みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.《ネタバレ》 たまたまこういうマンハント的な映画を立て続けに観てしまったのだけど、かなり手堅い作り。 現実にはあり得ないんだけど、もしかしたらあるかも?って思わせようとしたのか、かなりの現実路線。 丸腰のターゲットを仕留めるって、それを映画にするのはそもそも無理があるんだから、もっとぶっ飛んだ設定が欲しかった。 こういう映画は、誰か一人キレた登場人物がいると緊迫感も増すんだけど、悪玉三兄弟もスナイパー爺ちゃんも釘バットの元アル中も、キレ方が弱めだったのが残念。 ただ、麻薬取引で最初に殺した男が、主人公が朦朧とする度に出てきていろいろけしかけるのは、ありがちな設定だけど嫌いじゃない。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-08-25 01:00:40) 3.観る前は低予算B級バカ映画なんだろうなと思ってたんですが、さにあらず。 びっくりするくらい真面目に撮られた手堅い造りの人間ハンティング系ホラー映画でした。 まぁ全ファンタ系映画祭にわざわざ出品されたそうですから、それくらいの手間暇はかけられた映画だって事なんでしょう。 しかしこういう映画はもっとバカだったり荒唐無稽だったりするからこそ面白いという面もあるわけで、ここまで真面目な造りだと逆に「つまらない」という評価をされてもしまいそう。 そもそも人間狩りのB級ホラーなんか観る人(時)って、きちんとした映画を観たいと思ってる人は少ないと思うんですよね。 そういう意味で、妙にしっかり撮られたこの映画の評価は逆に低くなるのもしょうがないのかな…とも思うんですが、個人的にはなかなかの拾い物でありました。 予定調和でオチまでのストーリーが読め読め一直線のありがち大作娯楽映画よりは、小品ながら展開の読めないこういう映画の方が面白いと思うんですよね。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-20 18:03:43) 2.《ネタバレ》 こういう作風をファンタ系と呼ぶのを初めて知る事に。そのいでたちがジョン・マクレーンを彷彿とさせる重度アル中(私はアル・パチーノ中毒、彼はアルコール中毒)の主人公のサバイバル劇。気前よく飛び散る血しぶきをボーっと眺めながら結末を考えていました。国境の壁をすり抜けられるのが最も印象深い「ホンマかいな」「有り得ないとは言い切れない」 脚本家の力尽きたかのような結末に大減点。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 2点(2019-09-19 00:59:45) 1.「人間狩り」の標的にされた主人公が、追っ手たちと戦って返り討ちにする、というバトルランナー方式の作品。ただし製作費は2桁か3桁くらい低そうな激安作品ですが。 追っ手はバトルランナーみたいなおバカキャラではなく、普通のオジサン、オバサンが数名。武器もライフルとか、釘を打ち付けたバットとか、まあフツーです。チェーンソーだの火炎放射器だのは出てきませんのでご安心を。そして何より、主人公が無敵のシュワなどではなくって、アル中かつヤク中でヘロヘロ状態のオッサン。この頼りなさが見どころ。ヘロヘロになりながら砂漠を逃げ回り、メキシコ国境を目指す。 本作、数々のファンタ系映画祭で絶賛された、というのが売りらしく、公式サイトを見ると確かに何やら映画祭のロゴらしきものがたくさん並んでます。が、これがスゴイことなのかどうか、正直、ワカリマセン、ハイ。とりあえず、世の中、こんなにイロイロと映画祭があるんだなあ、と、そちらの方に驚いてしまいます。 まあ、激安作品ではありますが、サバイバルにポイントを絞ったところと、激安なのにヤケを起こしてハメ外したりすることなく、手堅くまとめたところは、好感が持てます。もっとも、手堅すぎるのが難点かもしれませんが(こんなに追っ手が少ないと、逃げおおせて当然、という気もしてきます)。見せ場はサバイバルそのものよりも、ヘロヘロな主人公の不安定な危うさの方にあったりするもんで、ちょっとアングラ的だけど、ちょっと地味。 それにしても昨今では、こんな激安作品でもCGが使われるのが当たり前になってて、無理に特殊メイクとかするよりも安上がりなんですかねえ。いかにも「後から上描きしました」といった感じのこういう激安CGは、ガッカリしてしまうのですが。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-08-25 16:19:41)
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