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がんばっていきまっしょい(1998)

1998年【日】 上映時間:120分
ドラマスポーツものスポコンもの青春もの学園もの小説の映画化
[ガンバッテイキマッショイ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-13)【Olias】さん
公開開始日(1998-10-10)


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監督磯村一路
キャスト田中麗奈(女優)篠村悦子
真野きりな(女優)菊池多恵子
中嶋朋子(女優)入江晶子(女子ボート部コーチ)
本田大輔(男優)安田俊二(男子ボート部キャプテン)
松尾政寿(男優)関野大
白竜(男優)篠村健作(悦子の父)
森山良子(女優)篠村里子(悦子の母)
桜むつ子(女優)篠村フキ(悦子の祖母)
松尾れい子(女優)篠村澄子(悦子の姉)
徳井優(男優)渡し船の操縦士
ベンガル(男優)現在の教師
小日向文世(男優)現在の教師
大杉漣(男優)校長
有薗芳記(男優)数学教師・小池
神戸浩(男優)港山の駅員
森山直太朗(男優)
升野英知(男優)
敷村良子(女優)
原作敷村良子「がんばっていきまっしょい」(マガジンハウス)
脚本磯村一路
撮影長田勇市(撮影監督)
製作周防正行
ポニーキャニオン
フジテレビ
アルタミラピクチャーズ
プロデューサー関口大輔(アソシエイトプロデューサー)
武政克彦(エクゼクティブ・プロデューサー)
松下千秋(エクゼクティブ・プロデューサー)
配給東映
美術磯田典宏
鈴村高正(装飾)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集菊池純一
録音郡弘道
照明豊見山明長
その他日活(協力)
IMAGICA(協力)
あらすじ
進学校である東高に合格した悦子(田中麗奈)は、高校で何をすればいいのか悩んでいた。家出した防波堤でボートの練習を見た悦子は、高校ではボートをやろうと決心する。しかし、女子ボート部はない。「なかったら、つくりゃいいんじゃ!」とボート部を立ち上げ、部員も5人揃えたのだが・・・。悦子のボートにかける青春と、幼馴染のブー(松尾政寿)との淡い恋。

fero】さん(2003-12-21)
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【クチコミ・感想】

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119.《ネタバレ》 公開当時は時の人・なっちゃん主演ってことで、勝手にふわふわしたアイドル映画だとばかり思っていました。でもここでのレビュー数に対する評価が高いので、観る価値あるんだろうなと思ってました。Wボーイズ&Sガールズのプロデューサー・チームの作品だそうだから、部活ものコメディの元祖的な作品なんだろうかな?って思ってましたが、バリバリ正統派の青春映画でしたね、驚きました。

現代の朽ち果てたボートハウスから、色褪せた写真の当時へ。郷愁を誘うオギヨディオラの美しさから、キラキラした夕焼けに照らされた海面の美しさへ。公開時の22年('76年)も昔の物語で、まるで原作者や監督の、学生時代の記憶の中の美しさをそのまま映像にしたような美しさです。映画化に際して、敢えて現代劇に置き換えなかったのが良かったと思います。

女子ボート部設立の、最低限の人数揃えるのがやっとの状態で、本戦は予想通りの敗退。
写真の'77年。なんか凄いコーチが来たけどやる気ないし、新入部員は1人だし…全校生徒の応援とかもなく、決して華々しい大会じゃないけど、彼女たちの頑張る姿が、なんか心に響きました。朽ち果てたボートハウスの色褪せた写真の中、確かに存在した彼女たちの青春。
学生時代に何かを必死に達成しようとする姿。結果ではなく、晴れの舞台で全力を出す姿。それはきっと多くの人が自ら体験していることでしょうから、彼女たちに自分をダブらせて、心に響いてくるんでしょうね。素直に感動しました。 K&Kさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2024-09-05 21:53:19)

