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2018年【米】 上映時間:95分
アクションSF
[アップグレード]
新規登録(2020-05-19)【なたね】さん
公開開始日(2019-10-11)


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監督リー・ワネル
キャストローガン・マーシャル=グリーン(男優)グレイ・トレイス
ハリソン・ギルバートソン(男優)エロン・キーン
脚本リー・ワネル
製作ジェイソン・ブラム〔製作〕
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【クチコミ・感想】

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21.《ネタバレ》 ‶AIが人間を支配する脅威モノ”の分野でも新しいバージョン。今作は人間を丸ごと乗っ取ってしまうのでした。そしていつものごとくやっぱりAIの方が強いのね。
ネタとしてはよくあるものなんだけど、見せ方が工夫されていてちょっと目新しかった。AIのコントロール下で超人になっちゃう主人公が、自らの意思と関係なく狼藉を働く時のパニック表情やせりふが動きと真逆でコミカル味を出してたり。動きもまた2Dのゲームみたいなんですよね。コミカルな軽さに油断していると、かなりのビターエンドに心がひっぱたかれます。
100分という長すぎない尺も観易さに貢献していますし、コンパクトにきれいにまとまっている作品と思います。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-27 17:55:19)

20.《ネタバレ》 評価、たかッ。でもわかる。ちゃんと面白かったです。ヤバい集団に重傷を負わされ、再起不能になった主人公がAIを埋め込み、復活。サイボーグ化はよくありそーな話なんだけど、AIと対話しながら、体の動作をAIに任せるのは目新しい。警察には質問された時なんか、「こーこたえろ」みたいにAIが最適解を教えてくれる。ただ、AIの声は他の人には聞こえないってのが、はたから見たらひとりでブツブツ言いながら最強ってゆう、ちょっと不気味な感じで、そこになんか二重人格みたいな狂気性を感じました。とにかく近未来の世界とかテンポとか見せ方がうまくて、最後まで楽しめました。 なにわ君さん [インターネット(吹替)] 10点(2022-03-10 11:09:56)

19.《ネタバレ》 よく考えたらツッコミどころに事欠きませんが、才人リー・ワネル手にかかるとそんなことは気にならず観る者をグイグイ引き込むお話しになっちゃうんだからさすがです。言ってみれば人間とAIのバディムービーみたいな要素が濃厚なんですね、その主人公がジェラルド・バトラーみたいな髭面の一見マッチョ・キャラですが、意外と真面目な常識人で敵を殺すと激しく動揺するのは捻った設定です。妻を殺されたことに対する割と単純な復讐劇思いきや、ラストは予想を超えるダークな展開、イイ脚本じゃないですか。あの一瞬夢オチかと思わせるバッド・エンドは、『エンジェル・ウォーズ』を思い出してしまいました。そしてまるで『オーメン』を彷彿させるようなラストでもあり、これからは悪魔に代わってAIがオカルト・ホラーの悪役になってくるような予感がします。 考えると、ここ10年は豪州出身の映画人が絡むSFやホラーの秀作が目立ちますね。これからは韓流じゃなくてオージー流なのかもしれません。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-04 22:35:31)(良:1票)

18.AIが最善を導き出して人にアドバイスするのはすでに始まっていることだが、それがさらに進化し、体の動きまでコントロール可能になったら? そんな近未来を舞台にしたSFアクション。よくよく考えるとツッコミどころもあるんだけど、観てる間はそこを感じさせなかった。スピード感や緊張感が程よく見応えある映画になっている。オチも秀逸で満足だけど少々グロいのと、くしゃみで人を殺す技術に若干白けてしまったのを思い出して7点ということに。 リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-26 23:00:19)

17.技術の進歩した近未来。
愛する妻を殺され、自分も全身不随となった主人公。
最先端のIC(AI)を体に埋め込み、体が動かせるように。

ICの力で人間以上の能力を得た「アップグレード」
人間を超えた動きの表現とかがとても良かった。
役に立たない警察に痺れを切らし、
自ら復讐と犯人探しに動き始めるのだが…。

黒幕はだいたい予想がついたけれど、
それをさらに超えてきたのがすばらしかった。
意外性というか、どんでん返しというか。
そういう意味で映画的に面白かったです。

ところどころ、微妙にグロいのだけは苦手だった。 愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-12 22:49:06)

