みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
8.《ネタバレ》 この作品はテレビアニメの最初の話の第一話から第五話までをまとめたもののようです。 この内容は鬼滅の刃アニメのテレビ版のそのあたりの内容を書いているため、若干この映画とは違いがあるかもしれません。 まず、テレビアニメが作られる際に鬼滅の刃という「漫画」はジャンプの5番手前後でした。 音楽、映像、ともにここまでのものが付けられたことは正に奇跡レベル。 さらにすごいのは、アニメと漫画を平行して見ていけばわかるのですが、アニメの台詞が漫画のそれをひとつも削らず、ひとつも増やさずなのです(全てで調べたわけではないですが、抜き出した部分は全てそう)。 正に「脚本家不在」の状態。 一体ここまでの脚本を決断したのは誰かと思ったら、「脚本制作 ufotable」となっていて(ufotableはアニメ制作会社)、思い切りがいいなと思いました。 多分、別なアニメ会社が製作していたら脚本家がついて、それなりに変更があったでしょうね。 その部分だけを言いたかった、以上。 【にんじん】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-01-27 12:41:47) 7.《ネタバレ》 「立志編」序盤を映画化。大正生まれのシゲルくん含む家族惨殺、ウロコダキさんによる修行の日々、鬼殺隊最終選抜。段々と強く成長していく心優しき少年・タンジロウ。主題歌はもちろんLiSAの名曲・紅蓮華。 【獅子-平常心】さん [地上波(邦画)] 6点(2021-09-26 05:37:05) 6.なるほど、フジで土曜に放送していた「兄妹の絆」はバルト9で公開されてたもの、そのままなんですね。 テレビ放送版にはない新録音(主に設定を説明してくれる)があちこちにあって再編集にしちゃ力入ってるな、と思ってはいたんですが…納得です。 さてこの兄妹の絆にというよりき鬼滅全般に関してですが、個人的にはなぜあんなにブームになったのか全然わかりません。 確かにufotableの製作だけあってクオリティは高いんですが、この程度のクオリティのテレビアニメは昨今クール毎に1つや2つは必ずあり(つまり年に7,8本はある)、特筆すべきほどのものではありません。 (あくまでもクオリティの話で「面白いかどうか」とは別の話です。要は手間がかかってるかどうか) ストーリーにしてもジャンプで連載される他の漫画と比べても特別に優れている要素はあまりなく「いや他にも面白い漫画(アニメ)沢山あるよね?」と、正直思ってしまうわけです。 (一例をあげれば、鬼滅の前年に放送された深夜テレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」は、ローカル局枠の深夜テレビアニメにも関わらず、その年のニューヨークタイムズが選ぶ「世界で最もすぐれたドラマトップ10」に選出されています。まぁ日本のマスコミで報道される事もありませんでしたが、海外ではそういう評価がされていたわけです。) もちろん、鬼滅のアニメとしての出来は優秀だと思いますが、純粋にテレビアニメとして評価したときに「その年放送されたアニメの3,4番手くらい」という評価が妥当かなという作品ですから(実際、ブームになる前、つまり評価がアニメ好き内にとどまってる時期にはアニメ関係の賞をとりまくるなんてことはなかったわけで)特にアニメや漫画関係者やフアンからすれば「なぜここまでヒットしたかわからん」というのが正直なところじゃないでしょうか。 ガンダムやエヴァのような歴史を作った作品とは違い、「よくわからないまま記録に残る大ヒット作になった」稀有な作品だと言えるでしょう。 【あばれて万歳】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-09-15 12:47:45) 5.乗り遅れた形だけれど、フジテレビで観ました。 大人でも飽きたり幻滅することなく 最後まで観られましたし、あれだけ流行ったのも分かる気がしました。 次の日に放送された「浅草編」というのも観ましたが、あれは劇場公開ではなく テレビのアニメ放送をまとめたものなのかな? 浅草編では剣術(壱から拾の型)が出てきます。これはおそらく、山での修行中に鱗滝左近次から教わったように思いますが、この「兄妹の絆」では紹介されていないように思います。なので「浅草編」を観ると、いつ覚えたの?となってしまい、唐突に感じます。 軽くでいいから この「兄妹の絆」で触れられていると、つながりが良かったのかなあと思います。 