みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
34.80年代を中心に、ほぼ何の話題を提供することもなく細々と続いていた、という印象の、スタートレック最初の劇場版シリーズ。何だか、少数の熱狂的なファンに支えられてスーパーの駐車場とかでひっそりと興行を続けるインディープロレスを思い起こさせますが。 しかしこの第1作(だけ?)は高額の製作費が投入され鳴り物入りで登場した超大作。製作は79年、ってんだから、いかにもスターウォーズの成功にあやかって慌てて準備しました、という感じのタイミング。 スターウォーズが、基本的なノリがあくまでチープな冒険活劇だったのに対し、こちらはいかにも「SFやります!」という意気込みを感じさせて、例えば最初の方に登場する、ポッドの着艦シーンなど、ストーリー重視のスターウォーズだったら省略されそうな細部の描写が、盛り込まれてます。 エンタープライズ号が調査に向かう、謎の巨大物体、この描写なんか、インデペンデンスデイの先取りと言ってもよいのでは。 で、この作品がオモシロいのか、と言えば、勿論、そんなにはオモシロく無くって、そこがスタートレックのスタートレックたる所以、と言ったところでしょうか。 それにしても、スキンヘッドの女性がワイシャツ一枚みたいな格好をしていると、なんかエロい。なんででしよう? 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-05-29 12:06:25)(良:1票) 33.テレビSFの宇宙大作戦の映画版。ちょっと、期待して見に行ったが、残念な結果。絵的にワクワクするとこがなく、単調な内容。テンポが悪い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2018-12-24 18:52:23) 32.《ネタバレ》 劇場で見た時の合成のマスクズレが、画面が小さいので目立たなかったのは幸いだった。あとは、合成の色味というか環境光の色温度的なものが合っていないところが多くて、画面的につらいのは、古い特撮なのでしょうがないか。 でも、話の内容的には「うん、これこそSF」という感じで、何かというと敵と戦って勝利する、という戦闘映画=セントウフィクションではないサイエンスフィクションになっていると思う。 まあ、最後人間と一体になるとか、細かいところ分かりにくかったりする部分もあるが、その辺はノリ。その後ヴィジャーはどうなったのかとか、彼の持ってきた膨大なデータは受け取れなかったのかとか、疑問は残る。それと、自分を作った創造者が自分より劣った(と思っていると思う)炭素体ユニットだったと知った時に、この知能はどう思ったのだろう? そういえば、物質転送とかワープ航法とかの世界にこんなことを言うのは何だが、機械が知能を獲得するという話は、公開時より現実味を帯びてきた昨今、より身近に信じられるようになったのは軽い驚き。 【2018.5.2 追記】 最近までTVシリーズを見ずに映画だけを見てレビューを書いた。今回「カーンの逆襲」を見る前に、TVシリーズを見てみようととTOSのブルーレイを購入・視聴してみた。まだ数話しか見ていないのだが驚いたことがある。光の速度を超える、やたら強いこの宇宙船は、どうやら惑星に降りることが出来ないらしい。地面に降りても「ゴロン」となっちゃうのかな?なるほど、宇宙のドックからこの船の描写が始まるのも頷ける。その他にもこの宇宙船はTV画面の中では、縦横無尽には動かない。数種類の決まりきった角度の動きが見られるだけだ。出発のシーンの、巨大な船をなめるように色んな細部を見せるシーンで、旧作のファンはさぞ嬉しかったに違いない。エンタープライズもTV版のようなプラモっぽさがなく重厚でよい。 物語的には、シーズン2の「超小型宇宙船ノーマッドの謎」に酷似している。先述した通り自分より劣ったユニットに作られた自分に対する、言わばイジメのようにノーマッドを駆逐したTV版よりも、創造主との合体で進化を望む本作は、なんだか非論理だが感動的で好きだ。 また、今作あたりまでギリでウフーラが美人。 【Tolbie】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2018-03-18 23:20:19)(良:1票) 31.数年ぶりにTVSFドラマ『宇宙大作戦』のキャストが再結集! なのはいいけど、ストーリーは退屈だし、特撮は冒頭のクリンゴン艦隊壊滅シーンとエンタープライズ発進以外はパッとせずガッカリ。 【ガブ:ポッシブル】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-11-09 01:01:10) 30.《ネタバレ》 スター・トレックの記念すべき第一作目の映画。派手なアクションとかは皆無ですが、スタトレってそもそもこういうものなんですよ。冗長なシーンが多いと思う人は多いだろうが、それがこの映画の見どころなので仕方がない。それまでTVシリーズの予算の枠から解き放たれ、想像力の赴くままに未知の光景を存分に作り倒す。驚くべきことにこれCGがほとんどない時代なのでほぼ全部特撮なのだ。同時代のスター・ウォーズに比べればチープに感じるかもしれないが、あちらは徹底して具象なのに比べてこちらは抽象表現の嵐。よくぞ作りました。 フラストレーションが溜まる場面は「若手の突き上げを食らうカーク」という落ちた英雄像を見せられることか。名声と裏腹に実力のピークを過ぎてゆく中年クライシス。スポックも母星の試練に落伍し、人間臭いヨレヨレ中年軍団のストーリーが展開される。時代性なりの古さを感じる点は特撮よりもむしろよく語られるテーマである「哲学性」。人類や生命そのものの進化というテーマは今の時代にはかえってリアリティがない気がする。 とはいえこれはSF映画の金字塔の一つであるのは間違いない。今からこの映画を予備知識なしで観て、迫りくる強大すぎる謎の存在に絶望感を感じられる人は幸いなるかな。 【tubird】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-03 01:39:35)(良:2票) 29.小学生だった頃、深夜に放送していた海外ドラマ「宇宙大作戦」を寝床から抜け出してコッソリ見ていました。ボリュームを落としているにも拘わらず、気付いた母親に何度も叱られましたけど止めなかったです。子供ごころにもそれほど面白かったし、私のSFマインドは育まれたように思えます。 スクリーンに復活した「宇宙大作戦」改め「スタートレック」は、ちょっと力が入り過ぎて、格調高くまとめようとしたことで躓いていました。テンポが悪いのです。テレビシリーズで感じていたような展開の早いワクワク感が少なく、テンションが下降するシークエンスがあります。実績のあるベテラン監督の起用が逆に機能したと云う意見です。劇場鑑賞後、2時間枠の地上波洋画劇場で90分にカットされたバージョンを観た時の方が見応えが高かった。それで改めて感じたことは、「スタートレック」の面白さとはB級ってこと。B級って決して二流・三流って意味じゃありませんが、品格や行儀はこのタイトルには似合いませんね。新シリーズはそのあたりを良く心得ています。カーク・スポック・マッコイのトリオ漫才でもう少し突っ込んで欲しかったです。 でも、良作・駄作をまとめて映画化された「スタートレック」には色々と楽しませていただきました。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-03-31 00:12:38)(良:2票) 28.トランプ大統領が誕生したら、きっとアメリカ人はクリンゴン人になってしまうんでしょうね。なかなか見応えがありました。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-02-28 03:00:37) 27.《ネタバレ》 この映画は、私が中学の夏に「スターウォーズ・帝国の逆襲」と同時期に公開されました。当時のキネマ旬報では「スターウォーズとは一線を画した本格的なSF映画」という趣旨で特集が組まれました。しかし私はTVシリーズを知らなかったので、映画館には足を運びませんでした。その後、テレビ朝日でシリーズの再放送が始まり、すっかり夢中になりました。 こうして高校生になり、某名画座で、ようやく観られました。バトルで解決するのではなく、議論を通じ【論理と感情/機械と人間】を対比させながら、明るい未来と人間性を示唆する展開は、スタートレックの初心者だった私にとって、まさにスタートレックらしさと感じました。また、製作時間の制約のためにドラマ部分とのバランスが悪いと言われていた特撮場面も、悪い印象は受けませんでした。むしろ、エンタープライズの美しさは勿論、ヴィジャーの張る磁界や本体の外観は、映画館のスクリーンでは非常に広大・巨大感があり、食い入るように見つめたものです。