16.突っ込みどころや置いてけぼりな謎など諸々ありつつも面白かった!
昭和な私はデジタルの日々の進化に怯えており、AIも恐怖しかありません。
ターミネーター同様に警鐘を鳴らしてくれそうな作品。
ラストも私の好みです。 movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-06-26 21:29:30)

15.《ネタバレ》 最初から最後まで一気に見せる力がある映画だなと。
程々に近未来でこれくらいならあってもおかしくなさそうかなってところ。
ただそれにしたって刑事が無能すぎるのはどの作品も同じですね。
個人的に、自動運転への漠然とした不安感を映像化された感じでした。
だって未来カーダサすぎるんだもん。 悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-04-30 10:25:07)

14.《ネタバレ》 得体の知れない「悪意」によって、愛する妻と自身の体の自由を失った不遇な男が、“機械”を体に埋め込み、文字通りの“殺人マシーン”と化して復讐に挑む。
翌日への憂鬱を抱えた休日の夜に観るには相応しい、B級SFの娯楽性を存分に堪能できる映画だった。日曜洋画劇場と淀川長治氏が健在な時代であれば、きっと何度も放送されたであろう。

サイボーク化の悲哀、AIの人格化と暴走、隠された陰謀……、この映画の娯楽を彩るテーマは、過去の幾つもの作品でもはや使い古されたものかもしれないが、描き方、映し出し方がとても丁寧でフレッシュなので、終始飽くことがなかった。
「機械」という悪魔に見初められてしまった男の過酷で壮絶な運命が、「寄生獣」や「ヴェノム」を彷彿とさせるある種の“バディ感”と共に展開していくストーリーが、とてもユニークだったとも思う。

決して、全てが目新しい映画ではないけれど、オリジナル作品として、監督と脚本を務めたリー・ワネルという監督の手腕と創造性は中々のものだ。先日観た現代版「透明人間」でも監督・脚本を務めたこの映画人には今後も期待したいと思う。

映画は、この手のダークSFに相応しい辛辣なエンディングを迎える。
それがただ後味の悪い悲劇に見えるのではなく、現代の社会に対する警鐘として妖しき光の中に浮かび上がってくることが、この映画が“質の高いB級SF映画”であることの証明だろう。

この世界に喜びを見いだせず、苦しみに耐えかねる人類は、そのうち皆、仮想現実に押し込められてしまうのではないか。
そう考えると、この映画が「マトリックス」の前日譚のようにも見えてくる。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-02-23 23:29:16)

13.《ネタバレ》 科学技術が高度に発達した近未来。アンティークな車を専門に扱う整備士グレイは、キャリアウーマンの美しい妻とともに充実した日々を送っていた。そんな彼をある日、悲劇が襲う。謎の暴漢に襲撃され、愛する妻を無残にも殺されたばかりか、グレイ本人も一生車椅子を手離せない後遺症を負わされてしまったのだ。突然のことに自暴自棄になるグレイ。そんな彼を救ってくれたのは、旧友でハイテク技術を専門に扱う大企業のオーナー、エロンだった。エロンは、彼に驚くべき朗報を告げる。「社で開発したばかりの最先端AIチップである、この〝ステム〟を使えば、君は再び歩けるようになるだろう」。半信半疑でグレイは、チップを自らの体内に埋め込む手術を受けることに。無事に成功し、自分の足で歩けるようになったグレイだったが、しばらくすると今度は謎の声が脳内に直接聞こえてくるのだった。どうやらこのステムは自らの意思を持ち、彼の承認があれば、グレイの身体を自由にアップグレードすることが出来るらしい。ステムの力で驚異的な身体能力を手に入れたグレイは、妻を殺した犯人を求めて危険な夜の街へと繰り出してゆく……。アイデア一発勝負の明らかにB級なそんな本作、これがキレのいい演出とそこそこよく出来た脚本の力で最後まで楽しんで観ることが出来ました。とにかくこのダークでグロテスクな世界観が素晴らしい。一向に晴れ間が見えない陰鬱な街の情景、体内に直接武器を埋め込んでいる犯罪者集団、荒廃した雑居ビルのそこかしこでは現実から逃れ仮想世界で生きることを選んだ世捨て人たち…。いやー、見事なまでに退廃的で大変グッド。肝心のアップグレードされた主人公もその徐々に強くなっていく描写が丁寧で、荒唐無稽ながらなかなか楽しい。ステムに操られた主人公がカクカク動きながら敵を倒してゆくとこは、映像的にもけっこう斬新だったんじゃないでしょうか。後半、開発者や犯罪集団の追跡を逃れ、ハッカーの元へと駆け付けようとするシーンは緊迫感抜群!まあ設定に突っ込みどころ満載なのはご愛敬ですけど(笑)。さすがに未来社会とはいえ、事件を捜査するのが黒人の女性刑事一人だけと言うのはおかしいんじゃないですかね。ラストは捻りが効いていて良かった。だって客観的に見れば主人公はバットエンドですが、本人は幸せな夢の世界で生きていけるんですから。うん、なかなか面白かった!7点! かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 02:48:02)(良:1票)

