みんなのシネマレビュー

喜劇 愛妻物語

2019年【日】 上映時間:117分
ドラマコメディ小説の映画化ロードムービー
[キゲキアイサイモノガタリ]
新規登録(2021-08-08)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2023-05-30)【にじばぶ】さん
公開開始日(2020-09-11)


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監督足立紳
キャスト濱田岳(男優)豪太
水川あさみ(女優)チカ
新津ちせ(女優)アキ
大久保佳代子(女優)
坂田聡(男優)
宇野祥平(男優)
黒田大輔(男優)
冨手麻妙(女優)
後藤ユウミ(女優)
夏帆(女優)
ふせえり(女優)
光石研(男優)
河合優実(女優)
渡辺紘文(男優)
原作足立紳『喜劇 愛妻物語』(幻冬舎文庫)
脚本足立紳
音楽海田庄吾
撮影猪本雅三
製作川城和実
配給バンダイナムコアーツ
あらすじ
売れないライターとその妻&娘の香川取材旅。タイトルに『喜劇』とついていますが、家族団らんでの鑑賞はご注意ください。濡れ場こそ無いものの、セリフで『セックス』連発です。いわゆる『夫婦喧嘩は犬も食わぬ』コメディ。

目隠シスト】さん(2021-08-10)
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【クチコミ・感想】

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6.《ネタバレ》 水川あさみがエロい。
なかなかやらせてもらえなくて泣きそうになったけど、なんとかやれたので良かった。
その後の展開はちょっと切なくて泣きそうになったけど、最終的にはいい話になってて安心した。
何が幸せなのかは人それぞれだけど、幸せな家族の物語だったように思う。 もとやさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-04-17 16:31:02)

5.《ネタバレ》 2022年、映画の中古DVDをたくさん買った。
でも買うだけで観ていない。

『喜劇 愛妻物語』(2020年)は2022年に観て、一番良かった映画。
主人公の男(売れない脚本家)は迷惑な男だ。
でも結婚して子供もいて、怠惰な毎日で、本当に迷惑な男だ。
男が怠惰な生活ができるのは、妻が稼いでいるから。

しかしこの男、画面の中にいるぶんには愛嬌があって楽しい。
映画の中で、最初から最後まで楽しませてもらった。

喜劇だけど、映画のスタイルとしてはコメディじゃない。
小説で、直木賞と芥川賞のどっちかといえば芥川賞である。
直木賞はエンタメで、芥川賞はエンタメじゃない。

さて、マイナスなのは一人娘の女児に個性がなかったこと。
でも、出しゃばりゼロだから夫婦二人に集中できて良かったのかも。

夫は、今の日本社会から見れば人間の屑だろう。
映画だから笑える。もし男の親や親戚だと笑えない。
しかし屑がいるから、世の中は面白いのだ。

暴力とか窃盗とかの犯罪者の屑は社会の迷惑。
しかしこの映画の主人公の男には子供がいて育てているし、犯罪者や不倫男と比べたら立派な男、かもしれない。 激辛カレーライスさん [DVD(邦画)] 9点(2023-01-09 18:06:40)(良:1票)

4.《ネタバレ》 これは傑作だなと思いましたね。
なんというか、この夫婦にすごくリアリティを感じさせる、あぁこういう夫婦ほんとにいるだろうなって。
旦那さんのダメダメっぷりと嫁さんの恐妻っぷりが絶妙なまでに合致して夫婦として形作られている。
気になって調べたら、監督さんの自伝的小説が基だとか。あぁ自分たち夫婦をモデルにしてるから、
こんなにリアリティ感じるコメディに昇華してるんだなと感心いたしました。
濱田岳はピッタリの役柄、水川あさみは女優として一皮向けましたね。
本来はこういう、内側から滲み出てくるものを表現するのが映画だよなって再認識。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 8点(2021-10-19 19:04:10)

3.旦那のダメっぷりは見ているこっちが恥ずかしくなる。なんか自分と重なるような気もするが、「いやいや、ここまでひどくないぞ」と思いたい。水川あさみの鬼嫁ぶりもすさまじいが、あれだけ綺麗なら、鬼嫁でもいいかと…、最終的にはどっかで旦那さんのことを信じてあげられる優しさもあるし。こういう形の夫婦もありだと思います。 木村一号さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-10-18 11:58:37)

2.《ネタバレ》 監督は自分のことを書いたんだろうか?
面白いけど、あざとい気もする。
大久保みたいなキャラはそうそういないので、
あり得そうで、あり得なさそうで、やっぱりありそうな話。
濱田岳が最高にはまり役。
ひょっとして、この役をやるために、俳優になったのでは?
と、思えてしまう。
ちょい昔なら竹中直人が演じていたところだが・・ トントさん [DVD(邦画)] 7点(2021-08-10 23:40:31)

1.《ネタバレ》 妻から散々“雑魚”だ“屑”だと罵られる夫ですが、その呼び名に恥じぬ下衆っぷりを見せつけます。泥酔女に手を出そうとしたり、借り物の部屋だからトイレを汚しても構わないと宣ったり。それに“これから頑張る”と口に出す奴に限って、本当に頑張った例がありません。夫は正真正銘のダメ男でした。ただ、妻は口で言うほど夫を悪く思っていないでしょう。ふとした時に見せる優しげな顔(しょうがないなあの顔)がその証拠。それに頑なに“幸せの赤パンツ”を履き続けていることからも、夫への情がうかがえます。なお、妻も自認するように、彼女も品行方正ではありません(宿泊詐欺に試供品泥)。おそらく『貧すれば鈍す』なのでしょうが、傍からみれば『似たもの夫婦』あるいは『割れ鍋に綴じ蓋』です。それでも、妻が夫に別れを切り出した時は本気だったかもしれません。未来が見えない。ジリ貧人生は嫌だ。妻は娘を抱きながら泣きじゃくります。そんな2人にしがみ付く夫。その姿はまるで『貧乏神』のようでした。拒絶する事もできたのに、結局受け入れてしまったのは何故でしょう。実は夫を愛していたから?心の底では才能を信じていたから?いや単に諦めたのだと思います。夫の無様な姿に馬鹿負けしたのです。2人の表情変化は必見!この時一蓮托生が決定したと考えます。案外そこそこ幸せに、最後まで添い遂げるのかもしれません。『こんな人生も悪くない』と自分に言い聞かせる既婚者も、きっと多いんじゃないでしょうか。私も含めて。
濱田岳が上手いのは承知していましたが、水川あさみがここまで凄いとは今まで気づきませんでした。綾瀬はるかやガッキーなど『理想の妻』を演じられる女優さんは数多くいますが、『鬼嫁』をここまで魅力的に体現できる女優さんはそう居ないのでは。彫刻のような美しい顔なのに溢れ出る場末のスナック感。あの声、正直たまらんです。あんな迫力満点の尻に敷かれるなら本望と思わせる見事な尻、いや恐妻ぶりでありました。 目隠シストさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-08-10 21:23:18)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.83点
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