見終わったときは、スターウォーズとは異なる満足感に包まれました。 その後しばらくして、日曜日にテレビの地上波で放送されたときには、翌日「特撮もいいけど、それ以上に内容も素晴らしく、まさにSFらしい映画だった」と我がクラスでは大評判になりました。上記のアンドレ・タカシさんがおっしゃっている通り、短くカットされて小気味よいテンポになっていたこと、吹替えの台詞が字幕よりも丁寧だったことで、全体にわかりやすくなっていた(もちろん、短縮に無理があって唐突に場面が飛ぶ箇所も一部ありましたが・・・)のが、プラスになったように思います。特に、小型宇宙船でエンタープライズ号へ近づいていく台詞なしの数分間の場面は、劇場版ではBGMを流しているものの「ファンや、ジェリー・ゴールドスミスの音楽が好きな者以外には退屈ではないか」と世間での評判は、この冒頭の部分から意見が分かれていたものです。一方、このTV吹替え版では【恒星日誌】という体裁で場面設定に関する解説ナレーションを被せていました。劇場版よりも観やすく上手い演出だと思いました。 ただし、その後、日本でのビデオソフトとして普及したものは、1983年に米国で放送されたテレビ放映版でした。映画公開時にカットしていた場面を復活させたのには感心しましたが・・・私には、ただでさえ劇場版は長くて賛否両論があるのに、前後のつながりが不自然で却ってくどくなっている印象を受けました。「あくまでも模索版であり、これが映画版のスタートレックと思われるのは、マイナスではないか。これなら自分が高校時代に放送された日本のTV吹替え版のほうが、よほど良いのではないか」と釈然としない思いをしたものです。 幸い、2001年に、ロバート・ワイズ監督の再監修による【ディレクターズ・エディション】として真の完成を遂げました。この完成版を見ると…副音声等による当時の苦労話の情報と相まって「スタートレックの生みの親であるジーン・ロッデンベリー氏の思いと、ワイズ監督の堅実さが見事に結実した作品」だとあらためて思いました。ただし、以後の映画シリーズと見比べると【ロッデンベリー氏&ワイズ監督の考えていたスタートレックらしさ】と【多くのファンの求めていたもの】には違いがあることも否めないと思われます。 さて採点ですが、商業・娯楽映画という制約がありながらも、正統派のSF映画としての作風を貫き通した、今は亡きロッデンベリー氏とワイズ監督、そして、この作品に携わったスタッフの皆さんに敬意を表し、10点を献上します。 *以前は入力に字数制限がかかって、やむなくカットしていた文面があったのですが、アンドレ・タカシさんのレビューを拝見し、更新・復活させていただきました。 【せんべい】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-01-11 19:24:25)(良:2票) 26.《ネタバレ》 クライマックス、宇宙の果てで邂逅した機械生命体と人間が眩い光の中で「結合」する。 比喩でも揶揄でもなく、それは機械と人間との“セックス”だ。 字面だけを捉えれば、とても突飛でぶっとんだ表現だけれども、これこそがこのSF映画史に残るエンターテイメントシリーズの揺るぎない真髄であろうと思える。 必ずしも見栄えのいい娯楽性には流れず、宇宙そのものの姿と、その神秘を追い求める人間の姿を描き出していったからこそ、このシリーズは世界中のファンに深く愛され続けているのだろう。 J・J・エイブラムスによるリブート版で初めて「スター・トレック」の世界観に触れ、熱狂し、今回ようやく1979年の劇場版を観ることができた。 1966年〜1969年のテレビシリーズを経てからの劇場版なので、本当はそのテレビシリーズも観ることがベストなのだろうけれど、さすがに3シーズン79話もの映像作品を観る余裕はなかった。 主要キャラクター同士の関係性など、テレビシリーズを観ていればもっと楽しめたのだろうけれど……。 そういった世界観への馴染み難さも手伝って、特に序盤は非常にかったるい。 全体的にテンポも悪く、ストーリーテリングも上手いとは言い難いので、正直なところ映画の8割方はかったるいと言わざるを得なかった。 明確な徒労感を感じつつ映画は終盤に差し掛かる。 「退屈」の一言での酷評を心に決めかけたラスト20分、映画は突如として宇宙の神秘性に突き進む。 