118.《ネタバレ》 女子ボート部という存在に着目したセンスはなかなかだが、そこで創作が終わってしまったというか・・・。まず、大事な基礎トレの描写がほとんどないので、ボートってそんなに簡単なの?と思ってしまうくらい、あっさり漕げたように見える。男の子をそれらしく登場させているが、ほとんど機能していない。コーチの造形は陳腐レベル。それと根本的なところで、ボートが漕がれて進むシーンはたくさんあって、それはそれで目を引くのですが、その際の各メンバーの手足の動きや力のこもり方、表情、呼吸なんかは、かなり見過ごしにされているのではないでしょうか。結局、一番ドラマを感じさせたのって、冒頭の現在の一幕だったような。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-07-24 01:17:10)

117.盛り上がりそうな青春系スポーツものだが、想像よりは地味に作られている。
これをいいと思うかそうでもないか、が評価の分かれ目になるが、個人的にはもう少し余韻の作り方があってもいいかな、と感じた。 simpleさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-12-03 13:04:56)

116.《ネタバレ》 冒頭、朽ち果てた高校のボート部の部室から始まったと思う。
そして過去にさかのぼり、主人公が女子ボート部を設立し、レースで少女たちが頑張る。
喧嘩したり、悩んだり、恋したり、高校生たちの青春が描かれる。
最後は、冒頭に戻って終わる。

たぶん、10年以上前にテレビ放送で観た。
本当に嫌な人が出てこない映画。
また地味な映画だと思う(そこが好きな人がいるはずだ)。
少女たちが可愛かった。

高校女子ボート部の青春が、たしかにあったのだ。
だがそれはもう過去のことで、だが、確かにあったのだ。
懐かしいわけでもなく、悲しいわけでもなく、虚(むな)しいわけでもない。
「あれは、たしかにあった」というのがテーマの気がする。
現在2017年。もう20年も前の映画だ。少女たちは40歳近いだろう。
いま12月だが、出演者たちの誰かは、今年、この映画を観たのだろうか。 激辛カレーライスさん [地上波(邦画)] 8点(2017-12-15 23:09:10)

115.よかったー!
ぐっと胸に熱いものを感じる青春スポコン作品です!
最後のレースは胸熱!! へまちさん [DVD(邦画)] 9点(2017-09-24 11:54:38)

114.田舎の女子ボート部の青春ドラマ。現代から見れば牧歌的で刺激の少ない青春時代なのだろうが、素朴な雰囲気、美しい映像(景色)、よい音楽によって、とても心に来る作品になっていると思います。松山の風物や昭和の諸々も嫌味なく取り込まれており、すんなりノスタルジーにも浸れました。
高校時代は長くはありませんが、感受性と若さに満ちているので、濃密な時間を過ごすことが可能な時代だったな、とかつての自分の部活時代のエピソードや友人たちの顔も思い出しました。 クリプトポネさん [映画館(邦画)] 8点(2017-08-16 21:35:11)

113.田中麗奈はじめ、女性部員の素朴な感じがいい。 nojiさん [DVD(邦画)] 6点(2015-09-19 00:49:58)

112.なぜこんなに評価が高いのか全くわからない映画。 aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 3点(2014-09-15 11:41:15)

111.《ネタバレ》  抑え気味な演出、演技、ストーリーに親近感や臨場感を感じることができるので、個人的には好きなタイプの映画です。
 ただ本作の場合、「高校生はこういうもんだ」というイメージで捉えすぎているために、自然な高校生を意識しすぎて逆に不自然さを感じてしまうきらいがあります。本来の中高生は、熱くなるときは熱くなるもんです。特に練習シーンでの熱量は不足気味。練習での熱量が確保されているからこそ、本番での悔しさや喜びに共感を覚えるんですよね。 それでもダッコが泣きながらオールを漕いでいる姿や、おとなしいヒメが「ビリじゃないよ」と絶叫する姿や、やる気のないイモッチが何気に血まみれになってもオールを漕ぐ姿に感動しちゃいます。要は、そのすばらしい感動の演出のための説得力が全編にわたってちょっと足りなかったかなと思えるんです。
 ただ、コーチが少しずつ選手たちに寄り添いはじめる姿は自然で良かったです。特に悦子がバッティングセンターでもらした本音がコーチの共感を呼ぶシーンなんかは、ありきたりだけど好きです。できることなら、そういったエピソードが他の部員たちにもあれば、説得力も共感の度合いも、そして各シーンでの感動や味わいも、また違ったものになったかもしれません。良い作品には違いないんですけどね。 たきたてさん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-27 15:09:20)(良:1票)

