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隣人X 疑惑の彼女

2023年【日】 上映時間:120分
ドラマSFミステリー
[リンジンエックスギワクノカノジョ]
新規登録(2024-04-07)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-06-20)【イニシャルK】さん
公開開始日(2023-12-01)


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監督熊澤尚人
キャスト上野樹里(女優)柏木良子
林遣都(男優)笹憲太郎
野村周平(男優)仁村拓真
川瀬陽太(男優)内田瑛太
嶋田久作(男優)小池編集長
原日出子(女優)柏木麻美
バカリズム(男優)月村祐一
酒向芳(男優)柏木紀彦
脚本熊澤尚人
プロデューサー鍋島壽夫(協力プロデューサー)
配給ハピネットファントム・スタジオ
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
美術金勝浩一
衣装宮本まさ江
編集熊澤尚人
録音柴崎憲治(音響効果)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 雑誌記者の男が、良子に惹かれながらも、祖母を施設に入れるお金のために彼女の父親を売る苦悩が弱い。頭を下げて謝罪する姿勢は真摯でも、そこに至る彼の苦悩の描かれ方が観る者に伝わって来ず、単に良子を裏切った、という点だけに焦点が当たってしまったのは残念。そこがあれば、その後の良子との復縁にも納得がいったと思うのだが。
結局誰がⅩなのかなんてことはたいした問題ではなく、どのように生きるか、人と接するかを考える映画かな。
本作の上野樹里も相変わらずの安定感で、力の抜けた妙齢の女性を上手く演じている。寂しく笑う表情とか、時々見せる芯の強さを秘めた瞳とか、この人はとにかく魅力的。
まあこれは個人的な好みなんだけれども。
そこに加点。 roadster316さん [インターネット(邦画)] 8点(2024-06-16 14:19:35)

1.《ネタバレ》 「人種差別」と「週刊誌報道の是非」をテーマとしてたSFサスペンス。その主張やメッセージを否定する気はありませんが、この物語でそれを言うのは流石に無理筋かと。だって宇宙人Xを移民や外国人、あるいは被差別民に見立てるのは飛躍し過ぎで逆に失礼ですし、利益優先主義の週刊誌への批判も本件にあってはむしろ公益性が認められるケースかと。差別は憎むべき愚かな行為で間違いありませんが、未知なるものを怖れる感覚は生き物の自衛本能として当然です。宇宙人Xが、人間と見分けがつかないばかりでなく価値観を共有でき生殖も問題ないなんて、そんな都合の良い話を誰が信じるというのでしょう。仮にそれが真実だとしても、人間と異星人の交配を是とするのは種の尊厳に関わる重大案件であり当人が「知らなかった」はあってはならないこと。外国人との結婚や所謂「多様性を認める社会」等と同次元で語れる話ではありません。つまり主張が正しくとも、例示が適切でないため説得力を失ってしまうケースと感じました。喩えるならカレーライスを便器型の皿で提供するような。どんなに美味しくても台無しです。おっと、この喩えは下品かつ頓珍漢でしたか。
ところで日本政府のX容認政策は、某国のマリファナ合法化と同類であり「もうXを排除できないほど人類に溶け込み同化している」を意味していると考えられます。となれば前述の「種の尊厳」を問う段階はとうに過ぎており、好むと好まざるとに関わらずXを容認するより他に道がない状況と推測されます。労働力不足解消のため外国人技能実習生を受け入れまくっている何処かの国の現状と大差ないような。いやはやファンタジーにしては問題が切実過ぎて滅入ります。もっとも同種で殺し合いばかりしている地球人より、Xの性質を受け入れ平和に暮らせるならその方が幸せかもしれません。地球人として凄く負けた気がしますけども。
最後にキャスティングについて。久々に上野樹里さんを観た気がしますが大変素晴らしい。三十路半ばの独身女性の何処か寂しげな憂いの表現が絶品でした。一躍人気者となった「のだめ」当時も輝いていましたが、さらにステージが上がったようで大変好感が持てました。正直本作の上野さんであればXであろうとなかろうと関係なく、同じ「生き物」として一生を添い遂げたいと思えるほど魅力的だったと思います。おっと、妻帯者の不適切発言失礼いたしました。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 6点(2024-04-07 22:25:08)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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