12.《ネタバレ》 近未来の事物の目新しさは無く、ストーリーも矛盾だらけ。
テンポ良く見られたけど、最後も想像の域を出ない凡庸な作品でした。 nanapinoさん [インターネット(字幕)] 4点(2020-07-24 14:26:28)

11.近未来ものとして、なかなか面白かった。チップの埋め込みなど、人体改造は一部の人たちの間では行われているけど、あそこまでのものを開発できるのかな。 nojiさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-05 00:40:22)

10.《ネタバレ》 近い将来に治療法のひとつとして現実化しそうなチップ埋め込み。
現在も実現してそうなドローンでの市民監視システム。
実用化へ向けた実験も最終段階?の完全自動運転。
未来はそうなるのか。
しかし、武器を体内に埋め込むってのだけはむしろ退化の発想な気がするが。
中盤からスピード感も文字通りアップグレードしていくのだが、なんだか映画内の世界がスケール小で危機感に逼迫性が足りない。
乗っ取るなら議員とか大統領とかじゃないと、ヤバイぜ!ってなんないよなあ。
格闘シーンのカクカク感とか嫌いじゃないんだけどなあ。 roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-28 15:11:46)

9.《ネタバレ》 快作。
終始テンポよく話は進み、落ちが安易なハッピーエンドで無い所がまたいい。
予備知識無しで観て欲しい作品です。 たくわんさん [インターネット(字幕)] 8点(2020-06-15 18:06:55)


8.《ネタバレ》 期待しないでみたわりには、まあ面白かったかな、ちょっとB級というか昭和くさいというか。
あのチップは容易周到にじわじわ真綿で首を絞めるように全員を追い詰めていったわけですね、
よくできた脚本だなーと思う一方で、心に響く感動とか深みがなくて残念だなぁと思います。
中学生が愛を語る感じ?、違うか、正論おじさんと酒飲んだ時、ちょっと違うかw
Keytusさん [インターネット(吹替)] 6点(2020-06-12 23:39:46)

7.《ネタバレ》 バトル時のマトリックスもどきのB級感がすごいですね。それになぜか不必要なほどグロいシーンも出てきます。エンディングは好みはあると思いますが私はハッピーエンドにしてほしかったです。 珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-06-10 15:19:42)

6.《ネタバレ》 SFアクションの佳作。アクション面は少し『寄生獣』の様な質感と言うか、人間離れしたスマートな格闘が中々に優れたSF感を醸しており(少し『マトリックス』ぽいけどそれより更にAI的、とでも言うか)、かつ切れ味も上々でかなり面白い。

SF的ストーリー面でも、意外さを狙ったラストは個人的にはそこそこ意表を突いてもらえた感じで面白かった。ただ確かに、ステムがエロンを支配しているという状況の不自然さや、ラストのあんな差し迫った場面でグレイの支配を完全に奪えるなら回り諄いことせずに最初から人格奪っちゃえばいいジャン!とか、ツッコもうと思えば盛大にツッコめるとも言える。そもそも、もう少し尺を取ってキチンとつくり込んだ方がSFとしてはクオリティを改善できた様にも思う。

ただ本作は、そこら辺の整合性をある点で犠牲にしてもスピード感と勢いで乗り切ってしまおう、という映画に思える。そしてその意味では、その「狙い」は十分に成功していると感じる。結果的にサックリ観れるし、観て損することも決して無いかと。普通にオススメ。 Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-06 23:14:08)

