みんなのシネマレビュー

インフル病みのペトロフ家

Petrov's Flu
2021年【露・仏・スイス・独】 上映時間:146分
ドラマ小説の映画化
[インフルヤミノペトロフケ]
新規登録(2023-09-25)【かたゆき】さん
公開開始日(2022-04-23)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
キャストチュルパン・ハマートヴァ(女優)ペトロワ
ユーリー・ボリソフ(男優)サーシャ
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想】

別のページへ
1


2.《ネタバレ》 時間が長い上にわけがわからない。登場人物の関係性を把握するだけで精一杯だったが、あとで公式サイトを見ると人物相関図があったので自分で考える必要はなかった。
世評の通り奇想天外な展開で、奇抜な映像も多いので面白くなくはないが、こんなのにまともに付き合っていられないという気分にもなる。コメディとして笑いの要素も多かったようで、公式サイトには出演者が原作を読んで大笑いしたと書いてあるが、自分としては何が可笑しいのか全くわからない。
個人的に唯一笑ったのは幼少時の主人公が、カナダ選手との乱闘でヘルメットを失くしたのかと聞かれたところだった。言われてみれば確かにそんな時代もあった気がするわけで、やはり自分で覚えていることには反応が違う。ソビエト連邦がかつて宇宙を得意分野にしていた雰囲気も出ていた。

内容について少し真面目に考えると、次のような構成になっていたらしい。
〇本編(2004年)では物語の各種要素が提示される。ここで出て来る変な映像は、主人公については発熱による幻覚(過去を含む)と、幼少時の記憶(1977年)による単なる夢と思われる。元妻関連では本人の性格特性による妄想と、実際に起きた暴力・殺人場面があったらしい。
〇白黒部分(1977年、10月革命60周年)はいわば種明かしのようなもので、本編で無関係と思われた各種要素を、ネヴィヤンスクの雪娘がつないでいたことを説明する。ここは変な映像はわずかで基本的に真面目な展開だが、登場人物が一瞬全裸になる場面があったのは、よく言われるように男は女性を視姦する、ということを女性側もやっていたという表現かと思った。
〇最後に終結部として、死体消失事件のその後を見せていたらしい。
この中にまともな物語があったかどうか不明瞭だが、個人的に思ったのは主人公の家族関係のことだった。主人公が幼少時の新年パーティの記憶に促され、病を押して被り物も持参で息子をパーティに参加させたら、息子も父親同様の体験(※注)をして戻り、それで父子が心を通じ合わせたということか。一方で息子に愛されない元妻の方は狂乱した、というのがこの年末年始のペトロフ家の出来事だったとすれば、父子にとってはハッピーエンド、元妻にとってはバッドエンドだったかも知れない。とりあえず元妻のような危ない人物に息子を任せておけないということはある。
一応まとめると、ネヴィヤンスクの雪娘のおかげで主人公が息子との結びつきをさらに強めた物語ということになるか? わかりにくい話で好きでない。ほかにペトロフ/ペトロワ、セルゲイ/セリョージャといったネーミングにも突っ込む余地がありそうだが長くなるのでやめる。

※注:西側諸国のサンタクロースと同じように、ソビエト連邦の行事では「雪娘」(Снегурочка)が本物かどうかを子どもらは気にしていたらしい。幼少時の主人公も今の息子も、たまたま発熱していたため雪娘の手を雪のように冷たく感じ、それで本物と信じることができたということではないか。それほど大した思い出でもないようだが子どもにとってはこういうのが大事なのか。 かっぱ堰さん [インターネット(字幕)] 5点(2025-03-15 16:25:40)

1.《ネタバレ》 ソ連崩壊後のロシアを舞台に、インフルエンザに犯されたある一人の男の妄想とも現実ともつかない世界をシュールに描いた不条理劇。最初から最後までなんかよー分かりまへんでしたわ、これ。一つ一つのエピソードはけっこう強烈で印象に残るんですけど、全体的なストーリーが正直言って意味不明。でも、画面の隅々にまで文字通り妙な熱気が感じられて、最後まで普通に観ていられたのは事実なんですけどね。なので嵌まる人には嵌まるんじゃないでしょうか。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2023-09-28 23:45:56)

別のページへ
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
52100.00% line
600.00% line
700.00% line
800.00% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS