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デスパレート・ラン

The Desperate Hour
(Lakewood)
2021年【米】 上映時間:84分
アクションドラマサスペンス
[デスパレートラン]
新規登録(2024-07-10)【タコ太(ぺいぺい)】さん
公開開始日(2023-05-12)


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監督フィリップ・ノイス
キャストナオミ・ワッツ(女優)エイミー
ジェイソン・クラーク〔男優・1969年生〕グレッグ
製作ナオミ・ワッツ
製作総指揮テオ・ジェームズ
配給イオンエンターテイメント
あらすじ
夫を亡くした心の傷を癒すことが出来ずにいるエイミーは、二人の子どもを養うために懸命に働いていた。ある朝、子どもたちを学校へ送り出した彼女は日課としているランニングに出るが、突然スマホから「息子が通う高校で緊急事態発生」とのニュースが流れる。彼女は、高校で何が起きているのか?息子は無事なのか?を知るべくスマホを駆使して情報収集を図るが、娘の無事は確認出来たものの、息子については安否どころか登校したのかさえも分らない。駆け付けたくても高校から遠く離れた森の中にいる彼女は、現場に向かう手段さえままならない状況にあった。果たして、息子の通う高校で一体何が起きているのか?エイミーは、スマホだけを頼りに只管走り続けるのだった。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2024-07-11)
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 彼女の名は、エイミー・カー。何処にでもいるような平凡な主婦だ。高校生の長男とまだ小学生になったばかりの娘と郊外の静かな田舎町で暮らしてる。ただ、その生活は決して順風満帆とは言えなかった。何故なら一家の大黒柱である夫が一年前、急な交通事故でこの世を去ってしまったから――。父親っ子だった長男ノアはそれ以来精神的に不安定となり、塞ぎこむ日々が増えてしまった。母として何とか生活を立て直そうと努力しているのだが、それでも難しい年頃であるノアとはいつも擦れ違ってばかり。その朝もノアは自室に引きこもり、学校には行かないと言って寝込んでしまった。心配しながらも日課であるジョギングに出かけるエイミー。誰もいない森の散歩道をただひたすら走り続けていたそんな時、彼女のスマホに信じられないような連絡が届く。なんと息子の通う高校で銃乱射事件が起こり、今も犯人は人質をとり教室に立てこもっているというのだ。息子に連絡を取ろうとするも何故かまったく繋がらない。すると刑事を名乗る男から電話があり、「あなたの息子さんが学校にいる」と告げられるのだった……。舞台となるのは閑散とした森の中、登場人物もほぼナオミ・ワッツ演じるこの母親一人のみ、あとはただたすらスマホで色んな人とやり取りするだけでストーリーを進行させるこの作品。思い出させるのは、『オン・ザ・ハイウェイ』や『ギルティ』などのワンシチュエーションスリラーでしょう。こーゆーほぼ一人芝居となる映画って、やはり主役となる役者の演技力がポイントとなるものですが、そこはさすが百戦錬磨の名優ナオミ・ワッツ。愛する息子を救うために奔走する母親を熱演していて大変見応えありました。最初はただ息子の安否を知るために奔走していたのに、刑事からもしかしたら犯人はあなたの息子さんかもと告げられた時の茫然自失となる姿なんか見てらんない。それでも息子の留守電に「もちろん信じてないけど、もしそうなら終わらせて……」と悲痛なメッセージを残すシーンなんて思わずウルっときちゃいました。その後、とにかく愛する息子の為にもはや暴走してしまう彼女には痛々しいと思いながらもいたく共感。ともすれば退屈になりがちお話なのに、最後までずっとハラハラドキドキしながら観られたのは、このナオミ・ワッツの熱演と監督のツボを押さえた演出力の賜物。まぁ突っ込みどころは満載ながら(朝のジョギングに8キロも離れたこんな森の奥深くまでくる?とか、容疑者の母親かもとなったらさすがに警察がすぐ迎えをよこすだろ!とか)、エンタメ映画としては充分及第点。自分は面白く観ることが出来ました。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2024-10-30 11:02:21)

1.《ネタバレ》 ナオミ・ワッツさん見たさに鑑賞。けれども今ひとつハマリ役とも言い切れない微妙な雰囲気。それは、ひとえにヒロインの姿に感情移入出来なかったからだと思えます。

最愛の夫が急死したショックに対し懸命に平静を保とうとするエイミー。夫に先立たれ悲しみに打ちひしがれるとともに途方に暮れる妻の心理。それでも強くあって自分同様激しく傷ついている子どもたちを支えて行こうとする母親の心理。豊かな森に身を包まれ激流の力強さを全身に感じ、自然という圧倒的な存在から生きる力を得てこの難局を乗り切ろうとする姿。自分なりに理解は出来ます。

ただ、だからと言って容易には戻れないほど遠くまで独りランニングするというのが日課?しかも、最愛の父と突然死に別れて悲しみに暮れる息子を家に置いたまま?なんだか理解し難い。

更に、異変を察知してからの暴走とも言える振る舞い。我が子を心配しているんだから何でもあり的な行動や言動。(語弊があるかもしれませんが)普通の妻であり普通の母であればある意味当然の振る舞いとも思えますが、弱き母が事件を通して強く逞しく成長していく姿を描いた作品ということでもないと思いますので、ヒロインのあまりに普通過ぎる姿に肩透かしを食ってしまったような感じです。

じゃあ本作のヒロインにどんな姿を期待していたの?と問われれば、それはそれで回答に窮してしまう訳で、要は冒頭に書きましたようにナオミ・ワッツさんが演じるヒロインにもっと特別な何かを期待してしまっていたようです。

特にドンデン返し的な展開もなく淡々と物語が進む中、ほぼ全編にわたって独り芝居的に演じきった(走り切った)ナオミ・ワッツさんの熱演に+1点の6点献上します。 タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-11 11:34:45)

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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.50点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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