みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
38.《ネタバレ》 2018年5月に4Kデジタル・リマスターのブルーレイが発売されたのだが、「日本の映画会社もやればできんじゃん!」というくらいの物凄いクオリティ。但し今回の点数はこの画質に対してのものであり、出崎統/杉野昭夫コンビの作品を堪能するのなら絶対TV版を見ていただきたい。ポイントは2点。①TV版では登場人物各位がそれぞれ彼らなりに「真っ白に燃え尽きる」事を模索している人間群像劇である点が物凄く丁寧に描写されていて印象深い。それはマンモス西/ウルフ金串やオリジナルキャラであるルポライター須賀清、また統一戦を戦うレオン・スマイリー。白木葉子も彼女なりに、ボクシングに惹かれた者として責任を全うする矢吹丈の「同士」として描かれているのは気のせいか。②よくアニメ映画で聞かれる『声優か俳優か』という課題、私はこう答える「キャラクターに合ってれば、どっちでも良い」。あおい輝彦と藤岡重慶のコンビは俳優がアニメ作品の声優として携わった最高峰のクオリティと、考えてます。後は下記レビュアー皆様のご意見にまったく同意。という事でこのテレビ版のリマスターも、宜しくね。 【Nbu2】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-06-27 18:31:31) 37.《ネタバレ》 そう、この作品は当時同名のTVシリーズが放送されている最中に公開され、前半は再編集、後半はオリジナルという体裁を取った。おそらく、矢吹丈の生死に関して物議を醸していたラストシーンをTVシリーズより先に劇場で見せることにプロモーション的な意味があったのだろう。 そのラストシーンは、ゴロマキ権藤が帽子を取るカットを見て明快な回答がなされたと解釈した記憶があります。 映画自体は再編集の悪い部分がかなり出ていて、原作に親しんだ人ほど残念に思う作りになっています。未見の方には、自分はテレビシリーズの「あしたのジョー2」を強くオススメしたいです。原作に無かったエピソードが追加されたり、理屈が通らなかった部分を当時の時代に合わせて整合し直したりと、本作のエッセンスを損なわずに筋の通った流れに再構築されています。 この物語のテーマはカーロス戦後に丈が紀子と交わした会話に有ります。↓で【コナンが一番】さんが詳述していただいている台詞です。自分も、特に方向性の定まらない焦燥感に駆られた高校生時代などは、白い灰に燃え尽きるジョーの青春に強い憧れを覚えました。打ち込めることがあるか。そして、そこに全霊を注ぎ切れるか、ということです。でも、年齢とともに視点が微妙に変わってきたことも確かです。残された段平や葉子、西や紀子、ドヤ街の子供たちのことを考えると、白い灰になるまで燃え尽きることを手放しに肯定できなくなった自分がいます。矢吹丈は結局、自分本位に生きただけの奴だったのか? 答は出ていません。自分がいい歳のオヤジになっただけかも知れない。ともあれ、ある時期、矢吹丈の生き方が自分のある部分を支えていたのは紛れもない事実です。そして、今の若い世代が、白い灰になるまで何かに打ち込みたいなんて言ったら、私は手放しで応援してあげたい。 点数はこの再編集映画に対しての評価です。原作やTVシリーズが対象なら、迷わず10点を付けます。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-03-12 03:51:43)(良:1票) 36.う~ん..所詮TVを継ぎ接ぎしただけのダイジェスト版..面白さも、深さも、半減..でも、矢吹丈はカッコいい..お気に入りのシーンは.. 「矢吹くんは寂しくないの..同じ年頃の若者が...青春を謳歌してるっていうのに...それが、それが矢吹くんの青春?」.. 「よく分かんねぇけど、一つだけは はっきりしてるよ、俺 拳闘ってやつが好きだからやってきたんだ、こいつはほんとうなんだよ、ほんとうなんだ、のりちゃん.. のりちゃんの言う、青春を謳歌するってこととは ちょいと違うかもしれないけど、何て言うか、俺は俺なりに 今まで燃えるような充実感を 何度も味わってきたよ、血だらけのリングの上でさぁ.. ブスブスとそこいらにある 見てくれだけの不完全燃焼とはわけが違う.. ほんの一瞬にせよ、まぶしいほどに 真っ赤 に燃え上がるんだ.. そして..後には、真っ白な灰だけが残る..燃えカスなんか残りやしない、真っ白な灰だけだ.. 力石だって! あのカーロスだって! きっとそうだったんだぁー!!」... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-06-25 12:30:06) 35.NHK衛星であしたのジョー特集。ここでも大活躍しょこたん…あんたいったい… ってなことは置いといて。久しぶりに見た。やはりテレビシリーズのディテールのこだわりが端折られていたのが残念。これじゃあ「燃えつきねえよ」…でも見所たっぷり。ダイジェスト過ぎて、映画的には???だけど、ファンにはたまらん場面ってのは、やっぱりあるねえ。なんだかんだ言って飽きなかったし。 【いのうえ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-04-13 23:36:33) 34.《ネタバレ》 ダイジェスト版なので名シーンがいっぱいです。マンガを読んでいた世代にはたまりません。個人的に好きなところは、カルロスがパンチドランカーになってジョーがパンチを受けるシーン、「好きなのよ、矢吹くん!あなたが」と泣きながら告白するシーン、そしてラストですね。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-02 15:38:03) 33.音楽と作画は素晴らしいものがあると思います。しかしダイジェスト過ぎて作品自体の魅力が薄まってしまい残念でした。 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 6点(2006-10-14 16:16:48) 32.丹下段平はジョーの魅力に惚れ込んだ。彼のどこにそんな魅力が有るのか?、ボクシング(喧嘩)の才能に魅せられた。それも有るだろうが、ただそれだけでは無いように思う。幼い頃から流浪の旅を続けることにより宿った闘争心。それとは逆に温かい人間味。自分勝手だが一直線。その割には、目標を失うと茫然自失となるような精神的に弱い面も持っている。・・・いろんな面で他の人(凡人)にないモノを持っている。白木葉子やノリちゃんも同じ所に惚れたんだと思うよ。丹下段平や白木葉子はジョーに頼まれて面倒見てた訳では無い。~人を寄せ付けるモノとは何かを考える。それもこの作品を楽しむ要素の一つであり、妙味だと思うんだけど・・・。 【おはようジングル】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-08-07 08:42:40) 31.この映画は個人的には(男にとって)理想的な恋愛映画だと思ってるんです.白木お嬢さんの控え室での告白,それを振り切って「世界一の男が待ってるんだ・・・」と出て行くジョー,そして最後に血だらけのグローブを差し出して「あんたによぉ・・・もらって欲しいんだ」ってかっこよすぎです. 【マー君】さん 8点(2004-06-21 20:12:32) 30.《ネタバレ》 ホセ・メンドーサ戦を描ききるためには、その前がはしょられるのは仕方が無い‥‥と、頭ではわかっているんです。しかし、金戦もハリマオ戦もアッという間すぎる。金戦なんか、青野武が「舞えー舞うのだー」と言ったと思ったら、ぶっとばされちゃってます。ハリマオ戦も「ウキョー!」と言ったら、次の瞬間にはぶっとばされちゃってます。いや、時間的にしょうがないのはわかってはいるんですがね。でも、これじゃほとんど、リングにかけろっす。 【伊達邦彦】さん 6点(2004-02-24 02:03:22)(笑:1票) 29.当時は見終わった後に数週間引きずりました。自分も真っ白になってしまった。そう考えると最近そんなに影響されるものって久しく無いなーと感じます。そういう影響力としてこの評価です。何かが終わってしまう空しさを味わいました。 【森のpoohさん】さん 9点(2004-02-23 23:47:08)(良:1票) 28.《ネタバレ》 真っ直ぐに突き進んで行くジョーに「ついて行けない…」と思うノリチャンとの絡みのシーンが好き。少し前までは、カッコつけすぎていて鼻に付くところがないといえば嘘になるが、そのカッコよさに憧れも感じていた。しかし、今、思えば、主人公のジョーの生き方に完全に共感出来なくなっている。一見、ジョーは自分で道を切り開いている一匹狼のようにも見えるかもしれない(事実私もそう思っていた)しかし、現実は丹下段平などの人々の支えがなければ何も出来ない。それを知って知らずか、「真っ白な灰になるまで」戦いたいと我侭三昧。だが、その真っ白な灰になった後のジョー(カーロス状態のジョー)を面倒見るのは、丹下段平だったり、白木葉子だったりするんじゃないの?