その展開自体はあまりに唐突で、やはり上手い映画だとは言い難いが、ラストの顛末はSFならではの衝撃性に溢れていて、それだけで印象的だった。 “創造主”の追求という宗教的な哲学性も加味しつつ、新しい進化の誕生を描いた顛末そのものは、SF映画史に残り得るものだったと思う。 この後の映画シリーズ、そして前段のテレビシリーズもやっぱり観たくなる。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-12-11 17:06:29)(良:1票) 25.《ネタバレ》 ○WOWOWさんが一挙放送されるとのことで意気込んで観たがこれで十分だな。○終始スローテンポで退屈でしかなかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-08-16 23:19:47) 24.《ネタバレ》 子供じみていてかつ難解なストーリーかと思いきや、後半多少なりとも盛り上がる。功労賞は、カーク船長でもなくスポックでもデッカーでもなく、アイリーア。あの坊主頭の美しき大尉(中尉?) 前半でも美しさは際だっていたが、後半アンドロイドになって表情一つ変えない魔性の魅力に惹かれた。それと雲をつかむようなストーリーが、ボイジャー6号とわかったときは急におもしろくなった。 1977年に打ち上げられたボイジャー1号と2号、その前のアポロ計画とともに私の青年時代の宇宙へ拡がる夢だった。もちろん6号というのは架空だが・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-03 16:48:17)(良:1票) 23.スローなテンポで少々退屈。もう少し派手な場面があってもいいのでは・・ 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-12-20 22:52:46) 22.《ネタバレ》 このシリーズは映画もテレビも見たことないので、初見となった。 70年代のSFが面白いわけないだろうと思っていたが、意外と楽しめたというのが正直な感想。 冒頭以外には、敵の宇宙人も登場せず、銃を使って撃ち合うこともない。 ストーリーは哲学的な内容で溢れており、現代ではなかなかお目にかかれなくなった、ある意味で斬新かつ新鮮なSF作品と感じられた。 「スター・ウォーズ」のようなエンターテイメント性、「エイリアン」のような神秘性、「未知との遭遇」「2001年宇宙の旅」のようなテーマ性を兼ね備えた作品に仕上がっており、ユニークかつ深いと感じられる。 その“深さ”も、一般人が楽しむことのレベルであり、理解できない難解さではないということも好印象だ。 本作をみて「機械ですら創造主を知りたい」と願うのならば、「炭素ユニットである我々も当然創造主を知りたいと願うのではないか」というようなことを考えていた。 宗教的な見地からも深みや面白みを感じられる。 深く考えれば、「人間と機械との違い」「人間とは何か」「人類の進化」という点まで広がる。 機械とは異なり、人間は非論理的であり、感情的であり、愚かなのかもしれないが、そうだからこそ、色々と何かを想像・創造して、幸福に生きることができるのかもしれない。 エンタープライズ号のクルー同士の微妙な関係も面白い。 はっきりしたことは本作では何も描かれていないが、「過去に何かがあったのだろう」と想像力が膨らむような作りになっている。 カーク船長も完璧な人間ではなく、ある意味では不完全な船長だ。 “機械”ではないので、不完全であることは当然なのかもしれない。 ただ、なかなか始まらないのでDVDが壊れているのかと思ったくらいに映画がスタートしないのは驚き。 いよいよ始まっても、序盤のスローな展開は異常。 エンタープライズ号にはそれほど興味が全くないので、ただの宇宙船を延々と映されたシーンが続いた際(ファンにとっては最高のサービスだと思うが)には、「これは絶対に寝るな」と思ったが、序盤を乗り切れば、あっという間にこの世界観に引きずり込まされる。 宇宙の神秘というか、宇宙の奥深さを感じさせるようにもなっており、ミッション終了後にカーク船長が宇宙に旅立つ前から、無性に「冒険に行きたくなる」ようにもなっている。 ファンが多いのも納得といえるデキといえる。 【六本木ソルジャー】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-14 03:06:20) 21.