みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.よくわからない、というのが正直な感想。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-01-23 22:55:40) 6.作品の背景を知らずに鑑賞。「コズモポリス」のような作りでリタイア必至でしたが、アチラと違ってコチラはイラン情勢も窺える理解可能な内容だったので何とか完走。ただ、「だから? 何?」以外の感想しか持てない作品でした。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 5点(2021-10-05 16:16:40) 5.《ネタバレ》 死刑論に始まり、死を覚悟した男の遺言残しから、遺言映像の回収にヤキモキする女性。違法ソフトを売りさばく闇営業だった男とそれを買う客男性とのやり取り終えた後に一瞬だけの小休止。しかし、そこから嵐到来(笑)金魚のオバサンたち登場で息をつかせぬ展開、そしてこのオバサンたちの自己チュウさとその騒ぎようが凄い凄い、結果、アリの泉へ間に合うのかしらと見てるこちら側の関心をピークに引きつけてきたところでまさかの金魚鉢崩壊と客降ろし、金魚放流客放流(笑)。 その後、話を一旦、フラットな状態に戻し体制整えたというのに、次に登場するは口達者で小生意気な小さな刺客(笑)そこからパナヒ関係ないところで、その小さな刺客と通りすがりの少年との間で 金を返せ返さないの押し問答(笑)。 いやあ、この脚本、見てるこちらを実に飽きさせないっす。すごいっす。 〜中略〜 そして、その後、間に合ったのか気になっていた金魚のオバサンたちの元へと戻る脚本、締めの鮮やかさ。 素敵でしょうがないです。 僅か80分でイラン情勢を解りやすく記してくれたこの内容。素敵でしょうがないっす。その後、彼の生涯撮影作品チェックしてみましたが、次は遡ってオフサイド・ガールズというのを鑑賞してみたくなってしまいました。 因みに、イラン作品なんぞ、珍しいので個人的には1997年制作の桜桃の味以来となります。では、イラン作品なんて いる?イラン? 答えは要ります。こちら2作品共に一生涯忘れることが出来ない名作だ。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-08-22 14:28:58)(良:2票) 4.《ネタバレ》 イランの映画に出てくる子供は、なんていたいけなんだろう。「映画」なんだから何か出来事がおきてしかるべきなのですが、本当にこの子達にとにかくなにも起こりませんように、と祈らざるをえない(間違った視線なんだと思っています)。この監督さんの映画について知っていると、見えるものがだいぶ変わってきそうです。しかし、なにも知らないでも、ただタクシーがあっちこっちいったり、いろんな事情のある人を乗せたり降ろしたりしているのを、なんとなく見てられるって、味のある一作と思っています。村上春樹的?、とか見てて思ったのは、正しかったんだろうか?どうなんだろう。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-11 05:54:16)(良:1票) 3.《ネタバレ》 いや、いいですねえ。イランは80年代にパーレビ元国王妃の援助で良質の映画作品をたくさん作れるようになったと、キアロスタミ監督がインタビューで語っていましたけど、その血脈が受け継がれているような本作は寡黙だけど雄弁な一本です。 イラン社会の今を切り取って見せるため、たくさんの市民の声を拾うべく監督が出したアイデアが自らタクシー運転手になるというもの。これが低予算で目的達成大成功なのでした。 泥棒横行、死刑は多いし女性の権利もとても低い。映画の上映には厳しい規制があったりと表現の自由も制約されているようで。でも登場するイラン市民が明るくタフなので、暗さ、辛さを観る者に押し付けることがないのです。 監督の姪っ子はキュートで口が達者。スカーフを被っていたって、自分の意見はハッキリずけずけ表明しちゃうのだ。金魚鉢おばさん二人の、大阪オバチャンも真っ青の厚かましさには笑ってしまう。口悪いし。金魚も絶対大丈夫だな。イランの生き物だもんな。 ラストはまさかのカメラ泥棒。いやちょっと。油断も隙もないったら。困ったもんだ。だけど見終わったら愛すべき人たちの国だなあ、とつくづく精神的な近さを感じるのはなぜだろう。イラン映画はいつでもそんな作用があります。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-08 19:01:02)(良:1票) 2.《ネタバレ》 既に世界的な名声を得ているイランの監督ジャファール・パナヒの作品ですが、 反体制的であるという理由でイランでは映画製作を禁じられており、彼の映画は本国イランでは公開されていないという。 そんなパナヒ自身がタクシー運転手に扮し、次々と乗っては降りていく乗客たちとの会話から今のイランの庶民の日常を映し出しながらも パナヒらしく、ユーモアのある乗客とのやりとりの中にイランという国の今に対し物申すという作品になっています。 中国に次ぐ死刑大国であるイラン。最初に乗り合わせた男女の客2人に死刑制度に関し議論を戦わせる。 次に乗ってきた、もっと人々に自由に外国映画を見てほしいというレンタルビデオ屋の男とのやりとりも面白い。 そして〝上映可能な映画〝なるものを撮るという課題を出された姪っ子を乗せる。 その〝上映可能な映画〝とは何なのか?―姪っ子が課題のテキストに書かれているその内容を読み上げる。 「俗悪なリアリズムは避けろ、政治や経済には触れるな・・・」などなど。 俗悪なリアリズムとはあくまでも体制側からの評価であり、つまりはパナヒみたいな映画は撮るな、ということか。 最後に乗せた、バレーボールを観戦して逮捕され、長期間にわたり拘禁されている女性の面会に行くという女性弁護士も印象的。 イスラムの戒律のもとに、女性のスポーツ観戦が禁止されているというイラン。 パナヒの傑作の1つである「オフサイド・ガールズ」に描かれた内容そのままの話です。 こうして文章にすると抑圧的な世界に生きる人々を描く重苦しい映画のように見えますが、 登場する人々の多くは明るく強く、日々を懸命に生きていて作品の空気も実に明るい。 タクシーに乗って来る乗客それぞれの事情を通し、イランの現状の一端を世界に向けて発信する朗らかな語り口が見事な作品です。 最後にパナヒの短いメッセージが字幕で出ますが、本作もまた本国イランでの上映は許可されなかったという。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-01-07 17:59:21)(良:1票) 1.映画がつくられた背景を知るとなるほどと思うけど、 単純に映画の内容だけなら退屈してしまった。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 5点(2018-01-03 22:24:52)
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