みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
17.レネー・ゼルウィガーのような素晴らしい女優が、やっと主演女優賞を受賞出来たこと。そして、彼女がこの作品に主役として選ばれたことが何よりも感慨深いです。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2024-10-07 16:08:11) 16.演技と歌唱力は良いのに何か物足りない。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-06-04 20:01:10) 15.《ネタバレ》 ジュディ・ガーランドに思い入れがないと苦しいストーリー。ゼルウィガーの口元や仕草が随所に入り当惑する。「シカゴ」ではそれがプラスに出たが、この作品ではマイナスでした。 【★★★1/2】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-05-05 20:41:39) 14.《ネタバレ》 “Judy”シンプルです。私が知っているジュディ・ガーランドは『オズの魔法使』'39年の映画の中の女の子。まだ未見だけど'54年の『スタア誕生』も有名かも。映画の大部分は彼女の晩年、'69年辺りで、それでも私が生まれる前の時代。リアルタイムに彼女の晩年を知っている人は60歳以上か? 『オズの魔法使』に感動した身としては、あのハリウッドの若手女優のドロシーが、どうして、ステージ歌手のジュディになったのか?を、この映画に期待していたんだと思う。映画の魔法のようなオズ。その裏側、MGMと母親(マネージャーっぽい意地悪なオバサンがそうか?)の、ドロドロした大人の都合、利権、欲に翻弄される、まだ子供のジュディ。そんな大人に要求するのが『1時間の休憩』なのが、彼女の環境の劣悪さが観えて恐ろしい。10代から薬漬けにされていた彼女の感情は、どのようなものだったのか? 女優としての人気と引き換えにじわじわと壊されていく人格と人間性…を描かずに、壊れてしまって以降の、扱いにくい存在になった彼女をピックアップした作品とも言える。そこに興味を持てるかどうか。 薬漬けで不眠症でステージに遅刻。仕事への姿勢から、彼女が今後再起するとも思えない構成で、どんな幕引きをするか?がクライマックスになってしまう。 ジュディがどれだけの輝きを持ったスターだったかが、OP後の歌ちょっぴりだけ。もう少し観たかった。それとあの時代に彼女が同性愛者に理解を示した、その背景は紹介してほしかったかな。 『シカゴ』以来17年ぶりに観るレネー・ゼルウィガー。言われなければ彼女とは思えなかったわ。晩年のジュディを知らないので比較は出来ないんだけど、レネーが相当な技術力で演じきっていた。そこは文句なく凄い。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-20 00:19:42) ★13.ゼルウィガーさんのなりきりぶりは凄かった。 顔の筋肉を総動員してジュディになり、姿勢悪く落ちぶれたスターを表現。 そこが一番の見どころでした。 歌のシーンが一番良かった。 なにせ、脚本がちぐはぐでもったいなかった。 心情に共感できない。 期待が大き過ぎたからかも。 【たんぽぽ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-11-27 16:04:26) 12.《ネタバレ》 レネー・ゼルウィガーのスーパー形態模写は全編にわたって存分に楽しめるのですが、「演技力」が満喫できるかというと、そうではありません。それに、大事なシーンは、結局みんなステージ頼みなのでは?あと、ジュディ以外の各登場人物のキャラが、どうやっても弱いですし、かつ、定型的です。ドラマを感じたのは、ゲイカップルのアパートでの一夜くらいでしょうか。●せっかくジュディを扱うのなら、少女時代と晩年だけとかではなくて、一度は干されたハリウッドで「スタア誕生」で再起したとか、再度離れた後に今度は「ニュールンベルグ裁判」で渋い助演を発揮したとか、その辺の経緯や背景も見たかったんだけど、そこまでやると尺がいくらあっても足りないか。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-11-17 00:30:58)(良:1票) 11.基本的に、ジュディ・ガーランドという歌手をある程度知っている人向けの作品でしょう。「オズの魔法使」も「スタア誕生」も知らない当方としては、「こういう人もいたんだね」という感じ。とはいえつまらないわけではなく、とにかくレネー・ゼルウィガーの演技がすばらしい。私生活でいろいろ打ちのめされて、精神も肉体もボロボロで、いかにも死期が迫っている様子がひしひしと伝わってきます。自分自身を商品にする芸能人というのは、やっぱり大変な職業だなと思います。その大変さを理解してくれる人が周囲にわずかながらでもいることが、救いといえば救いでしょうか。 ただ子役時代が断片しか描かれないので、予備知識がない者としては少々物足りない感じ。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-19 01:44:37)(良:1票) 10.《ネタバレ》 ジュディ・ガーランドの最晩年のロンドン公演と、その時彼女に関わった人々とのドラマ。 最愛の子ども達との関係や、歌えるような状態でなくても、 ステージに上がりスポットライトと喝采を浴びた瞬間、人が変わったように魅せる圧巻のステージ。 ジュディといえばやはり「オズの魔法使」や「若草の頃」の輝いていた彼女の姿が印象的ですが、 その後は常に彼女にはスキャンダルがつきまとい、その最晩年を描いた作品なので当然彼女の辛い姿もありましたが、 それでも作品の根底には彼女へのリスペクトがあったと思うし、いい映画だったと思います。 ロンドンでマネージャーをつとめた女性や、最後に粋な計らいをみせたロニー・ドネガンといった、 ロンドン公演の際に彼女の近くにいた人物描写も良かった。 また、これは本当にあったことなのかは分かりませんが、ロンドンのゲイカップルとのエピソードも ジュディ・ガーランドという人をとてもよくあらわしていたと思います。 その実力は「シカゴ」でも示していましたが、身も心も晩年のジュディになりきったかのような、 本作のレネー・ゼルウィガーは凄かった。本作でのアカデミー賞も納得です。 作品の締めくくりはやはり゛Over The Rainbow″ 原題「Judy」に対し、「虹の彼方に」と付け加えた邦題も良かったですね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-15 21:12:31) 9.もっと深く掘り下げてほしかったですが…これでもステージも入れたりするとなかなか時間的に無理があるのだろうか。 LGBTQの方々にも分け隔てなく友情をはぐくみ、Rainbow Flagはこの方が支援されていたからと読んだことがあります。自分もつらい経験をたくさんしてきて、薬漬けにされて、、、と結果を知っているのに見てしまう。さすがレネー・ゼルウィガーの演技だと感心しました。途中本人に見えちゃうシーンもありました。ライザは現在新作のNetflixドラマの方がよく似てますね。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-05 22:56:56)(良:2票) 8.実在の歌手ジュディ・ガーランドの伝記もの 幼い頃から色々な物を抱えつつ送った波乱の人生 作中で描かれる本人の人格は終始モヤっとするけど、 最後はきれいにまとまったので良かったかな、と。 渋い感じのレネー・ゼルウィガーもまたいいもんです。 脇役だけどジェシカ・バックリーがめっちゃ良かったなぁ 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-06 11:52:19) 7.《ネタバレ》 『オズの魔法使』で一世を風靡した人気子役、ジュディ・ガーランドのその後を実話を基に描いた伝記映画。昔懐かしのレニー・ゼルウィガーがそんな落ちぶれたかつての人気女優を演じ、見事アカデミー賞を受賞したということで今回鑑賞してみました。なんですが、肝心の脚本がいまいちな出来でしたね、これ。とにかくこのジュディ・ガーランドという一人の人間への掘り下げ方が圧倒的に浅い!優れた伝記映画には、この人の人生とはいったいなんであったのか、その生涯を通じて何を追い求めたのか、そういったテーマが強固としてあるものだけど、残念ながらこの作品にはそのようなテーマ性が一切感じられませんでした。これではただ事実を羅列したにすぎません。また、ところどころにある回想シーンの挿入の仕方がどれもセンスが悪く、現在のシーンとうまくリンクしきれていないので何ともちぐはぐな印象。もっと子供のころの華々しい時代の真実を掘り下げて描くべきだったのではないか。ただ、レニー・ゼルウィガーの演技はさすがにアカデミー賞を受賞しただけあって、なかなか真に迫っておりました。って、これって演技じゃなくて彼女の素なんじゃないのなんて思ったりもしましたが(笑)。女優ってどんなに汚れ役を演じていようと、これは「演技」なんだという何処かに気品のようなものを感じさせるものだけど、本作での彼女の演技はそのまんまな感じでちょっと観ていて痛々しかったです。という訳でなんだかいろいろと残念な出来の作品でありました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2021-03-07 03:33:48)(良:1票) 6.《ネタバレ》 いくつか印象的なシーンはありますね。 ゲイのカップルの家にお邪魔して交流するシーン、とても良かったです。 一般的な歌手さんでもあんな風にファンと交流することってあるのかな、と思ったり。 そして公衆電話で子供に電話をかけるシーン。彼女の孤独さがとても伝わってきて胸に染みました。 ラストの虹の彼方にで観衆が歌うシーンはグッときたなぁ。 いや率直にいうと、全体的に何か今一つな印象も否めないんですが、 決して悪い作品ではなかったと思います。7点献上。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-10-16 16:07:01) 5.ジュディ・ガーランド物語という事で鑑賞。最晩年の姿をレネー・ゼルウィガーが好演しています。回想シーンでダンスパフォーマンスが皆無だったのが物足りません。あの当代随一の姿を再現出来はしないのでしょう。本人の性格もあるのでしょうが、少女時代から撮影の為にと各種クスリ漬けにしたMGMの遣り口に改めて憤る次第です。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-21 19:23:40) 4.《ネタバレ》 『オズの魔法使』で、ジュディ・ガーランドは永劫不滅の輝きを手に入れた。映画文化が存する限り、彼女は全ての映画愛好者にとって極め付きの「美しい過去」で在り続け、だから彼女の物語は得も言われぬ「身に覚えの無い」郷愁を我々にもたらす。そして、彼女の人生全体を覆い尽くす闇こそが、その虚像の眩さを一層際立たせている。本作は、彼女が手にした永遠と、そのために払った代償の双方を描き出していると言える。 レネー・ゼルウィガーの演技・演唱は(特に歌唱面で)極めて高水準で、率直に言って(足し引きすると)『エディット・ピアフ/愛の賛歌』のマリオン・コティヤールと比較しても遜色の無いレベルと言ってよいだろう。ただし、結構ひたすらに鬱々と暗い話の内容自体の出来について言えば、個人的には本作は『エディット・ピアフ/愛の賛歌』には及ばない様に思う(ラストのカタルシスがやっぱ少し弱いかと)。もう1点加えても良いかとも思ったが、そちらとの点数の上下関係を考慮してこの評価とさせていただく。 【Yuki2Invy】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-03-14 21:54:53)(良:1票) 3.《ネタバレ》 ジュディ・ガーランドという歌姫の半生は、離婚や酒と薬にまみれた孤独な生涯だった・・。それは波乱万丈の人生のはずなのに、どうしても「エディット・ピアフ ~愛の讃歌~ 」とか「ストックホルムでワルツを」あたりを彷彿させます。要するに、"女性歌手の伝記映画" という定形的なフォーマット通りというか、、映画の構成としては目新しさがない気がしました。 そして、彼女は「オズの魔法使」のドロシーでしょう? それなのに子役時代の彼女が歌うシーンが皆無という、トンデモナイ脚本だし・・。 まぁ、色々と思うところはありましたが、レネー・ゼルウィガーの歌唱力と演技、そして何より歌そのものの素晴らしさには感動しました。 ありがちな展開の中でも、ゲイのカップルとの交流が印象的で、彼女のキャラに深みを与えています。その彼ら二人が最後に大きな仕事をしてくれて・・。 幼いころから、映画やショービズの世界で勝つことを義務付けられて、奪いとられた普通の等身大の子供時代。その当てつけのようにいつまでも自由奔放で、まるで大人になることを拒んでいるような彼女の人生でした。家族たちとはうまくいかなかった。でも最後までファンたちには愛されて、拍手喝采に涙する彼女。 いつしか夢見た虹の彼方、その向う側にはいったい何が見えたのだろうか。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2020-03-14 13:11:52) 2.全然ジュデイ・ガーランドという人物について知識の無い私が観た率直な感想。 昔は天才子役が今は中年になり、酒場などで歌のショーをしているという彼女だが、何故歌手になったのか。そのきっかけは何だったのか。子役と現在の間の描写が全然無いもんだからその辺とても気になったなぁ。 昔の名声にだけ頼っている訳じゃなく、歌手としても凄いというのが感じられたので、その辺のプロセスを描いてくれた方がより感動的だったんじゃない? 歌うシーンはとても良かったけど、ドラマ部分はあんまし引き込まれ無かったのよね。彼女の行動があまりに自暴自棄過ぎて…。子役時代に抱えた闇も垣間見る事が出来たけど、それが直接的な原因なのかどうかもよくわからないし。もっと彼女の事を知っていれば楽しめたのかもしれません。 レネー・ゼルウィガーの演技はとても良かったです。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-03-09 13:32:52) 1.《ネタバレ》 大スター、ジュディ・ガーランドの波乱万丈の人生を綴る伝記ドラマ。「オズの魔法使」で、17才にしてトップに上り詰めたアタシ。だけど決して順風満帆にゃいかねえ我が人生。ヤク漬け、不眠、うつ、繰り返す離婚…。ステージに昇ると華やかだけど、降りると結構孤独なアタシ。ストレスを酒とタバコにぶつけるアタシ。そんな苦悩する天才をレネー・ゼルウィガーが本人そっくりに熱演して、米アカデミー主演女優賞受賞。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2020-03-07 23:19:56)
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