人気があるそうだけど、なんとなくストーリー的にもつまらない。 【甘口おすぎ】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-03-18 20:57:43) 20.筋はそう悪くないし、未知の物体の正体も良い。しかし尺が長すぎでテンポも悪い。特に序盤はあまりにスロー過ぎて眠くなります。これはTVなどで適当にカットされたものを観た方が面白く感じそうだ。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-10-21 21:37:26) 19.TVシリーズは、ほんと面白かったよなぁ。。。 今見ても古さを感じさせないし、キャラの個性がしっかり立ってるし、ストーリーも良かった。 サスペンス調で哲学的なのは、当時の映像技術が追いつかなかったからという理由もあるんだろうけど、それが逆にスタトレの「風味」になったんだなぁと。 ストーリーに深みが出たんですねー。 その世界観をスケールアップして持ってきた映画。 面白いですよ^^ 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-19 10:50:38) 18.《ネタバレ》 TV版スタートレックの面白さはオープニングで広げたでかい風呂敷(すごすぎる敵、現象)をどうやって無理矢理畳むかというところにある。ぜんぜん畳めていない駄作も多々あるが、その点この作品は冒頭いきなり広げられた100畳くらいの風呂敷が便所くらいに畳まれて、その落差が心地よいスタトレらしい佳作だと思う。実際封切りで観て「全知全能なのに空虚な存在とは?神オチか?」と圧倒された“ヴィジャー”が“実は知人”だったことに本当に驚いたものでした。これオリジナルシリーズの得意なパターンだよね。安易に善悪を持ち込まず、がちゃがちゃした戦闘シーンも無く、その格調の高さは以降の同シリーズと比べても抜きん出ている。新型エンタープライズを延々となめ回すように撮っている時点で一見さんが眠くなるのはまぁ仕方ないとしても本国のトレッキーの方々にも案外低評価だったようなのは残念無念。英語圏の人にはオチがすぐ分かってしまうのかなぁ。「ノーマッドの謎」の焼き直しに過ぎるという批判もあったようだけど、落語と同じで何度も繰り返し見る価値があるいい話じゃないすか。 【皮マン】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-06-24 16:24:22)(良:3票) 17.娯楽作品の中には、製作発表と同時にもうすでに一部の観客の中で映画が始まっている、というものがあります。本作が、そのひとつ。監督は、あのロバート・ワイズ。黒澤明がガッチャマンを映画化する、というようなもので、ファンは大喜び。案の定、レナード・ニモイの出演拒否、ダグラス・トランブルが病気で降板、ラッシュを観たワイズがカンカンになりまるまる1本撮影し直した、などなど、さまざまな情報(憶測)が飛び交い、ファンを大いに楽ませてくれました。本編ですが、ワイズらしい本格SFの真面目な作品。出来は、よい。ただし、テレビのスタートレックシリーズは、設定こそ本格SFであったものの、中身はSF娯楽アドベンチャーでした。「別にこの作品は、スタートレックでなくてもよかったのではないか?」ということを、ファンの多くにすぐに気がつかれてしまったのが本作の悲劇でした。 【DONGYAOS】さん 6点(2004-06-23 11:11:35) 16.ヴィジャーに入るとことか、やたら長いシーンとかあってイライラしたけど、この頃のSFってみんなこんな感じなんでしょうか?元は頓挫?したTVシリーズ第2弾のオープニングエピ(2時間枠)の為に書かれたシナリオだそうなので、映画でやると間延びしてしまったのかな。 【鈴都丸子】さん 5点(2004-05-04 20:24:13) 15.「SW」「CEOTK」の大ヒットでSF映画ブーム到来!人気テレビシリーズ「宇宙大作戦」まで映画になると聞いてワクワクしたが、監督がR・ワイズと知っていやな予感。そして...的中。簡単に言うと...私のようなヘナチョコ頭には、ちと難しかったです。ビジュアルとしてはいい線言ってると思いますがね。 【nizam】さん 6点(2004-03-11 12:32:08)
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