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【クチコミ・感想】
2.《ネタバレ》 冒険小説の大家アリステア・マクリーンの原作を名匠ジョン・スタージェスが監督して映画化したのに、これが意外にも面白くないんだなあ。ソ連の衛星が北極に投下した何かを米英ソが争奪戦を展開するというのがストーリーラインです。英国人の謎の男を便乗させて作戦の概要を知らずに北極に向かう米海軍原潜、艦長はロック・ハドソン。この謎の男、実は秘密工作員をパトリック・マクグーハンが演じますが、あの『プリズナーNo.6』の人ですから正体不明の怪しさは半端ないです。でもこの映画、北極に到着するまでがとにかく長い、長すぎる。その間米海軍協力の実物を使ったりしての原潜内でストーリーが進行するのですが、艦内での作業や運航手順を丁寧に見せるところは好感が持てました。北極に着くまでに魚雷発射管への破壊工作であわや沈没の危機に陥りますが、下手人として怪しまれるのはマクグーハンとやはり途中から便乗してきた亡命ソ連人であるアーネスト・ボーグナインと海兵隊大尉、いちおうサスペンス・スリラー的な要素も盛り込まれています。でも北極にたどり着いてからの展開には、正直言って?が十個ぐらいついてしまいます。未だに理解不能なのは“なんでマクグーハンがあの人を射殺したのか?”ということなんです。これは脚本家の腕がイマイチなのか私の頭が悪いのか、どっちなんでしょうかね。 そう言えば、この映画には全編で女性が一人も登場しませんでした、エキストラ的なのも含めてです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-11-25 21:50:41)
1.A・マクリーンのベストセラー小説の映画化。米ソ冷戦時代、両国の軍事基地を撮影した衛星が、誤作動で北極の英軍基地付近に落下する。そのフィルムの回収をめぐり、一触即発の戦争の危険をも孕む、米ソの熾烈な闘いを描いたもの。超大作というフレコミではあったが、ただ、上映時間がいたずらに長いというだけで、肝心の北極のシーンの大半はいかにもセットと分かるレベルで、シネラマの大画面ではミグ戦闘機の編隊飛行が、唯一迫力あるシーンだったように記憶している。男性アクションの名作を数多く世に送り出してくれたJ・スタージェス監督としては不本意な作品だったと言える。 【ドラえもん】さん 6点(2002-05-09 18:17:33)
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【点数情報】
Review人数 |
2人 |
平均点数 |
5.50点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 50.00% |
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6 | 1 | 50.00% |
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7 | 0 | 0.00% |
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8 | 0 | 0.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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