5.《ネタバレ》 なんかひさびさ観たものなー、の近未来SFもの。映画内の設定はかなり実現しそうなものが多くてそこまで違和感はないし、人工知能チップ?のステムもなかなか興味深いもの。まぁちょっと突っ込みどころは多いような気はするけど(格闘技的な体術のデータもあるのねw)面白かったです。一周回ってそこなのね的エンディングもヒネリがきいてマシタデスハイ Kanameさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-01 06:49:46)

4.《ネタバレ》 テンポが良く
構成はとてもおもしろい

設定は少し無理がある
ボスはステムでエロンは言いなりに成らざるを得ないという描写が足りていない
結局、フィスクがどういった手術を受けた者なのかがよくわからない(ステムの前身?ナノマシンとは?)
悪い奴らはみんな体内に武器を仕込んでる怖い世界
ステムのシャットダウン(車を一瞬で乗っ取ったり出来るステムに言いなりであったエロンが遠隔操作出来る構造)
ステムのシャットダウン・再起動時の主人公の動き(0(動かない)か1(動く) でしょう)
最初の事故の時に覆面まで外してドローンが目の前を飛んでいたにも関わらず、ほとんど進展のない捜査状況
の割に主人公が起こす事件にはものすごい対応力の警察

数を上げれば無理な設定は多いが、アクションとしてもサスペンスとしても十分に楽しめる作品
もう少し尺を長くしてもいいから、エロンがステムに従わなければならなかった描写
フィスクを掘り下げる等出来ればもっといい作品になった気がします。 メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-31 23:51:23)

3.《ネタバレ》 評判がよく尺も短かったのでジャンルすら見ずに鑑賞
先に結論をシンプルに書くと設定やシナリオに穴が多くていいとこ6点。
以下、観てる途中に思った事を箇条書きで。

〇ありがちな復讐劇のバリエーション…と思いきやこれもありがちなAI反逆物のバリエーション。違うのはAI側勝利ってとこですかね。
〇主人公が保守的で頑固で性格も悪い、そのくせあまちゃんという事で好感度が大変低い。主人公に感情移入できないのは致命的。
〇つかそもそもこの主人公が対象に選ばれた理由がほとんどない。あの理由ならほとんど誰でもいいわけで、もっと自由になる人いくらでもいたでしょ。
〇ステムが万能すぎる。てかステムがフィクサーなら手下のはずの天才科学者にシャットダウン権限があったりするのおかしいでしょ。
〇そもそもシャットダウンできるなら天才科学者が言いなりのわけながなくこの話自体成立しない。とにかく設定アラだらけで矛盾バリバリ。
〇デジタル機器のシャットダウンがあんなアナログにゆっくり起きるわけがない。操作されてるときのわざとらしい動き等も含めて映画的な誇張が鼻につく。
〇ナノマシンで殺されるバーの親父、最近のコロナの飛沫感染を思わせます。
〇嫁役の女優がアンハサウィに似てます。

そんなとこですかね。まぁツッコミながら観てると退屈はしません。 あばれて万歳さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-30 14:41:30)

2.《ネタバレ》 無名な作品だったし、アマゾンではホラーの分類だから、いつお化けが出るんだ? どこがホラーだよとぶつぶつ言いながら鑑賞。だが最後まで見たら、、

「ガイア理論」のラヴロックは生態系をも破壊するアントロポセン(人新世)は間もなく終焉し、人工知能(超知能)が進化するノヴァセンがもうすぐ始まるという。

これから急速に自律的進化を始める人工知能に対して、もし開発者が、地球環境の破壊を止め、なおかつ人を幸せにするという、いかにもありえる規制を人工知能に初期入力していたら、こんな世界はありうるのではないだろうか。もし本当にそんな世界に近づいていくなら、この作品は将来「ブレードランナー」以上にカルト化するだろう。

これは究極のホラーだ。人類にとっての。 wooさん [インターネット(吹替)] 8点(2020-05-29 12:35:23)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.95点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
414.76% line
500.00% line
6733.33% line
7733.33% line
8419.05% line
914.76% line
1014.76% line

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