:49:09) 7.一度は成功を掴みながらも挫折を味わったり過ちを犯したりもした中年男の再起の物語。 僕の好きなストーリーだし、料理人モノも好きなジャンルですが・・・。 確かに料理の腕は超一流だけど、食材や皿を粗末に扱う、客が食事をするテーブルにまで聞こえるような大声で部下を罵る。 あまり彼のレストランで食事をしたいとは思えなかった。 オーナーやシェフに、普通のお客さんに対して以上にミシュランで星を得ることに興味を向かわせすぎていて、 それよりも彼の料理とレストランを愛するお客さんが食事を楽しんでいる様子やそんなお客さんとの絡みがもっと見たかったですね。 しかし彼を支える人たちと共に本当の再起をはかろうとする最終盤の流れは良かったと思う。 キャストも良し。主演ブラッドリー・クーパーはやはり華があるしひと癖あるカリスマシェフ、こういう役も絵になる人です。 彼だけでなく、脇を固めるダニエル・ブリュールの存在も効いていました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-07 21:05:47)(良:1票) 6.お腹の減る映画。 とってもわかりやすい単純なストーリーだけど 綺麗な映像と料理が魅力的な映画。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-12-10 00:11:33) 5.《ネタバレ》 料理のシーンは美しい。でもそれだけかなあ。物語の展開も予想通りだし。そもそもそんなにミシュランが欲しいのか? 一般客と違うものを供出してミシュラン獲得してそれ意味あり? そんなものはなくても日本には美味しい店がいっぱいあるけど。料理の前でそんなに叫んだら唾が入っちゃうよ!ってな場面も気になって。。。残念でした。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-11-03 00:43:02)(良:1票) 4.腕は一流、でも素行が悪く性格が災いしてブランク そして再起、三星シェフを目指すアダムの成長物語といった話。 とにかく厨房の緊張感とスピーディな展開が良いです、グイグイ惹き込まれる。 無駄がなくラストまで一直線に進む流れも気持ちいい。 シエナ・ミラーがすごくナチュラルでいい感じでした、ブラッドリー・クーパーもいい俳優ですね その他の俳優さんたちも好感度高いです、キャスティングもいいね。 オムレツを作るシーンとバースデーケーキのシーンが好きです 美味しそうな料理の出てくる映画はほっこりしますね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-14 20:58:16) 3.《ネタバレ》 ネズミを放ってミシェルの店を潰した報いを受け「死にたい」と取り乱すアダム。リースが作ってくれたオムレツは腹にも胸にも沁みたでしょう。味わって食する(ヒトの特権)者に料理を提供する超一流の料理人に欠けていたものに気付いた今後に希望が持てる結末の余韻を味わいました。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 8点(2017-08-18 13:56:57) 2.《ネタバレ》 おもしろかったです!スピード感があり、最初から最後まで集中して見ることができました。 ミシュラン三つ星を狙う調理場のスピード感、緊張感、スタッフのアダムに対する恐怖 が映像からひしひしと伝わってきます。 翻訳家のセンスもいい。 以下ネタバレ。 ミシェルがアダムを裏切ったところは、驚きです。 一番大事なときに、最恐の裏切りをしたもんです。よくここまで辛抱して復讐したと思います。 ミシェルの裏切りにより、アダムは自暴自棄になり、ライバルのリースのところにいくところが大好きです。 アダムの自暴自棄な姿を、晒さないようにスタッフにすぐに奥に下がるよう命令するリース。 リースに死にたいと弱音を吐くアダム。それを聞いても、哀れんだり、バカにせず何も言わないリース・・・。 既に三つ星レストランのシェフである、リースにはアダムと同じ悩み、苦しみをわかっているから哀れんだりせず、何も言わなかったんだと思います。 その後、アダムは変わりました。 1人よがりから、調理場の仲間とと料理を作り、三つ星を狙うようになります。 またミシュラン(らしき二人組)がきたぞ!とトニーが言っても、「やるこをだけをやるだけさ!」 まかないも、仲間と共に食べるところ(同じ釜の飯を食う)からもわかります。 俺の理想は「七人の侍」さ・・・! アダムの理想は、実はすぐ近くにあったんだ。。。 疑問なのは、 リースも、エレーヌもタバコ吸ってました。 三つ星シェフと、三つ星を狙う料理人がタバコなんて吸うんでしょうか? 料理人は、舌が命だと思います。ソースの味に相当厳しいのに、タバコなんて吸っちゃ繊細な味の違いがわからなくなるんじゃないかと思います。 リースが、アダムの店が成功して悔しがるのに、店の営業ができなくなるまで店をぶっ壊してましたが、 そこまでするか!って。。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 9点(2017-08-09 00:10:49) 1.キターーァ! 10点満点!! (隠れた名作!発見!) ど真ん中です~! 脚本、演出が すごくイイーー! 起承転結がすばらし~い! テーマがシンプル、メッセージ性が はっきりしていて、ムダな台詞が まったく無い~ 細かい演出が 絶妙、そして 秀逸! とてもレベルが高いです!! 洗練された ストーリー、スピーディーで多くを語らず、説明も極力抑えられ、それでもちゃんと観ている者に伝わる..伏線もよく効いています~ 正に一級品! ブラボー!! (玄人好みの作品!素人には凡作にしか見えないだろなぁ) (ツボというか お気に入りシーンは、主人公アダムの バン バン バーーーン! 笑) 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-08-06 11:39:10)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS