みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
6.さらりとメロディを聞くだけで、映像や世界観をパッとイメージできるのが映画音楽の魅力。あるいは見ていない映画でも音楽を聞いて「見てみたい」と思うこともあるし、たとえ陳腐なストーリーでもつい音楽に引っ張られて見てしまうこともあります。その意味では、間違いなく〝主役〟でしょう。 で、学者さんが出てきて潜在意識云々と説明するのも面白かった。たしかに単なる好みの問題ではなく、音楽と結びついた映像には人の意識を先導もしくは洗脳する力があるように思います。 そして何より、映画音楽界のビッグネームの話にはそれぞれ含蓄があります。どれほど「天才」とか「売れっ子」とか呼ばれている作曲家でも、けっしてサラサラっと曲が書けるわけではなく、多大なプレッシャーを感じながらいろいろチャレンジしているんだなということがよくわかります。日々の我が身の仕事ぶりを恥じ入るばかりです。 ただし構成上仕方がないのですが、テロップと字幕が同時に出る上にテンポが早いので、ついて行くのがなかなか大変でした。とても音楽に浸るどころではない感じ。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-26 23:44:05) 5.《ネタバレ》 いかに自分は音楽によって感情を揺さぶられているか、それを感じる一本でした。 しかし他の方も仰るように、もう少し長尺でもいいからもっと観たかった。 あと、順序や配分をもう少し整理してくださると観やすかったかな。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-12 18:03:48) 4.先日の音響製作とは違って大御所の方々の音楽製作はとっつきやすい内容でした。大御所が「ハイ、出来た」と完成させるのでなく、事細かな打ち合わせで内容を突き詰めている仕事ぶりが印象に残ります。 余談ながら、 今パッと思い浮かぶ作曲家と作品は エンニオ・モリコーネ 夕陽のガンマン ハンス・ジマー ブラックレイン ヘンリー・マンシーニ ひまわり ジェリー・ゴールドスミス パピヨン・チャイナタウン ビル・コンティ ロッキー ジョルジュ・ドルリュー わが命つきるとも エルマー・バーンスタイン 大脱走 モーリス・ジャール アラビアのロレンス ニーノ・ロータ 太陽がいっぱい ジョン・ウィリアムズ インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 フィリップ・サルド 離愁 本多俊之 マルサの女 (順位不動) 映画音楽万歳。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-04 10:34:21) 3.約90分しかないのがもったいない、とてつもなく気合と情熱がこもったドキュメンタリーです。特徴はまず、誰もが知っている昔のあの作品からごく最近の作品まで、幅広い年代にわたって追っていること。また、「映画そのものとの適合性の検討」「実際の演奏」「その後のミックス」など、制作の段階をきちんと追っていること。何気なく耳にしている映画音楽って、これほど手間ひまがかかっているんですね、と実感できるだけでも意義がある。作中で出てくる映画がことごとく1シーンだけで「あ、あれ」と分かってしまうのも(よくこれだけ使用許可取れたなあ)、映画の歴史を裏から支えてきたのが映画音楽であることの1つの実証となっている。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-11-13 00:47:41) 2.《ネタバレ》 ○ドキュメンタリーであり、メイキングでもある、なかなか見られない貴重な映画であった。○一応はサイレント期から現代を巡るように、その時代を彩った映画音楽家たちが相次いで登場する。約90分と短い上映時間のため、紹介しきれなかったであろう作曲家や音楽は多数あったであろう。あの作曲家は、あの音楽は取り上げられるのだろうかと胸を躍らせながら鑑賞することができた。○取り上げられた尺的に考えると、この映画でより取りあげたのはジョン・ウィリアムズとハンス・ジマーだったな。この二人に限らずだが、彼ら一人を取り上げたドキュメンタリーを作ってほしいくらい。○なかなか出てこないなと思っていたジェームズ・ホーナーは最後の最後にジェームズ・キャメロン監督のコメント付きで登場するとは。彼にしてもヨハン・ヨハンソンにしても急逝する作曲家の音楽はもっと楽しみたかったし、これからの音楽家たちにも大いなる期待をしたい。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-03-28 23:17:05) 1.私は映画音楽マニアです。監督より先に作曲家をチェックしてしまうようなタイプ。この映画にはひたすら感動。そして感謝。あの憧れの作曲家が喋ってる!、もうそれだけで感涙ものです。ざっくりとではありますが映画音楽の歴史について言及されているのも良い。ものすごい密度、情報量ですが、それでもとりこぼされている巨匠があまりに多いことが悔やまれる。ニーノ・ロータもミシェル・ルグランもフランシス・レイも出てこないのは本作がアメリカ映画だからか。しかしアメリカ映画ならばミュージカル系の映画をもっと取り上げても良かったのでは。まあ色々言いたいこともあるけど、それでも本作のようなドキュメンタリーが作られたことに感謝。 【すらりん】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-03-19 09:46:06)(良:1票)
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