その姿を思えば、「浮気もすれば暴力も振るう。けど、ゴクたまに花とか買って優しくしてくれる夫が痴呆症になって…」「奥さん、大変だね…(みのもんた)」と「思いっきりテレビ」を思い出してしまうのだ!だから、もしも私が丹下段平だったら、間違いなく「ジョーーーーぉっ!」と叫びつつも、心では「(そのまま逝ってくれ~~っ)」と思うだろう。 【クルイベル】さん 7点(2004-02-16 10:21:23) 27.テレビ版あしたのジョー2と並行&先行して製作された映画版あしたのジョー2。 テレビの再編集物ではないのがミソ。 たしかテレビでまだカーロス戦をやってた頃にはすでに劇場でジョーは真っ白に燃え尽きていた気がするが..正確なところは不明。 このあしたのジョー2、テレビ版の方が後から製作されたために、面白い現象がおきていて 劇場版のホセメンドーサのセリフは日本語なのに、より一般視聴者向けのはずテレビ版では ホセメンドーサのセリフは英語&字幕という非常にマニアックなものになっていた。 普通は逆だろう。..作画、演出のクオリティはテレビ版でもまったく遜色なく、濃密にエピソードが語られる分、 やはりテレビ版の方が格段に面白い。時間があるならテレビ版をどうぞ。 【あばれて万歳】さん 7点(2004-01-13 15:34:45)(良:1票) 26.1の暴れん坊のジョーも好きですが、2はジョーの人間的な成長が描かれていて好きです。TV版の方が細かな心理描写が多数あってよいですけど。 【東京50km圏道路地図】さん 8点(2004-01-13 14:59:27) 25.「1」でも書いたが「あしたのジョー」は大好きなんです。最後の名シーンなんか百回くらい読み返してるんじゃないだろうか。でも「2」になってからの絵が好きになれない。見やすくはなっているんだろうが野性味溢れるジョーじゃない。 【R&A】さん 4点(2004-01-13 14:27:01) 24.《ネタバレ》 ジョーが真っ白に燃え尽きるラストに向かってひたすら突き進む物語。そのために、細かいエピソードや他のキャラクターが蔑ろになっているのは、映画という限られた時間の中では仕方のない事なのかな。当時、テレビ放映と平行して製作された、という経緯もある事ですし。でも、やっぱりこの映画だけだと、葉子の、あの告白はあまりに唐突過ぎてしまって。 【あにやん🌈】さん 5点(2003-11-25 15:59:45) 23.繰り返し見るほどじゃないけどいい出来だったと思います。 ラストのジョーが真っ白に燃え尽きてるカットはあちこちでパロディになってますね(笑) 【ひろほりとも】さん 5点(2003-11-18 10:48:06) 22.TVの初期版なんかと比べて絵がずっと洗練されているが、これはこれでいい。 カーロス・リベラのたどたどしい日本語が久しぶりに聞きたいな。『ジョー、かも~ん、かもんね~』(こんなセリフ無かったかも・・・ 【じゃん++】さん 7点(2003-11-05 21:36:58) 21.動きが微妙、とか余計なこと思いつつも、「頼む・・・このままやらせてくれよ・・・」でドバーっ、号泣。素晴らしすぎる。ただ、アニメとしていい、というより原作の素晴らしさに助けられているので、辛口でこの点。でも好き。 【かなかなしぐれ】さん 6点(2003-10-15 22:21:44) 20.《ネタバレ》 やたら幼稚なアニメが流行っている昨今、こんなアニメはもう作れないでしょう。無論アニメ化されるにあたっても、こんな漫画も既に存在しません。具体的な評価ポイントとしては、試合のシーンの凝ったアングルや筋肉の躍動感、パンチが当たった時の大袈裟なくらいのリアクション!そしてジョーの名台詞の数々。「へへ・・元気だったかい?西、おっつぁんよぉ。」「少しずつだけどよぉ、俺は・・燃えてきたぜ。」「起こして・・くれよ・・俺は・・まだやれるぜ・・。」「あの稲妻みてぇなジャブが・・こんな見る影もねぇくらい・・ボロボロによぉ・・。」「真っ白な・・灰だけだ・・。」「凄かったぜ、チャンピオン、今日のはよ。」「こちとらどのみち、最初っからやけっぱちのパンチドランカーよ。」「こいつをよ、貰って欲しいんだ、あんたに・・。」熱い!!熱いぜ!ジョー!!←ただのジョーオタク 【 - @】さん 10点(2003-10-03 01:31:11) 19.テレビの再収録、ごった煮な感じですが、ジョーの生き様がカッコいいなと。 【ロカホリ】さん 7点(2003-09-30 02:17:36)
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