みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
4.観はじめてすぐ「なんなの?このルパン三世をいかにもハリウッドでパクりましたみたいな映画は…」というのがとにかくハナについてとても観ていられません。 演出やら間の取り方やら、ハリウッドのクライムムービーをルパン三世でパクったらこうなりました、みたいなアニメなのです。 あまりにもハナについてしまい耐えられなかったので、途中でいったん視聴をやめてネットで情報収集。 「本作は、ルパン三世やBEASTERSにインスパイアされて製作されており…」 そうなの?じゃ「いかにもルパンぽい」って印象は正しかったんだ! てか?BEASTERS?だから主人公が狼なわけ? てかそりゃルパン+BEASTERSじゃこうなりますよね…というそのまんま映画でした。 それさえわかってしまえば(最初からパクリ…いやインスパイアされたものだとわかってれば)ポイところもそれほど気にならず、最後までスルスルと視聴できたわけですが…じゃ面白かったかというと、ルパン三世テレビSPレベルのシナリオを最近のハリウッドのCGアニメで造りました!程度の内容のまま最後までいってしまったので…いや、さすがにキツイですよね… とても面白いとは言えません。 まぁつまらないとまでは言わないので暇つぶしにはいいのかもですが、決して暇つぶし以上の映画ではないかな、と。 てか「ルパン+BEASTERS」と言われて観ると「空気感とか再現度高いよな!」と逆に関心するレベルの映画で、そういう意味ではハリウッドはやっぱりすごいともいえるわけですけどね。 【あばれて万歳】さん [インターネット(吹替)] 5点(2023-11-12 20:11:24) 3.《ネタバレ》 なかなか面白かった。各キャラがしっかりと描かれているのも良い。ウルフとスネークの関係もよく見る感じではあるけれど、狼と蛇というキャラにすることによって、真新しさとアニメならではの面白さが加わってとても楽しめた。 動物を擬人化した作品は数多くあるけれど、モブや主要キャラ以外がまんま人間というのもまた斬新だった。最初は戸惑ったけれど、次第に慣れた。 犯罪者をヒーローのように扱う作品は結構あるけれど、それまで犯した罪をなんとなくチャラにしたまま終わるものが多い中、この作品はキッチリと罪を償っているのがとても好印象。ただあの終わり方ってまたバッドガイズに戻るのか?とはなりましたけどw 「善い行い」ということを押し付けがましくしてないことろとかも、子供に見せて学ばせるにはすっごく良い。特にスネークがシャークにアイスキャンディーをあげるシーンは秀逸。善いことをしようではなく、行った結果が善いことだった。つまり考えるのでなくどうしたいかが大事で、友達が泣いていたら泣くなよて元気づけたくなる。そういう自然な振る舞いがとても心地よく感じられた。 「ゴミでも美しく生まれ変われるのよ」名言ですね。 【Dream kerokero】さん [インターネット(吹替)] 6点(2023-07-11 07:45:48) 2.《ネタバレ》 ドリームワークスアニメーション、このところパッとしないイメージ。小さなお子様向けに特化してる感じで映画よりも配信用のシリーズ作品に注力している?みたいな。ディスニー&ピクサーは元より、イルミネーションにも置いてゆかれ気味って印象なのよね。 この映画も見る前はあまりピンと来なくて。擬人化された動物モノって海外アニメーションにはありがち過ぎるほどにありがちだものね。 でも実際に見てみると痛快な娯楽と普遍的なテーマとを両立してしっかりと見応えのある作品だったわ。 簡単に説明しちゃえば窃盗団が警察に捕まって改心するまでのお話、なのだけれどもそこに幾つものひと筋縄ではいかない要素があって。始まってそう経たないうちからワリと簡単に改心しちゃうライン?と思ったら正義と悪とが曖昧になっていったり二面性があったり、裏切りの裏切りのまた裏切りみたいな二転三転する波乱に富んだ展開があったりで全く油断できない、飽きさせない作り。 一方でテーマの中にある元からのイメージによって世間が決めつけてしまう、差別的な扱いを受ける、っていうのは『ズートピア』とカブってるのね。キツネの持つイメージの部分はそのまんまってカンジ。そこはもう少し違いを見せられなかったのかな?と思ったのだけど、他者からの影響による変化じゃなくて自身の内側からの変化という点には違いがあるのかも。 コントロールされたモルモットが集団で暴走するっていう『DCがんばれ!スーパーペット』とのモロネタカブリは同時期公開ってコトで(本国ではこちらの方が三か月早いわ)仕方ないわね。 これからのアニメーションは『スパイダーマン:スパイダーバース』前と後とに分類されるって思っているのだけれど(国産も含めて)、これは確実に『スパイダーバース』後を感じさせる作品ね。ガチガチなリアル志向から離れ引き算で描かれたCGや、スタイリッシュな画面構成、大人が見ても楽しめる要素(冒頭はアレ、『パルプ・フィクション』のトラボルタとサミュエルよね)、より自在になった時代のCGアニメーション映画って感じ。 個人的には知事がステキで好き。知事のままだったらつまんないキャラだったけど、ね。 『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』の次のドリームワークスアニメーション映画ってことでお子様向けみたいなイメージがあるけれど、オトナも楽しい映画よ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2022-10-12 15:43:51) 1.アニメだからこそのキャスティング、アニメだからこその実写不可能なスーパーアクション。そしてアニメだからこその動物と人間が共存する世界。(と言ってもバッドガイズの5人以外の動物は動物のままというのはご愛敬?) いつもながらに思うのですが、洋画アニメ作品には邦画アニメとはひと味違った独特の味わいがあって実に楽しいです。 原作未読ですし殆ど予備知識なしに試写会に参加しましたが、冒頭から作品世界に没入して楽しめました。理屈は不要ですね。封切り前なので言いたいのは一言だけ。「楽しかった!」 【タコ太(ぺいぺい)】さん [試写会(吹替)] 9点(2022-09-03 14:29:38)
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