【くろゆり】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-09-14 10:39:49) 4.《ネタバレ》 タイムシフト(全番組録画)でたまたま見つけた刺激強めなタイトルに惹かれ、地上波深夜放送を観たのが、私と『鬼滅の刃』との出会いでした。TVアニメを観る習慣は無かったので完全に偶然。とはいえ、子供時代『アニメージュ』を購読していた生粋の元アニメオタクですし、本サイトの評価傾向でも『アニメ好き』は健在。私が『鬼滅』にハマる要素は満たしていたと言えます。本作はテレビ放送第1話~5話までを編集し、劇場先行公開したものと聞きました。一般的にTVアニメを編集して劇場公開する場合、どんな名作も著しく評価を落とすのが通例です(例:未来少年コナン、ガンバの冒険)。尺が圧倒的に短くなるのですから当然の話。その点、本作の圧縮度は微々たるもので、TVアニメ版と比較して不満を感じる点はありません。本作は見事に『鬼滅の刃』世界へ誘う『フック』の役目を果たす作品に仕上がっていると思います。実は、私以上にこの鈎針に引っ掛かったのが小5の二女。誕生日プレゼントはコミック全巻で、東大王の伊沢氏は呼び捨てなのに、声優さんには全員敬称を付けるという見事なオタクへと変貌しました。血は争えませんな。 社会現象となった『鬼滅』人気の秘密を此処で語るのも今更感がありますが、一点だけ。私が『アニメ』から入ったという理由もありますが、原作漫画よりアニメの方が優れているのはアクションシーン(殺陣)であります。漫画では『一枚絵+必殺技名』で処理される部分を、きちんと動きで見せてくれるのが有難いです。同じジャンプ漫画でいえば『聖闘士星矢』も同じく『一枚絵+必殺技名』タイプですが、こちらはTVアニメも同じ表現方法を採用していました。だから物足りないという気はなく、原作に忠実にアニメ化しているだけの話。アニメ『鬼滅の刃』で披露されるアクション映画さながらの充実したカメラワークが、大人をも惹き付ける作品人気の一端を担っているのは間違いないと考えます。『鬼滅の刃 那田蜘蛛山編』の感想につづく。 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 7点(2021-06-19 23:55:17) 3.ストレートに家族愛、師弟愛を描いている。感動ものである。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 8点(2020-11-16 07:03:00) 2.ちょっと主人公やその仲間たちの動きが人間離れし過ぎていて、鬼に襲われる恐怖や不気味さが感じられなかった。鬼の動きも、もう少し人間味を残しておいた方がよかったかも。 【noji】さん [地上波(邦画)] 5点(2020-10-12 21:07:47) 1.《ネタバレ》 世にいう「キメツノヤイバ」なるものにまったく無知でしたが、やっとその魅力の一端が分かった気がします。 物語の冒頭は、目を背けたくなるほど絶望的な場面から始まります。しかし、そこから先は、ほぼ無双状態でサバイバルしていく展開になっており、いわば不遇な子供の自己実現の物語のように見えます。 きっと現実の社会にも、絶望的な状況から人生を始めなければならない子供は存在すると思うので、そのような子供たちにとって、こうしたサバイバルなストーリーは夢があるのかもしれません。 ただ、絶望からスタートする人生というのは、たいていの場合、自分自身が「鬼」になって社会への復讐を目指すような生き方になるケースが多いと思うのですが、この物語の場合は、復讐すべき相手のほうがそもそも「鬼」なので、自分自身はけっして鬼にはなれないのですね。そこがユニークなところだと思います。 主人公は、文字通り「心を鬼にして」鬼を殺していくのですが、じつは鬼と同じ悲しみを共有しており、つねに敵が鬼になった境遇や背景を意識せざるをえません。ある意味では自分の境遇も鬼と同じなのであり、さらにいえば、唯一残されている肉親の妹もまた鬼だからです。 主人公は、情け容赦なく鬼を殺していくけれど、心の底から鬼を憎むことができません。したがって、これは「復讐の物語」ではあるけれど、けっして「憎しみの物語」にはなりえない。それが、この物語の秀でた点であり、同時に倫理的な希望にもなっていると思います。 これは「鬼とは何なのか」という社会学的な問いであり、日本古来の桃太郎伝承=勧善懲悪神話に対する痛烈な批判でもあるはずです。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-10-11 14:11:49)
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