110.《ネタバレ》 ○こちらで好評とあり期待してみたが、ありふれた青春スコポンものだった。○垢抜けてない田中麗奈やコーチ役は良かったが、スローなどの演出などあざとい割りに、心理描写はあっさりしてるんだな。 TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-01 00:41:34)

109.《ネタバレ》 田中麗奈が色んな意味で、まだ汚されてなく初々しく可愛いので観れた(私の娘が田中麗奈だったら、白龍さんみたいな態度はとらないぞ・・・)。

本当、何か一つの事に一生懸命なのは美しく、若いって素晴らしい・・・とは思ったけど、ストーリーとしては凡庸で物足りなく感じました。
たぶん私個人が学生時代、特に何もせずダラダラと過ごしたからで、輝いている彼女等が羨ましい気持ちこそあれ、そこまでノスタルジーに浸れませんでした。

それより明日からの俺こそ、がんばっていきまっしょい、しょい・・・てとこ。




ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 5点(2013-07-25 16:21:44)

108.《ネタバレ》 この映画がいいと思う理由が自分でもよくわからないのだが、要は懐かしいということだろう。美少女系の人物でも垢抜けないように見えるのは、いかにも当時の(地方の)高校生らしい。
何ということもない高校時代の一年半でも当人にとっては結構長いわけで、春の柔らかい日差し、夏の海と島、晩秋の寒々とした艇庫、冬の街と、季節に応じて見える風景が変わっていたが、その間に登場人物の心持ちもずいぶん違ってきていたはずである。それを成長と呼ぶには大げさだが、それでも月日とともに何かが確実に変わり、その後の人生を変えていくのも間違いないことである。
映画のラストは原作の本編そのままで、何かあっけない幕切れのようでもあるが、しかし現実の人生に途中の終幕はないわけで、この後も主人公のストーリーは続いて行く。その一部を切り取っただけのものであっても、それが多くの人の思いの受け皿になりうるのであれば、それだけで価値ある映画といえるのではと思う。
ただし個人的に残念なのは、自分は劇中人物のようにバカになって一生懸命何かに取り組んだ経験がなく、何か他人の青春を眺めている気がすることである。こんな時代にもう戻れないのはもちろん、自分にとっては人生で実現できなかったこと、人生の欠落箇所を今になって指摘されたようで切ない。この映画を見て自分のことのように感じられる人々が羨ましい、というのが率直な感想だった。
以上、純粋に映画だけでなく原作の印象が混じっている気もするが、映画独自で評価できる要素としては、映像面とともに音楽の存在が大きいように感じる。

なお昔話になるが、学生時代に誰かが学内のボート競技大会(自由参加)に応募したため自分も駆り出され、全員素人ながらそこそこ練習して本番に臨んだが、一回戦で誰か(おれではない)がシートを外してしまって、そこで終わりになったのが思い出される。実際にボートを漕いだ体験は自分とこの映画をつなぐ貴重な接点になっているが、その場所は先の震災で被害に遭い、漕艇部の艇庫などはもう別の場所に移転してしまったらしい。 かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-10 19:24:29)(良:1票)

107.《ネタバレ》 さわやかな青春物の佳作。
主演の田中麗奈はいい女優だと思うが、今後もこのデビュー作を超えられないかもしれない。
台詞のたどたどしさはあるが、瑞々しい存在感が半端ない。
女優として経験を重ねてうまくなったとしても、当時でしか表現できないものがある。
きらめく水面をボートが走るシーンが象徴的。
バックに流れるLee-tzscheの「オギヨディオラ」がとてもいい。
ノスタルジックな気持ちで、なんだかせつなくなってしまう。
ラストでは、冒頭にも出てきた、廃墟になったボート部の部室。
その壁に貼られていた色あせた写真が、ぐっと胸に迫ってくる。

棒読みの役者、新入部員が悦子復帰後にストーリーから消えたなど、欠点も目に付く。
ところが、それを凌駕するだけの不思議な魅力があった。
一番輝ける時期のすばらしさ、はかなさのようなものを自分の過去と照らし合わせて懐かしむような感覚。
作品としての完成度など無視してしまえるくらい好きになった映画で、時を経て観直しても色あせない。 飛鳥さん [ビデオ(邦画)] 10点(2012-12-17 21:02:25)(良:1票)

106.《ネタバレ》 これを観て田中麗奈が好きになりました。映画を見なおした回数は私ランクNo.2かもしれません。原作ありきの映画ですが、若い演者さんが頑張って演じていて好感持てますね~。終わり方が少々残念(そこが良ければ甘々の10点献上…)でしたが、素朴な青春モノを求めている方にはツボだと思います。原作もその後の話やら変化に富んでいて面白いです。昔の田中麗奈は良かった。昔は…。 mustang_newsさん [DVD(邦画)] 9点(2012-09-25 00:07:13)

105.《ネタバレ》 逆光の海を滑るボートを眺め、そのどこに魅かれたのかは解からないけどボート部入部を決意する主人公。この適当とも思える動機付けがとても印象的でした。人が何か始めるきっかけって、大概はそんなものだと思う。それが「自分にはボートしかない」とまで言い切るほどに入れ込んでしまう。本作はそんな記憶があるか無いかで、随分と視線が変化する作品だと思います。私はただただ、30年以上も昔のことになる自らの部活を思い出しながら観ておりました。自分は陸の上を駆ける競技だったのでボートとは全く無縁ですが、劇中の彼女たちとほぼ同年代だからなのか類似するシチュエーションが多々あって、無条件に共感してしまう。合宿の思い出、故障して満足に練習できない焦り、簡単に辞めろと言う肉親、年度が進むごとに緊張が増す試合、あと一歩で届かなかった目標、などなど。劇中に自分が見えました。部活に打ち込んだ記憶は年齢とともに遠くなっても減衰することはなく、私はこの種の映画には滅法弱い。個人的にとても素晴らしい作品でした。過去を懐かしむことに何の意味があるのかと問われれば、人生ってそんなものでしょ、と答えます。 アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-10 22:21:00)(良:2票)

104.どことなく70年代っぽく感じられる点は良いが、ストーリーはあまり盛り上がらなかった。田中麗奈は当時18歳か。初々しいなー。 リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-03 11:00:46)

103.《ネタバレ》 学園モノで、若い子たちががんばっている映画って、誰がどう創ってもそれなりの感動が生まれるものですが、最後まで何の感動も印象深いシーンもありませんでした。前半はダラダラして飽きてくるし、演技力のない子供の棒読みのセリフが最後まで鼻につくし、数時間前に観たばかりなのに、内容はほとんど記憶に残っていません。とにかくひどい映画でした。 ramoさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-10-30 21:28:25)

102.見終わったあと少しほっこりしました。 アフロさん [ビデオ(邦画)] 6点(2011-06-04 00:46:25)

101.《ネタバレ》 最初はなんかダラダラした感じで大丈夫かよと思いましたが、だんだん必死になって頑張るようになる姿はまさに青春という感じでノスタルジックな気持ちになりました。最後のボートを漕ぐ絵はホントに良いシーンだったと思います。邦画であるがゆえの良さが出ている佳作です。 さわきさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-22 22:10:50)

100.甘酸っぱい青春映画です。見せ方が独特で見る人を選ぶでしょう。 akilaさん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-18 13:26:12)

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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 119人
平均点数 7.36点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
332.52% line
443.36% line
51411.76% line
61512.61% line
71815.13% line
83025.21% line
92521.01% line
10108.40% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.87点 Review8人
2 ストーリー評価 8.16点 Review12人
3 鑑賞後の後味 7.84点 Review13人
4 音楽評価 8.80点 Review10人
5 感泣評価 7.85点 Review7人

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